屋根・天井の断熱改修には屋根での断熱と天井での断熱~手法的に大きく2種類あります。
それら両者 一長一短がありますが今回は「屋根断熱」での断熱改修ご紹介。
さて ようやく春っぽくなって来たとは言え日陰には未だ残雪が残る高山w
こちら屋根断熱改修の現場にて調査の結果 漏水による裏板・垂木の劣化が
認められまして せっかくなので垂木の入れ替えからの断熱改修工事です。
大工ちゃんずとの比較で垂木の大きさを御覧ください。
こちら210材(235mm高)を用い屋根構面を作り その垂木の高さ間への充填断熱とします。
この垂木高235mmの中に「200mmの断熱層」と「35mmの通気層」を的確に作る訳です。
飛騨高山が位置するⅡ地域の次世代断熱基準が「R値=4.6㎡/w」に対し
この現場は熱伝導率 0.037w/m.kの断熱材を200mm充填するので
断熱材のみで「R値=5.26㎡/w」と次世代基準より約3割増しの断熱性能となります。
そんなこんなで 下から桁部分を見上げた図。
桁~垂木間に先貼りべパーバリアが確認できますね。
性能の恒久化には不可欠な技術ですよ。
そして垂木設置後は鼻隠しの不陸を調整して 構造用合板にて屋根構面を造ります。
画像矢印部分はブロッキング設置部分ですが ちゃんと通気層分は空間として確保してあります。
左側で仕事してるヘルメットは大工ちゃんず。垂木の大きさ判るでしょ^^
こんなやり方は単に断熱のみで無く いろいろな意味でも恩恵の多い手法のひとつです。
やはりアイデアの引き出しは多い方が良いですねw
それら両者 一長一短がありますが今回は「屋根断熱」での断熱改修ご紹介。
さて ようやく春っぽくなって来たとは言え日陰には未だ残雪が残る高山w
こちら屋根断熱改修の現場にて調査の結果 漏水による裏板・垂木の劣化が
認められまして せっかくなので垂木の入れ替えからの断熱改修工事です。
大工ちゃんずとの比較で垂木の大きさを御覧ください。
こちら210材(235mm高)を用い屋根構面を作り その垂木の高さ間への充填断熱とします。
この垂木高235mmの中に「200mmの断熱層」と「35mmの通気層」を的確に作る訳です。
飛騨高山が位置するⅡ地域の次世代断熱基準が「R値=4.6㎡/w」に対し
この現場は熱伝導率 0.037w/m.kの断熱材を200mm充填するので
断熱材のみで「R値=5.26㎡/w」と次世代基準より約3割増しの断熱性能となります。
そんなこんなで 下から桁部分を見上げた図。
桁~垂木間に先貼りべパーバリアが確認できますね。
性能の恒久化には不可欠な技術ですよ。
そして垂木設置後は鼻隠しの不陸を調整して 構造用合板にて屋根構面を造ります。
画像矢印部分はブロッキング設置部分ですが ちゃんと通気層分は空間として確保してあります。
左側で仕事してるヘルメットは大工ちゃんず。垂木の大きさ判るでしょ^^
こんなやり方は単に断熱のみで無く いろいろな意味でも恩恵の多い手法のひとつです。
やはりアイデアの引き出しは多い方が良いですねw
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ブロッキング設置部分の先に欠きこみがあるので軒天は有口ボード直打ち吸気はわかります。棟部分には雪割りを兼ねた排気用の板金加工があるのですかねえ。
充填断熱材ですが熱伝導率0.037w/m.kと言うのは何ですか、値としてはビーズ法ポリスチレンフォーム保温板(発砲プラスチィク系断熱材)しか見当たらないのですが。充填断熱ですから受け材ベニアもあるのですか。
くどくど聞いてすみません。
充填断熱材ですが熱伝導率0.037w/m.kと言うのは何ですか、値としてはビーズ法ポリスチレンフォーム保温板(発砲プラスチィク系断熱材)しか見当たらないのですが。充填断熱ですから受け材ベニアもあるのですか。
くどくど聞いてすみません。
さすがメザトイ所をww 仰る通り軒天は屋根なり勾配で全面有孔板です。
その辺はデザインによって変えるのですが 今回は軒の出も深くしましたので
わざと屋根の厚みを見せる様しました。ただ鼻部分があまりに厚いと雨樋付けた時
不細工ですので 軒天の厚み分くらいは抑える為に直貼りとしました。鼻隠しは板金です。
そして断熱材は通常ですと0.038w/m.kの「高性能GW」を標準としていますが
こちらの現場は「羊毛」をチョイスしてあります。カタログ値が0.037でした。
受けについては仕上げが梁や勾配面現しの場合は仕上げボードの不陸調整も兼ねて
室内側べパーバリアの内側に胴縁~1.5寸角を設けPBとしますが その隙間は
空気層と共に電気配線にも使えますので 防湿層にストレスを与えないって意味で
一挙両得だと考えています。
そうそう 棟は雪割りでは無く JH帯金物併用で野地合板を水平40mm以上開けての下地で
仕上げに棟換気システムを導入しています。こんなで返事になってますか^^
その辺はデザインによって変えるのですが 今回は軒の出も深くしましたので
わざと屋根の厚みを見せる様しました。ただ鼻部分があまりに厚いと雨樋付けた時
不細工ですので 軒天の厚み分くらいは抑える為に直貼りとしました。鼻隠しは板金です。
そして断熱材は通常ですと0.038w/m.kの「高性能GW」を標準としていますが
こちらの現場は「羊毛」をチョイスしてあります。カタログ値が0.037でした。
受けについては仕上げが梁や勾配面現しの場合は仕上げボードの不陸調整も兼ねて
室内側べパーバリアの内側に胴縁~1.5寸角を設けPBとしますが その隙間は
空気層と共に電気配線にも使えますので 防湿層にストレスを与えないって意味で
一挙両得だと考えています。
そうそう 棟は雪割りでは無く JH帯金物併用で野地合板を水平40mm以上開けての下地で
仕上げに棟換気システムを導入しています。こんなで返事になってますか^^
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こんにちは。
HN:
Eye's @ オカダ
HP:
性別:
男性
自己紹介:
アイコン、くっ てしてますがw
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。
豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。
MAIL = infoあっとhousingeyes.com
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