語弊がありそうだが 私的にはオール電化信者では無い。
ただクライアント様が「どーしても」って話だったとして
それを無理に否定する事はしない。
ちなみに「オール電化」の為の要件としては 暖房も含め
全ての熱源(エネルギー)を 電化すると言う条件があり
全ての熱源(エネルギー)を 電化すると言う条件があり
それをクリアする事によって電気料金一律5%割引なんて恩恵も受けられる訳で。
公共インフラとしての電力供給なのに とりあえず全てを電化したなら割引しますよ。
ってのは「独禁法」触れるんぢゃねーの?なんて事はここでは触れない事にしよぅw
てか中電さんにもクライアント様大勢みえるし それはそれで(笑
とりあえず電化の暖房と言えば 最近流行り?なのが蓄熱暖房か。
実際 単純に昔のシーズヒーター宜しく ニクロム線を熱して煉瓦に蓄熱させると言う
恐ろしく効率が悪いシステムではあるのだが 単純ゆえに解り易いのも確か。
使い勝手はさておき 効率悪いとは言え深夜電力だからランニングコストはお得側に傾く。
ただ深夜電力って事は殆どが原子力発電。って訳で蓄暖入れてるけど原発には反対!
なんて事は無理が大きすぎる話なので 原発は温かく見守る必要がありますわね^^
いぁ 話がそれてしまった。今回はその「蓄暖の設置方法」について。
ここでは何度も出てるので細かくは割愛するけど
管理出来ない壁体内の気流の話など。
管理出来ない壁体内の気流の話など。
蓄暖の良さとしては やはり「静かさ」か。
そして その特性を生かす為にも
おススメは床下設置。
おススメは床下設置。
ただ設置マニュアル見てて
違和感を感じたので一考。
違和感を感じたので一考。
なんだかんだ言いつつ ちゃんと蓄暖とか
視野に入れて検討してる訳で(偉いね・笑)
右図は その設置マニュアルからの抜粋。
下の外周部図にある気密パッキンが
何故そこに必要なのかは置いといて(笑
内周部の断面にて 柱~根太間には
隙間を開けましょうとある。
御丁寧に気流イメージの矢印まで。
御丁寧に気流イメージの矢印まで。
床下設置の場合 暖気を基礎内均一に回したいと言う意図は判るのだが これは非常にマズイ。
通常 床下を外部と捉えた場合に こんな施工だと室内にあるハズの内部の壁が
熱の煙突として基礎内の冷気を上げ 全く暖房が効かない事になる。
冷たい空気が壁を上がってくると言うと不思議な話だが 室内で暖房した場合
暖かい空気は上昇し それに引っ張られる形で 床下の冷気が上がってくると言う訳。
その経路としての内壁は絶好の通り道。
それは暖房能力低下と言うだけで無く 結露やカビの原因にもなるので
暖房強くすればする程 気流が強くなり 家や住人にとってはストレスの元となる。
下図で言う所の○部分 - 外気に接しないハズの部分の話ね。
そこで 基礎外周部を気密化して床下に暖房をってのが床下暖房の考え方なんだけど
気密化されていない住宅では その熱が見事に上に抜けて行ってしまう。
あぁ だからラインナップされてる機種は異常に能力デカイのか・・と。
抜ける分以上に暖房能力を上げれば ある程度暖まるので
それはそれで良いが エネルギー損失と言った面から見れば 激しく環境悪。
それはそれで良いが エネルギー損失と言った面から見れば 激しく環境悪。
また その暖気が建物に「ワルサ」をするとしたら住まう方の「健康」や「お財布」にも打撃。
お金使って打撃受けて それ気付かないなんて自虐マゾ行為とか異様に悲しいよね。
どんな良いモノを使うにしても 正しい考察は必要不可欠って事。
それにしても蓄暖も もちょっと能力低い機種出してもらえると
ある程度 考察に入れ易いんだけどねぃ。住宅性能の底上げが無いと難しいんでしょね。
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