ショッキングなタイトルですが 的確な記事です。
「住宅貧乏」を生み出す負の連鎖を断ち切れ【ケンプラッツ】
現在 ローコスト系の住宅会社でも次世代省エネ基準をうたう会社は少なくありません。
ただ 窓は熱貫流率(U値)4.65レベルで抑えている会社が大半です。
窓のU値を1.7(樹脂窓、複層ガラス、アルゴンLow-E仕様)に変えるだけで
これで室内環境は 温度や湿度はもちろんのこと
健康の観点からも大幅に改善します。
それでも約120m2の標準的な住宅であれば
イニシャルコストの差は30万円ほどに過ぎません。
30年間のランニングコスト資産を加味すると この差は270万円ほどになります。
金銭的に余裕がないためにイニシャルコストを節約して省エネ仕様を落とした人が
さらに貧しくなっていく構図です。
まさに「住宅貧乏」
このような負の連鎖が続く選択はするべきではないと考えます。
~~~~~~~~~~~~~~~~
ではそのイニシャルコストを何処でラインを引けば良いか?
湯水のごとく予算を使う事は薦めませんし その必要もありません。
個人的には投資コストをライフタイム(30年程度)のうちに
回収できるか?の辺がボーダーラインだと考えています。
もちろん 断熱の話だけではありませんし
「子供の為に」ともっとその想定期間を長くとっても構いません。
こちらで何度も行っていますので耳タコかと思いますが(笑
コストを時間で考えると言う視点は大切だと考えます。
上図は 暖房器具別の光熱費単価(資料:松尾和也)上記URLより転載
例えば
ここに機器の特性・導入費と寿命を掛けて考えると暖房器具選択の目安にもなるでしょう。
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