窓の下だけ こんな感じになってる建物ってありますよね。
これね 室内の湿気が外壁まで届いて「結露」を繰り返してる証拠で
窯業サイディング位なら10年を待たずモサモサになります。
もちろん外部からの塗装では何も好転しません。
なぜ窓の下だけか?
ここでも良く上げる ↓管理できない部分の壁体内気流の図がコレ。
防湿層の無い外壁だと 一旦壁内に入った湿気は
気流に乗って屋根まで飛ばされ そこで結露する事が多いのも確か。
その気流煙突を「窓」と言う水平面で止めてしまったので
普通に外壁で結露を繰り返したと言うカラクリなんですね。
え?
それなら壁体内気流はあった方が良い?
あはは。
管理されない壁体内気流は 全部が全部排出される訳では無く
その殆どが壁内に留まって結露→カビ→ダニの温床になりますよ(汗
あーんど!普通に寒い家です(困
では その猛威から家と家族を守るには?
まずは断熱材の種類に関わらず
正しい防湿と断熱とは隔離した正しい通気が必要
なんです。
よくあるバルコニー笠木下のサイディング割れとか塗装剥離は
↓実は正しい通気が出来ていない証拠なんですね。
「断熱・気密・通気」 一見して対局にある様なポイントですが
これらは確実にセットで考える必要があるんですね。
やはり ここでも両極では無く「バランス」が大切だと言えます。
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