昨日の桁上断熱の続き
例えば こんな感じで「最上外皮部分」なのに
更に外壁と接している場合。(丸印部分)
こんな所も↓黄色線部分に水平構面が作ってあります。
では その部分の通気はどうするか?
軒天(下部)だけでも必要開口寸法があれば良いとされますが
それでは間違いなく小屋裏で空気が停滞します。
そこで基本的に 暖気は上に登りますので 外壁仕上げ前に
小屋裏から大屋根(棟)までの通気経路を作る訳です。
赤矢印が上昇気流イメージで そこが通気用の厚み。
そして その層より外側に「透湿防水シート」を施工し
更に漏水対策用の通気層を二重に作る事になります。
外壁と接する部分は全てです。
二重の手間になりますが コストを抑えつつ
確実に万が一の漏水は切れ 通気も担保できます。
滞り無く無理のない通気は必要不可欠。
断熱と通気・漏水対策はセットで考えましょう^^
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