厚手のセーターって暖かいですよね。
でも外に出て風に当たると 一気に冷めちゃいますよね。
本日はそんなお話。
セーター着て暖かいのは 繊維が制動空気を保っているから。
そこに風が当たると温まった空気を逃がしちゃうから寒くなる。
経験則的に セーターの上に風を通さないブルゾンとか
薄いブレーカー羽織るだけで暖かい事は容易に想像できますよね。
それ 住宅の気密性能も同じ。
住宅は止まっているように見えて
実は外的要因によって動いていると同じ状態になってたりして。
↓15年とか前に書いたコレにもありますが^^
http://housingeyes.com/radioclub/_kimitsu/index.htm
むかーし昔 住宅金融公庫って国の融資機関がありましてな(笑
その頃には 飛騨地区Ⅱ地域の推奨値として
隙間相当面積5㎝/㎡(C値)と言う数字がありました。
現在は気密(隙間相当面積)と言うカテゴリーは基準から消えましたが
それ位のC値だと 普通に吹く風速6mの風が当たるだけで
必要換気量の2.4倍空気が入れ替わる計算になります。
これに24時間換気の0.5回の換気量を加えると
規定量の3.4倍の換気となってしまいます。
普通の風でそんなのに 例えば15mの風(木枝が横殴りに動いてる位)
があたると8倍近い換気量にUPする事に。
簡単に言えば1時間に4回以上空気が入れ替わるって事。
雪で前見えなくなる位の風 良く経験しますよね。
そりゃ暖房しても暖まるハズがありません。
そんなこんなで 常に外気に晒されている住宅にとって
制動空気を保つ事って とても大切。
中気密で十分?
中気密って概念は置いといても 単純に無理でしょ^^
住宅性能は担保ある数字と施工精度で決まります。
住宅性能はイメージで選んではイケません。
アディ押忍。
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