今朝ちょっとツイッたけど　政府の新指針への雑感に捕捉。


省エネ、建物全体で評価　政府が１３年ぶりに新基準　【日経新聞】

----記事抜粋----------------------------------

住宅は断熱性能のみを評価してきたが。冷暖房、換気、証明、給湯の４つの機器の省エネ性能も対象に加える。基準の物差しが増える反面、経産省は「比較的省エネ性能が高い市販製品を購入すれば、満たせるような基準を設ける」考えだ。省エネ基準を満たそうとする家庭に過度な負担が生まれないようにする。

このほか太陽光発電装置を取り付けた場合は、建物全体の省エネ性能が高まったとみなす。

-----引用終わり-------------------------------                   

如何にも、省エネを目指す家庭への救済措置みたいな事言ってるけど
単に「家電エコポイント」が終わったから　業界への二次対策見え見え。

あくまで高効率機器に依存したい様だが　ここで問題提起。

穴の開いたバケツに水を貯めようとしても　入れる水より
漏れる水が多ければ水は貯まらない。

スマートハウスおおいに結構。創電住宅おおいに結構。しかしその前に
しっかりとした器が無ければ　本来の意味での「省エネ」には向かわない。

これでは　↓ フラット等の基準にもある「断熱緩和策」と同じである。

断熱補完計画に気をつけろ　【 以前のヒトコト 】




上リンク先の様な緩和処置は全体の数字を満足するだけで
エネルギー損失的には何も好転しないのだ。

すごく短絡的に言うと この新基準  -------------------
隙間風ピューピューの無断熱住宅に 太陽光パネルとエコキュートやHEMSメーター位
付けとけば最新のエコ・スマートハウスが出来上がり！って事になる訳で。


さて　こちらお読みの賢明な貴方。もうお分かりですよね  (  ￣ー￣) 


やれやれ・・政府のその場凌ぎ政策にも困ったもんです。


HEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHE