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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です
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前回の「バランス不足がダメな家を生む」にての気流止めの有無。
 
実はそんな片手落ちの施工でも断熱材が規定量だけ入っていれば
長期優良住宅やエコポイントの審査には通ります(竣工検査はありません)

性能が無くても そこに規定が無いから問題ないのです。
結露しようが腐食の原因になろうが瑕疵とは認められません・・大事なんで2度言いましたよ(笑
 
また この様な話をすると必ず「昔の家はー隙間風がー」って言う昔話を
好む方がみえますが(笑 昔の家には気流は存在しませんでした
 
もちろん囲炉裏で煙を放出しなければイケマセンから
意図した隙間(開口)はありましたが 壁内での通気は無かったのです。
 
単純にイメージ頂いて伝統的な日本の家は建具のみで仕切られていて
開け放せば柱のみの大空間になりますよね。
 
良い悪いは置いといても建具が通る為に壁の厚みは「框・鴨居」で
仕切られてしまいます。
 
そしてその上下や建具の無い壁の部分は土壁が塗りこまれていました。
上下間は土台~桁・桁~桁間とやはり 気流が発生する空間はありません
 
また 耐力的には殆どが「力貫」を用い柔構造としてありましたし
筋交いがあったとしても3尺幅なんて粗末な考えは無く 限りなく45度に近く設置され
構造力学的にも理にかなったモノとなっていました。
 
そうです。
現在「在来工法」と呼ばれる木造軸組は全く「在来」では無く
大壁や3尺筋交いが認められた時点で「新・在来」へと別物になっていたのです。

ですから戦前の日本の家と 戦後の家を同軸で考える事そのモノがナンセンスなんですね^^
 
「それでも昔より家は暖かくなったよねー」それはその通りかも知れませんよ。
でもね ひとつ開口部だけで見れば ガラスの熱伝導率はK=5.2Wに対し障子はK=4.8W。
襖に至ってはK=3.0Wで ガラスよりも全然熱を伝えにくい事が判ります。
 
そして土壁に代表される素材は 大壁には無い「蓄熱」と言う力も持ってます。
あんがい暖房器具が進化しただけで建物は衰退して来たのかもです(笑
 
「温故知新」別に時代を逆戻りしようと言ってる訳ではありません。
間違った進化を遂げて来たのなら それを認め正しく修正し進めば良いだけの話です^^

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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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