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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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さて先日挙げた「ドイツ:洋上ウインドファームの稼働」エントリにて

遠巻きにだけど ドイツ等EUは「不安定な自然エネルギー」をメインにしても
近隣諸国から安定した電力を買えるから導入リスクが少ない
ドイツがぁースェーデンがぁーって日本人はすぐ諸外国を持ち上げるけど
島国の日本がそのまま真似しても無理だよ←って意味だったんだけどそれちと訂正

その後ドイツがどれくらい原発エネルギーを買ってるのか調べてて・・見つけたのがコレ。

RWE・AGより Germany: Import and Export of Electricity (2007)
ドイツにおける 「2007年の電気:輸入と輸出量」 ↓画像はクリックで大きくなります。

4dd7fe5e.jpg

もちろん時間差もあるので これが原発停止後も続くとは思わないけど
気になるフランスからの電力(原子力)輸出入を比べてみると 輸入しているより
3倍以上輸出の方が多い事が判ります。正直驚きました ,,orz

こちらのサイト内のページにもありますが ドイツの再生可能エネルギー投資の根本は
不安定な中東オイル依存脱却にあるようです。

そう言えば 米国のEV車誘導の根底も中東依存からの脱却がメインロジック。
どの国も 中長期な計画の元エネルギー戦略を立てている事が判ります。

それにしても この電力供給の相互関係って羨ましい位すごいですね。

------ さて話は変わって 電力を支える自然エネルギーの実用性。
 
環境社会市場経済フォーラム(FOS)の調査報告から
ドイツで発電にかかる総コスト「1KW/時あたり」は以下の数字です。

◇ 水力発電 = 約7.8円
◇ 風力発電 = 約9.1円
◇ 石炭発電 = 約14.6円
◇ 原子力発電 = 約15.4円
◇ 太陽光発電 = 約55.8円  ~との事です。  

えっ 自然エネ結構使えるっw   ※あぁ太陽光は除外しての話ざますわよ。

このFOSの算出根拠については Midori Rosbach さんによると【Twitter】
単に発電一次コストだけで無く 補助金や環境保護・従業員及び住民の健康に関わる
コスト・燃料輸入等政治コストも含んでいるとの事ですので 限りなく実態数字に近いと言えます。

勉強になりました,,orz

また 最近突然の救世主扱い太陽光のコストは買取優遇コストも含んでいるとは思いますが
普及のための補助金等々考えると同じ自然由来でも やはり大食いの電力と言えそうです。

日本が近道なのは水力・地熱そして 埋蔵年数から技術の輸出も含めた
クリーンコール(石炭)開発でしょうか。ヒステリックでない原発構想の協議も必要でしょう。

ひとつの可能性として原子力より石炭力 【 去年の一言 】

もちろん画一な話ではなく 地熱や風力など色々なエネルギーのベストミックスを前提に
今 日本の置かれている現状は変革タイミングとして これ以上無いチャンスとも言えそうです。

ピークオイルやオイルマネー暴力を視野に 原発の是非や代替エネの時間的戦略等
ここ数年の日本の決断が近未来の行方を握っていると思います。

単に原発即停止!とか乱暴な主張では無く ひとつの選択肢・可能性としての話です。

とりあえず こんな情報もちょっと知っておくとメディアの工作に気付く事も多いかも。

 
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まいどー!
昨日国土交通省の規制改革等の要請への建築基準法の対応について、県の職員さんから話伺いました。

太陽光発電設備に関して、容積率の緩和があったりするみたいですが、除雪した雪を溜めて
冷房に使うための”ムロ”も容積率緩和してほしいですよね。・・・

とふと思いました。

水素スタンドは第2種中高層専用地域ぐらいから
建設できるようになるみたいです。

まあ、法整備はもう少しかかるみたいですが・・・

特例ってやつで、個別案件になるだろうなあ・・。
マキえもん URL 2011/05/12(Thu)17:57:42 編集
こんばんは。太陽光設置で容積率の緩和ですね。
建物キツキツに作っても太陽光乗っければ見逃すよとかって変な話ですよね。

もう何がなんだかって感じですが ムロはアリかも知れませんね(笑
てか地下に作れば容積はクリアできそうです。地下室ぢゃ無いから確認不要?はは。

水素スタンドについては管理責任をどう捉えるかですが まずはソフトの発展性見て
方向性を決めないと またしても絵に書いた餅になっちゃっても悲しいですのでw
ハレル屋@Eyes URL 2011/05/12(Thu)19:24:54 編集
まいどー!
今日のところにコメント書く事ができませんが・・・。

建物の支持杭を打つときに、1000Φの
金属管打ち込んで、金属管内の冷えた空気で
冷暖房ができるといいんだけどね。

山口の会社だったかな?
やってるよね。
小規模施設や住宅・・・
そうそう万博でもあったっけ。
あれも、地熱利用だよねエ・・・。

設置の義務化したらどうなんだろう?
マキえもん URL 2011/05/13(Fri)19:01:37 編集
こんばんは。今日のトコですか?あ エアコン使用って意味ですね^^
その辺は「生死」に関わらなければ強制するつもりはありませんですw

さてジオパワーとかって地中5mに空気道用の杭打ってって話ですよね。
実はそこより前に自分で実際掘ってデータ取りした事あります。はは。
でもってそこが東京に進出する前に協議に行った事もありますww

良いと思いますが結論的には除湿には効くけど それだけなら高価すぎ・・かなと^^
特に寒冷地で0.5回/時の換気経路に使おうと思うと 流動空気の量が多すぎで
地盤下で持ってる熱を放熱以上に大気が冷やしてしまう事になりまして。

その辺書きだすとバカほど長くなりますし 詳しく突っ込むと利害関係が出てしまいますので
今度オブラートに包んでエントリさせて頂くかもですが 地盤の蓄熱以上に熱交換させると
キツイかなと。個人的に行っている地熱利用の考え方とは異なる様に思っています。
欧州で言うクールチューブともちょっとだけ異なりますね←私失敗した事ありますww

ザクっとした話ですと「地熱HP」は高低差100m程要しますよね。そんな感じに思ってます。

ハレル屋@Eyes URL 2011/05/13(Fri)20:06:15 編集
 マグマ溜りとかマントルの話をしているのでしょうか。発電ではそうですね。
 
 地中熱利用は、単独ではコストがかかりますね。どこかハウスメーカーがやっている耐圧版から地中熱を取るというのの効果は知りませんが、もう少し推し進めて(堀進めて)みたいですね。
坂下 雅司 2011/05/14(Sat)09:43:31 編集
地中熱ヒートポンプでも深さ100m程度ですので 換気OA用給気やHP用温度差取得は
マントルまでの深さの話ではありませんです。はい^^

そして室内給気への付加熱としての地熱交換は有意義な考えなのですが
やはりある程度のパイプ距離が必要なのと あまり大量の熱交換ですと地中そのモノの熱が
外気温化してしまい本来求めたい目的が機能しなくなってしまいますので注意が必要です。

その辺のサジ加減とメンテナンス性・コストとの兼ね合い等々 一応何度か自分でやって
出した結論なのですが ただ確かにまだまだ掘り進めてみたい手法です^^
ハレル屋@Eyes URL 2011/05/14(Sat)17:30:23 編集
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