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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です
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 床構面は大切と言うお話。
 
「耐震=壁強度」と言うイメージがあると思います。
 
ハウスメーカーのセールスでも殆どが
「強い壁」を謳いますので それも致し方ないですが^^
 
でも 本当は水平構面(床)と鉛直構面のバランスが大切。
 
壁だけ強くても 床が受けた水平力を的確に壁に伝えるだけの
「強い床」が無ければ構造は成り立ちません。
 

コレ実は 意匠設計の段階で、構造計画を意識しないと
経済的に強い構造は成立しないと言う事にも繋がります。
 

営業マンがお客様に聞いた希望だけで チャカチャカっと
書いた様な平面では 構造そのモノがアウト!と言う事も多く(汗

 
でもそんな危険な建物でも・・
 
4号特例(木造2階建て)の構造計画検討の提出義務が無い事を
構造検討不要と勘違いして そのまま建ってしまう訳です。
 

とりあえず ケーススタディといたしましょう。
 
例えばこんな図面集より
 
 
 

実際に建築家さんが書いた図面が載ってます。
 
そこで エイ!っと開いた図面がこちら。
 
 
 

ほほぅ・・イキナリ床が無いですな(爆

 
これを開放的!とか 明るくて素敵!と感じる事も良いですが^^
 
早速 床についてツッコんでみましょう。
 

と 思ったら・・・(-_-;)
 

壁直下率無さすぎ(-_-;) (-_-;) (-_-;)
 

↓ とりあえず一階図面に2階壁を乗せてみました。
 
 
 
全く壁が足りません・・ってか建築基準法すら満たせません(滝汗
 
書いたのは御高名な建築家さんらしく お名前まで載ってましたが(涙
 
実はこんなんでも建築確認は通るんです・・・。
 

構造検討の提出義務が無いだけで 構造検討は必要なのですが(号泣
 

ま まぁ それは差し置いて(差し置けないですが)水平構面の検討
 
↓斜線入った部分が水平構面(床)です。
 
 
 
吹き抜けだけで無く 階段部分にも床は無いですよね。
 
これだけの床構面で 横からの力を的確に階下に伝えられれば良い訳です。
 
 
まずは X方向。一階は無視しても(涙)この程度の吹き抜け割合なら
水平検討した場合クリアできると思います。
 


問題は Y方向・・。
 
 
 
まず Y3通り・・100%計算に乗りません。
 
Y2通りも 一階に壁があったとしても(無いですが)まず無理でしょう。
 
Y1通り位なら問題ないですが この図面の場合
地震が来たら 斜線の部分・・納戸と階段の辺から崩れ落ちます(キッパリ)
 
その前に 壁直下率が悪すぎて一階部分が折れますが(汗
 

こちら 本にまで載ってる「使える間取り」ですからね・・
 

でも
 

使えません(涙

 
 
ケーススタディが悪すぎて 床の話が薄まりましたがw
 

構造は床が大切~6面体のバランスが大切と言う話でした。
 
 
4号建物(木造2階建て以下)は構造検討しなくても良いのでは無く
 
構造検討は必須で その検討事項の提出義務が無いだけですからね。
 
 
大切なボヤキでした。








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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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