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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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091119.jpg昨日ちょっと「キューポラ」に触れました所で
なにげにWikiってみましたら 日本では
「鉄を溶かす熔銑炉」の事を指す事が多いようですな。

とりあえず ここで指した「キューポラ」とは
右図みたいな煙突の事。

「煙突」ってか 本来は「臭突」なんですが(謎

もちょっと大きくすると人が立てて
「見張り台」になったりします。

「臭突」なんて表現しましたが 実はコレ
元々は馬小屋の屋根に付けてた換気装置なんですね。

イメージは こんな感じ。

091119-1.jpg

暖かい空気は上昇すると言う特性を生かし自然に下から冷たい空気を導入する訳です。

そして こんなキューポラの上に「風見鶏」付いてるイメージもあるでしょ。
091119-2.jpg
現在では飾りとしての機能しかありませんが
その昔は実用だったりしたんです。

車なんか無い時代 移動手段はもっぱら馬。
大切に納屋で飼われていた訳でして。

そこで問題になるのがニオイと虫。

もちろん「網戸」なんて無い時代ですから 風向きによっては
糞尿のニオイと供に 虫なんかも家に入ってきます。

いくら開拓時代でも そりゃキツイだろって事で キューポラにてニオイを上に排気し
その上に付けた風見鶏で 風向きを見てた訳です

風が家に向いたら窓を閉めると^^ これで 食卓タイムは万全です(笑

風見鶏とかキューポラには そんな生活の知恵があったんですね。
そして現在は「馬」が「車」に変わり そのデザインだけが残ったってのが正解でし。

なので風見鶏をガレージ等に付ける場合 本来はファミリールームから
ソレが見えないと話が合わないんですね。

例えばUSのプランブックから 今でもリバイバルされてるファームスタイルの一例。

納屋からガレージに用途は変わっても ちゃんとデザインは残ってます。

091119-3.jpg

こんな感じで ファミリールームだろぅ窓からは風見鶏が見える様に
キューポラ&風見鶏を設置するのが正しい例^^

まぁ 車は糞尿しないですから 得に意味の無いコダワリですけどね(笑

091119-4.jpg

風見鶏 付けるトコ間違えると「うちは納屋です」ってアピールする事になりますよ。

地域によっては「魔除け」の意味もありますので一概には言えませんが^^

まぁそんな事思って 家見てる人は居ないだろうけどね ケラケラ

コダワリなんて そんなもんしょ(笑

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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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