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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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部屋が暖まらない理由の一つに まず気流の管理が上げられます。
 
「冬寒い家は夏暑い」と言う根拠の一つでもあります。

 
   
 

それを踏まえ ちょっと気になる光景を見たので。
 
とある現場にて 外壁を治すとの事でトタンが外してありました。
 
新規断熱材として青い硬質断熱材も置いてありましたが・・
 
 
 
その青い断熱材 スタイロフォームと言う製品名ですが 
同じ青い板でも製品種類によって倍近く性能が違うんですよ。
 
ちなみに この現場に置いてあったのが「1種b」でした。
熱伝導率が0.040W/(m・K)なので20mm施工で「熱抵抗値R=0.5」となります。
 
次世代断熱基準に求められる数字が「R=2.2」なので全く足りません。
 
と言いますか「筋交い」等も邪魔して ほぼ「無断熱」と相違ない感じです。
 
それよりも!床下からの気流で断熱材の意味は全く無くなるかと思います。
 
こちらのお宅 別に欠陥だと言ってる訳ではありませんよ。
 
普通の根太工法の家は まずこんな感じになっていると思って下さい。
 
  
 
灰色に見えるボード9mm厚の向こうがお部屋です。
 
これ位の無断熱の家だと 外部から受ける熱の20%位は壁から入ってきます。
 
なんとなくイメージできますよね^^

 
せっかく治すなら その壁の部分だけでも正せれば面した部屋の環境は
多少なりとも変るのですが。ほんのちょっとの事なんですけどね。
 
そんなこんなも外壁を更新してしまうと見えなくなります。
 
 
 
壁の内側 ちょっと興味わきません?(笑
 
 
 


 
気楽な「家づくり勉強会」やってますよw
 
 
 
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プロフィール
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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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