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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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最新の日経アーキテクチャーより
 
水漏れした個所はどこだ?
 
ルーフバルコニー下の和室に漏水の跡が(画像は記事より・クリック可)
 
 
 
~~ 記事より ~~~~~~~~~
 
Yさん宅は3階建てで 大手ハウスメーカーの工業化住宅だ。

問題の部屋は2階の和室。Yさんが指し示す窓枠周辺で複数の個所に
確かに水のシミ跡があった。
 
~~~~~~~~~転載終わり~~
 
漏水シミの丁度上が ルーフバルコニーの排水ドレンらしく
そこが怪しいとの事。
 
こちら連載記事にて まだ原因は見えていませんが
大手HMの工業化住宅って事で特に【結露】起因では無いかなと。
 
こちらが 現段階での想定断面図(クリック可)

 
 
 

なんの事は無い普通の収まり。
 
これまでの調査によると 排水ドレンの異常が見受けられないとの事。
 
ただこれ 排水管は普通に外と繋がっているわけで
排水管内部が ほぼ外気温なのは解りますよね。
 
その防湿さえされていない(たぶん無いでしょう)非気密の天井裏に
室内の湿気を帯びた暖気が 登っていったらどうでしょう?
 
↓赤矢印が室内からの上昇漏気で 排水パイプは外気温だと仮定します。

 
 


濃い青が結露水だと思ってください(無理があるな・・w)
 

単純に軽く暖房していて室温が25℃として 壁の中に入った漏気が12℃
相対湿度が65%だとしたら パイプの結露点は5.7℃。
 
漏気が12℃で 相対湿度が45%だったら パイプ温度0.4℃で結露。
 

どうですか 温暖とも言える首都圏でも
普通に露点以下になっている事は容易に判断出来ますよね。
 
ちょっと外気温が低くなって暖房入れる様になると(特に開放型暖房)
何ヶ月も 露点下にさらされる事になるわけです。
 

後はこの家が ちゃんと断熱気密してあるかって事に左右されますね。
 
まぁ されてたらこんな事故は起こらないんでしょうけどw
 

こちら 次回で破壊検査(壁・天井を外す)が行われるそうで
その結果を見てみたいと思います。

 
↓漏気リスクと仕組みについての再稿です。
 
http://eyescode.bijual.com/Date/20111109/ 【 家が暖まらない理由 】
 
 
アディ押忍









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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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