忍者ブログ



美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
[225]  [226]  [227]  [228]  [229]  [230]  [231]  [232]  [233]  [234]  [235
はぃこちら ウエスタンレッドシダーのシェイク材。
倉庫にて保護材「ドブ漬け」の後 乾かしてる最中です。

100217.JPG

塗装掛けると どーしても経年でボケてくるので
それならと うちでは数年後のシルバーグレイを狙って
保護材の浸透をおススメしています。

保護材ってもハーブ原料ですけどねw
木材&保護材 あわせてカナダ大自然からの贈り物。

って訳で 倉庫は麗しきレッドシダーの香りで一杯ざます^^

さてそのシダーシェイク 壁に貼り上げるとこんな感じ。

100217-1.jpg

そして5~10年後の狙い目。

100217-2.jpg

ここまで色が落ち着ぃてくれると 朽ち果てるまで このままですな^^

うーん サムシンググレイト。

さて 当たり前と言えば当たり前ですが 性能表示や
長期優良住宅規定には各部材の収まり等に細かな規定はありません

良く言えば「施工側の良心に委ねてある」と言うか 悪く言えば
「んな事まで知るかボケ プロだろが」とでも言いましょうか(笑

それはそれで良い事なのですが^^

そこで今回は 屋根~壁の収まり。

ご紹介の現場 屋根材には USAの「Oakridge PRO Shingles(オークリッジシングル)」を
採用しましたが仕上がりのデザインの良さはもちろん 訴訟大国アメリカで
「30-Year Warranty(30年保障)」を付けている中々のスグレモノです。

とは言え 施工が不味ければ「漏水」の危険は存在する訳で。

それでも この材料に限らずですが「漏水」の危険度が高い部分は
最初に想定しておく事が出来ます


例えば 屋根と壁が接した部分とか。

近年良くある様な 寒冷期に積雪してるくせに雨が降るなんて
訳わからんありえん気候を考えると やはり確実に押さえて置きたい技術


でも日本にも「シングル葺き」はあるので そちらの施工マニュアル見ても
USAの多雨地区用の施工マニュアル見ても どーも心許ない。

どちらの工法も ちょっとコーキングに頼りすぎかなと。
あとデザイン的にも うーん。

って訳で コーキングに頼らない恒久的な防水を目指すアイズとしては(笑
ちょっとヒト手間掛けたりしてます。

こちら「作ってみた役物の納まりを確認してるんだぜ」の図。
あ ちなみに壁側に見えるピンクは 外張り付加断熱のHGWね。

100216.JPG

屋根の緑色は 結露防止&防水を目的としたルーフィング。
壁は外貼り断熱+透湿防水シートまで進んでまっせって段階です。

もちろんルーフィングは 万が一の漏水時でも躯体には水が行かない様
躯体側に30cm以上立ち上げてあります。

外貼り断熱の場合は 何処で防水層を取るかって事も重要になりますが
一度躯体側で安全を取り その後外壁仕上げの前で確実に水を切ります。

上の画像の様な 折り返しを付けたGL鋼板を整形し 屋根と壁の最終水きりに。

↓そこにシングルセメントと供に 屋根材を重ねて行く様にしています。

100216-1.JPG

そして その水切りに絡め 壁側にもうひとつ水切りを設置+立ち上げ
(もちろん防風紙の下)通気層を取った上で外壁の仕上げとします。

納得した職人ちゃん ルーフィングが濡れてる事を理由にして
水切りを作りに現場から消えましたが これ完了すれば漏水の危険は全くありません。

そして「万が一の刺し水」が発生した場合でも 確実に外部への
排水が可能になります
。イコール漏水による躯体へのストレスが
限りなくゼロに近づく事に ( ̄^ ̄)v

誰も見る事無い部分ですが やはり大切な「質」だと考えます。

こんな事しっかり付き合ってくれる職人ちゃんにも感謝ですな。



会社にあるポット 実際使わないんだけど冬季に限っては
来客さんの度お湯沸かすのもキツイ。
 
って訳で 治そうかと思ったら「買ったほうが安いよ 中古品でも上等すよ」と。
試しに治したらいくら?って聞いたら 基盤変えたりしたら1万以上とか。
 
ふーん。モノは試しに現場のついで 某サンタ「リサイクルショップ」さんへ。
 
えーポットポットと・・ ( ̄▽ ̄;)w 980円(爆
 
615e5543.JPGホントは魔法瓶が良いなって思ってたんだけど
まー とりあえず使用頻度を思えば
湯沸しポットでも良ぃかと。 
 
風貌の可愛らしさと980円に吊られ
早速うちの備品に仲間入り ふっ。
 
コレ未使用品(05年製)とかって
書いてあったけど リユースばんざいですな。


・・しっかし 聞いた事無いメーカーだ(笑

ケラケラ
オリンピック開幕しましたね。
トーテムとか なかなか幻想的な開会式でした。

100214.jpg

今速報で知ったんだけど モーグル女子残念。

まだまだある。頑張れ日本^^

って しばらく行ってない内に BCプレイス周りのウォーターフロント
様変わりしたなと・・と思えば選手村用のマンションなのね。

オリンピックが終わると売り出されるらしぃ。

なんでも カナダ選手が泊まってる棟の最上階が一番高いらしく
日本円にして6億円とか。そんなマンション買えるヤツいるのか(笑

でも バンクーバー近辺で高級車乗ってるのって
殆どが中国人だから買えるとしたらその層かなと。  ま いっか^^

そそ スピードスケートの会場 「リッチモンドオーバル」
予習してから建物眺めてみませぅ(笑 【 09年12月のヒトコト 】

岡崎選手とか高木選手とか メダル狙える選手層も厚いし頑張って応援しましょ^^

もちろんスピードスケート以外でも 今年始めて競技入りした
ボードクロスなんかも案外狙えるかも。 フレフレ日本  \(゜ロ\)(/ロ゜)/


昨日 おじーさんは山に芝刈りに。

ちゃぅ おにーちゃんは山にショウゴエ刈りに。

地鎮祭に使う神木ですが 全国では「竹」や「榊」が一般的ですね。

飛騨地区は寒すぎて「榊」が育たないって事もあるのですが
ショウゴエって常緑樹で 冬でも青々しているのと
燃やすとパチパチはぜるので それが神様を送る拍手に似てるって事で
飛騨での神事には ショウゴエが使われると聞いています。

そんなショウゴエ取りの途中 一瞬だけ晴れた時のワンカット。

100213.JPG

なんとも盛大なヤドリギです。やっぱ飛騨の自然は良いですね。

そして無事取ってきたショウゴエは 会社前の雪に刺してみたりして。

100213-1.JPG

うーん 神々しぃ事務所になった気が(爆

一部コアなファンの方々の為に(笑
先日の会場を例に 本日はべパーコントロール(防湿・気密管理)について。

改正建築基準法において「気密性能」が除外されたのは記憶に新しいけど
「気流止め」と言う考え方が入ってきたのは 長期優良基準も同じ。

ただ・・チェック機能は無いけど(汗

とは言え「気密性能」は外部環境に左右されない室内空間の構築には必要で
それは快適性だけで無く 維持費(空調ランニングコスト)にも直結します
【レディオクラブの楽屋へ】

もちろん「壁体内で管理出来ない気流を止める」と言う考え方は
快適な居住空間を維持する為には必要不可欠ではあるけど
その他 躯体を結露の脅威から守る為にも やはり大切な考え方。

今回の会場はツーバイフォーなので 躯体の気流止めは
建て方時に済んでしまってる状態だけど 最上階の浮力止め作業は
先張りべパーバリアとして 大切な技術。

100212.JPG

何度も登場してる言葉なので こちら御覧の方はご存知かと思うけど
壁~桁~屋根間において 先に気密シートを配しておく事によって
作業性の向上はもちろん経年変化による気密劣化を防ぐ事が出来ます

その先張りシートは断熱を終えた後作る下地に配したべパーバリアと
重ね代を取った上で 連続する様気密テープで留められます。

100212-1.JPG

そしてまた天井との気密シートと壁のシートを連続させる訳です。

100212-2.JPG

べパーバリアには気密性能の他 断熱材を守る為とか浮力抑制等々色々ありますが
先貼り施工によって 木材の収縮等からの性能劣化を防ぐんですね。

あと忘れがちなのが「コンセント」「換気等貫通部」の処理。

コンセント周りも気密や防湿の劣化箇所に成り得ます。

ウソだと思ったら 暖房かけた部屋でコンセント部分に手を当ててみてください。
スースーと吸われていたら壁体内に気流が生まれている証拠。

それら軸組造の場合は 外壁だけで無く内壁にも当てはまります
これらは寒冷地のみで無く 温暖地にも言えますね。

080305.jpg

コンセントからの漏気を防ぐ為には コンセントボックスを
べパーバリア内に移動して設置する事が得策。

100212-3.JPG

こんな感じの気密ボックスを室内側べパーバリアと連続させて
その室内側に コンセントボックスを設置する訳です。

100212-4.JPG

うちでは標準仕様ですが こちらも「長期に変わらない断熱性能」や
「躯体を結露から守る」為には大切なスタンダードだと考えます。

気密ひとつ取っても 計算上の数字には出ない性能の差が出ます
ちなみに前出の通り長期優良等々には 気密性能は問われません。

もちろん使用材料や工法により求められる施工方法は異なりますが
同じ性能等級の中にも「質の差」は存在するって事ですね


さて昨日の 「最高等級のサッシュを使っても結露するの?」の続きです。

結論で言えば結露します。 ただし条件が揃えば。

結露とは物質の表面温度と 室温における飽和水蒸気量の関係により
起こります。

簡単に言うと 窓など物質の表面温度が露点温度を下まわった場合
その場所で空気中の水蒸気が結露として形を変える訳です。
 
すなわち その「条件を無くせば結露は防げる」と言う事に。
 
方法的には「物質の表面温度を上げる」・「停滞空気を作らない」
「温度差を無くす」・「空気中の水分を減らす」と言った事が挙げられます。
 
昨日のエントリ「結露した窓」は 窓周りの気密・断熱が未施工な事による
窓そのモノの「低温度」そして躯体そのモノの断熱が未施工な事による
「低室温」によるモノなのです。
 
と言いつつ躯体外部は 熱伝導率【 0.038W/mk 】の断熱材50mmが
付加外張りとして殆ど施工済みだったので 一般的な10K断熱材100㎜充填の家と
大差無い壁性能となってましたが(笑 イコール危険度は結構高いと言う事に。
 
では 窓そのモノの温度を上げる為にはどうするか。
 
例えば この画像。
 
 100211.JPG
 
実わね「実験的」に陽の当らない窓を何箇所か 工程を変えてたんです。
 
上の画像は サッシュ縦の部分だけ「発泡ウレタン」にて断熱施工した図。
画像左側に少しモコモコしたのが見えるでしょ。 それです。
 
これも最終工程からは途中ですが たったコレだけでアルミ枠の結露は激減しています
最初の画像みたく フラッシングに流れる結露水も無いでしょ。
 
ガラスは結露していますが 枠そのモノの温度を上げている事が判りますね。
 
この後 木製の窓枠や付加断熱+気密等々で窓周りの温度を上げる事により
窓周りの結露条件を減らして行く訳です
 
判りますか。どんなに優れた素材を使っても 正しい付帯技術が無ければ
それは単なる「お金の無駄遣い」となる事も多いのです。
 
今回は「窓」を題材にしましたが それは幾多の建材に言えます。
 
また弊社でも良く使う「樹脂クラッドされた木製サッシュ」や
「PVCサッシュ」の場合では 
かなり結露のストレスから開放されますが
それでも危険度が減るだけで リスクが無くなる訳ではありません
 
そこで 昨日エントリの最初の画像「フラッシング」を的確に行う事で
万が一「結露」や「漏水」があった場合でも 躯体に水を曝す事無く
速やかに外部へ排出させる必要がある訳です
 
ちなみに 窓取り付けの順番はこちら。
 
 100211-1.JPG
 
① 透湿防水シート
② フラッシング+高耐久ブチルテープ処理
③ サッシュ取りつけ
④ 上部・縦部の高耐久ブチルテープ処理
   ※サッシュ下部は開放してあります。
 
転ばぬ先の杖ですね。
 
この後「通気層」を作り 外壁仕上げへと進みます。
 
漏水や結露などは「起こらない」事を前提とするのでは無く
「起こった時」どうするかと言う 大前提が必要と考えます
 
例えば同じ「長期優良住宅」でも「最高等級」でも その「質」は違うと言う事で
またこれらの細かな技術は 特に規定や法規がある訳ではありません。
 
安易に頭でっかちに コストや部品の性能値だけで比べては
本質を見失う事も有り得ると言う事です。
 
今回は単純に 窓周り結露の「一要因」だけを上げましたが
あくまで「一要因」とその対策手法の一つに過ぎません。
 
結露によるリスクや回避方法は幾多に渡ります事 提起しておきます。
「こんな窓を使ってるから結露しません」なんてセールスはマユツバとも言えるでしょう^^
 
コストも絡めたテクノロジーと精度は 重要なスタンダードだと位置づけています。

長期優良住宅に限らず フラットや性能表示など断熱性能に対し
最高等級を求める中には もちろん開口部の基準も存在する。

寒冷地(Ⅰ~Ⅱ地域)にて 最高等級として開口部に求められる
【 熱貫流率(W/㎡・K) 】は全方位に対し 2.33W/㎡・K以下。

窓枠に求められる性能は一重とした場合だと 木製またはプラスチック製。
もしくは 木orプラスチックと金属の複合構造となり

ガラス部分は三層複層か もしくは低放射性層を持った複層となる。
低放射性とは最近ようやく聞く様になった「LOW-E」に分類されるタイプ。

この辺 冬季の「日射取得」「日射遮断率」等で異論はあるんだけど今回はスルー。

まずは開口部周り「弊社の標準ディティール」を見て頂こう。
こちら先日の構造見学会の現場 履き出しサッシュが設置される部分。

100210.JPG

ディテール的には室内側より 構造用合板(躯体) → 断熱下地 → 付加断熱 → 水切り
→ 透湿防水シート → 通気層 → 仕上げ となるんだけど画像は通気層設置前の段階。

透湿防水シート(USA・Dupont社タイベック)は 3mモノとし漏水の危険を減らしてるんだけど
そちらは室内に巻き込み 室内のべパーバリアと連続させます。

そして窓台部分には 二重の防水として「アスファルトシート」をブチルテープ留め。

万が一サッシュ部分から漏水があった場合 躯体に曝す事無く外部へ排出する為です

いやぁ 日本のサッシュは漏水なんてしないから大丈夫だよ。
ykk1.jpg
うん確かに。

でも危険度は減るだけでゼロって
事は無い。

また右図が今回採用したプラスチックと
アルミの複合サッシュの断面。

一応 外部のアルミと内部のアルミの
結合部には「熱橋防止」として
断熱樹脂で離隔されています。

ただ アルミの熱伝導率は高くλ=200W/mK。

通常のアルミ製品と比べれば雲泥の差ではあるんだけど 使用状況によっては
結露の危険は否めない。

例えば こちら先日の構造見学会の現場にて1日 開放型ストーブ
燃焼させて居た時 建物北側に設置した複合サッシュで夕方の様子。

100210-2.jpg

クリックで大きくなりますが ガラスはもちろん枠のアルミ部分で
結露が発生し水が流れているのが判りますね。

上のサッシュ断面図と見比べて確認してみて下さい。
樹脂部分とアルミ部分が同色なので見辛くってすいません ,,orz

灯油は主に水素と炭素の混合物なので 燃焼させると水素分が「水」に変換します。
ざっと1Lの灯油を燃焼させると 1L弱の水分を放出する事に

開口部を構成する部材が「露点」以下になれば やはり結露を生じるのです。

「断熱気密工事」が途中と言う事もありますが 灯油の燃焼だけで無く
見学会との事で何人も出入りし 人からの水分放出に併せ
室温が上がらなければ(結構暖かかったですが・笑)飽和水蒸気量は下がり
温度の低い部分で やはり結露してしまいます。

え!?長期優良で認定された「最高等級」のサッシュ使っても結露するの!??

はい。        ただし条件が揃えばの話です。


ちと長くなったので 続きは明日(笑



朝イチの挨拶 「今日はあったかぃよねぃ」 って気温計見れば「0度」
うーん連日の氷点下で身体が慣れてしまったらしぃ。

忘却なくして幸福はありえない by アンドレ・モロア
やるな ホモサピエンス。

さて本日は朝から うちの便利屋集団 6人集って「雪降ろし」部隊へ。

ここ数日の高山の雪を飛騨だと思ったら大間違い。
コレ昨日の偵察時の画像。

100209.JPG

はむぅ・・雪の壁が軽トラ超えてますな。

そしてこちらが今回のミッション 別荘その1.

100209-1.JPG

・・よくぞ これまで持ちこたえてくれました(涙

ちなみにこちら 傾斜地に鉄骨架台で 上に木造2階建て。
↓そー見えないでしょ(笑

100209-2.JPG

この雪の上に登るのに 6mハシゴぢゃ無理だったんで
ウソぢゃ無いんだって まぢ。

100209-3.JPG雪も放っとくと巻きますぜの図。

いちぉ画像は玄関らしく。

こりゃ屋根の上登るだけでも大変だ。

見えかがりだけでも 2mは軽くあるなと。

飛騨は広い(謎

便利屋部隊・・無事帰って来るんだぞ。
↑おめーわ行かんのかいっ(汗

求ム便利屋機動隊員(爆


HEHEHEHEHE 追記 HEHEHEHEHEHEHEHE

その後 無事帰還したスタッフより現場画像が届きました。

上記4つ目の画像の別荘・・。

100209-5.JPG

( ̄▽ ̄;)w 軒折れてます・・ てか あなぃ積もれば折れますって(涙

ゴリヨウハオハヤメニ・・うぅ。


昨日は お忙しい中多数の御参加 誠にありがとうございました。
また至らぬご案内で 失礼の程お許し下さい。

スタッフ一同、皆様の安心の為への努力は惜しみません。
今度ともご注目の程 宜しくお願い申し上げます。
 
さて 昨日の会場内観一枚。
 
 100208.JPG
 
ほんと見事に現場でしょ(笑  その数々のテクニックは またどこかで^^
 
今後は断熱気密工事の後 下地PB張りから一面のドライウォール。
無垢のフロアに 見せ梁はウフフな仕上がりに^^
 
先ほども奥様と打ち合わせさせて頂き いやん素敵な「おうち」になりそうですww
 
こんな喜びって子供育てるのと似てるのかな。
明日2月7日は【 長期優良住宅 】構造見学会です。

こちらは国土省により 地域への啓蒙として「構造見学」が義務付けられている
事業となりますが 何も特別な工事を必要とする物ではございません。

住宅が永く受け継がれる為の知恵と思想をご確認下さい。

study1.jpg
詳細はこちら


今回の邸宅は躯体を「北米型枠組壁工法(ツーバイフォー)とし 耐震性能や
断熱性能・維持管理の手法等々 性能表示は全て最高等級となります。

と言いつつ 飛騨は本日も大荒れで 普通に寒いですので
今回の住宅性能として 断熱部分を抜粋して御紹介しましょう。

まずは 下図をご覧下さい。

飛騨地域(Ⅱ地域)における 性能基準別にて断熱材に求められる
「熱抵抗値(R値)」の差異表です。

t-r.jpg

断熱材は その素材により「熱抵抗値」「コスト」が異なります。
数字が大きい方が 素材の断熱性能が高いと見て下さい。

もちろん この数字は住宅の気積や方角は加味しませんので
一概に数字さえ満足すれば良いと言う話ではありませんが
最初の取り掛かりとしては 比べやすいと思います。

まず 長期優良住宅に求められる断熱基準である 等級4(最高等級)が
真ん中の「次世代省エネ基準」ですが
 表の(内)は この辺でも良く目にする
袋入りの10K品GW換算値です。

施工精度を無視すれば たったこれだけの厚みを充填するだけで
次世代基準はクリア出来る訳です。これ位ケチっちゃイケません(笑

それに対し今回の会場(黄色部分)は 大きくクリアしている事が判りますね。

その他 開口部や気密・換気等々により性能は大きく変わりますが
この会場では 次世代断熱基準の半分以下の熱源(ランニングコスト)で
快適に暮らして頂ける性能をご提案してあります。

同じ「次世代基準クリア」と言うセールスでも中身は千差万別と言う事です。

また その施工精度により住宅性能は大きく異なります。

1255833168.jpg
施工精度による断熱性能の違い


住宅の断熱性能を高く維持する為には断熱材の他 気密や開口部に併せ
的確な施工と 性能のバランスが必要です、

明日の現場 ちょっとご紹介

100206.jpg

それでは現場にてお待ちしておりますので お気をつけてお越し下さい。

追伸:

多数のお問い合わせ 誠にありがとうございます。
時間の記述を忘れておりました・・。

開催時間は 9:30AM ~ 16:30PM です。

また当日のご参加が無理な方 追って工事内容をご確認されたい方は
ご予約頂ければ御希望の日時にご案内させて頂きますので お気軽にお問い合わせ下さい。


民間2社が風力発電事業を計画している三重県松阪市飯南町にて
クマタカが生息しているとして 日本野鳥の会県支部が
同市や業者などに対し 建設を進めないよう求める要望書を提出した
【 毎日.jp 】

計画しているジャネックス社と クリーンエナジーファクトリー社では
同地にて 併せて33基の風力発電を用い4.7万Kwの発電を予定しているが
その両社の自主調査で 4つがいのクマタカが生息していることが確認されたと言う。

異議を申し立てた野鳥の会では
「事業はクマタカの生息・繁殖に影響を及ぼす可能性が高い」などとして
両社に事業の中止を求めるとともに 市に対して計画に同意しないよう要請。

野鳥の会とか ちょっとヒステリック感は否めないけど
クマタカと言えば猛禽類の頂点。

森林生態系のトップに悪影響があるとなると
食物連鎖システムそのモノが成り立たなくなってしまう。

ここは野鳥の会の言う通り的確な「環境アセスメント」が求められる
お得意の「アワスメント」だけは避けて頂いて。

是非。

「脱化石燃料」思想は非常に大切だが 代替エネルギーは30~50年先を見据えた技術。
風力に特化せず色々な組み合わせも考え まずは「自然との共生」を基軸に置きたいトコロ。

カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
こんにちは。
HN:
Eye's @ オカダ
性別:
男性
自己紹介:
アイコン、くっ てしてますがw

【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

MAIL = infoあっとhousingeyes.com
ふぉろーみぃ
最新コメント
[09/22  ハレルヤ@あいず]
[09/21  あおはる]
[02/06  ハレル屋@あぃず]
[02/06  可愛いおくさん♡]
[08/23  ハレル屋@あいず]
ブログ内検索
最新トラックバック
アーカイブ
忍者ブログ [PR]
PR