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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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2枚の画像 比べてみませぅ。

左はランチに入った「お店」で気になったのでパチリ。
右は「Kさま邸」 丸太組のポスト&ビーム。

091022.jpg  091022-1.jpg

左画像「梁」の割れ?
いぇいぇ大きく見えますが これ位なら許容範囲でしょう。

なんとなーく違和感を覚えた方 マニアです(笑
月曜から入ってる増改築現場。
解体からのSTARTです。

天気見ながら昨日は屋根の撤去。
瓦棒葺きの鉄板をめくり フエルトをめくり・・

ん?裏板に何か文字。

091021.JPG

明治製菓株式会社???しかも右から表記。
それが何枚も。

ははーん こちら昔駄菓子屋さんやってみえたって話なので
その頃使われてた梱包材だなと(笑

ダイレクトにリユースですか・・先見の明があります(笑
これやったと言ぅ工務店さん知ってるんですけどね。

廃材利用・・悪くは無いんだけど 厚み位は揃えよーよww
まともな裏板と混同してるから 寸法バラバラで垂木に掛かって無いトコ多ぃし(汗

良くぞこれまで積雪に耐えてくれましたってか ギリギリアウトな発想ですな(爆
でもとりあえず 増改築の密かな楽しみw

091021-1.JPG

なんだかんだ裏板だけで 軽トラ×4台出ましたとさ^^ 


うちの施工ぢゃ無いんだけど たまーに木製サイディング(外壁)の
メンテ御依頼を頂く事があります。
 
その大半のクライアント様曰く「木製だからダメなのかな?」なんて
言われますが そんな事はありません【 築50年超えの木製外壁 】
 
 その不具合原因の殆どが施工不良。
施工不良と言うと聞こえが悪いですが 良かれと思って釘を使いすぎ
の場合が多かったりしてます。
 
091020.jpg日本の大工さんは特に几帳面ですからね。
 
ただ「木」は動きます。
 
その動きを許容出来るだけの「遊び」が必要なんです。
 
昔の大工さんは その辺「熟知」されていたでしょうけど
最近では窯業系サイディングが主流になってしまぃどぅしても
ピシーっと取り付けないと不安って事もあるでしょう。
 
そこで 一般的なディティールが右図。
 
Horizontal Siding とカテゴリーされる
横張りサイディングの断面です。
 
オーバーラップは1インチ以上
そして釘位置が上下でダブって無い事で
木材収縮による割れや 漏水等の危険は回避出来ます。
 
日本の場合は特に これにプラスし通気層を設ける事が
一般的ですから更に 漏水リスクは減る事となります。
 
もちろん正しい施工要領は必要ですが^^
 
また同じHorizontal Sidingでも 素材が違うバイナルサイディングの場合も同様。
 
ディティールは異なりますが思想は同じです。
この他にも注意点はありますが その辺はまた今度w


国立天文台では 本日より「見えるかな?オリオン座流星群」キャンペーンを開始。

オリオン座流星群の流星は 放射点がある程度の高さになる22時頃から出現し始め
放射点の高度が高くなる真夜中以降 たくさんの流星が出現するようになるとの事で
肉眼で観察出来ます。

091019-1.jpg19日~23日が一番発見しやすい様です。

見えるかな?オリオン座流星群キャンペーン
【 国立天文台 】
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20091019/

明け方まで見るのはキツィけど(笑

てか最近「流れ星」良く見るんだけど それだったのねw

たまには 空でも見上げてみましょ^^


とある改装現場にて お施主様より外壁に「ALC」を使いたいとのご相談。
なんでも「ALCを使うと結露も無く暖かい」と聞いたので との事でした。

「ALC」とは軽量気泡コンクリートの事で
ヘー△ルなんて商品名で呼ばれる事が多いですが 下でバーナー焙った
その上で「ひよこ」が元気に動いてるとかってCMが有名なアレです。
 
残念ながらあのCM 100㎜厚みがあっても30分も経たないで「ひよこ」は焦げます(汗
断熱材とは「熱伝導遅延材」であり しかもALCの性能では断熱材とは言えません。
 
最近だとバーナーで焙った外壁を 内側から触って「熱くない」ってのも同様です。 
 
簡単に熱伝導率(W/m.K)熱抵抗値(R)で換算してみましょう。
 
■ ALCの熱伝導率は 0.17W/m.Kです。
 
熱抵抗値(R)=断熱材の厚さ(m)÷熱伝導率(W/mK)で簡単に導き出せます。
 
したがって100㎜厚ALCの熱抵抗値Rは 0.58㎡/w。
 
R値が大きい程 断熱性能が良いと言う数字です
単純にⅡ地区の次世代基準にて 壁に求められるR値は充填断熱で 2.2㎡/W。
 
0.58㎡/wでは全く足りませんね。
 
通常木造の壁に貼るALCは ライトで35㎜・厚くても50㎜ですので
そのR値は半分以下となり 差はもっと開きます。
 
■ ちなみにうちで良く使う高性能GW(24K相当)だと 100㎜厚でR=2.63㎡/w
 
「ALC」で同性能を出そうと思ったら 443㎜の厚みが必要になる訳です
 
これは技術的にもコスト対比で見ても 得策とは言えませんよね。
冒頭の結露や断熱性への根拠も見当たりません^^
 
もちろんお客様には その辺お話して喜んでもらえましたが
建材のチョイスは複合的な観点から行いたいモノです。
 
ちなみに弊社では 軽量気泡コンクリートの蓄熱性を重んじ
吸音性も加味し「床下地」に使う事はありますよ。
 
ヒント:その蓄熱性が逆作用すると夏季の放熱タイムラグが・・ね(笑
 
断熱への考察はオカルトでは無く 厚みと性能値が必要です。
 
数字で選ぶ断熱材 【HP・レディオクラブの楽屋】より
 
もちろん性能値だけで無く施工精度も大きなファクターです^^
 
090717.jpg 
 
 
 
ゴリヨウハ ケイカクテキニw

 
最近ぢゃ日本の陶器メーカーのCMも小洒落て来た。

トイレ=はばかり なんてイメージは微塵も感じない。

それはそれで良い事だと思う。

思うんだけど ↓ INAXさんのイメージフォト。

INAX.jpg

目の前に広がる砂浜そして海 真っ青な空。
もちろんバスタブからも そんな風景を切り取れる。

もぅピクチャーウィンドゥと言うより ピクチャーウォール。

快適なパウダールームぢゃ。うっひゃっひゃ。

アリとは思うけど・・ そぅそぅのんびり用も足してられない様な。

いかん グローバルナイズドされてるワタシ的には こんな環境なら特に
波間で遊ぶおねぃちゃん達を横目に あくまでダンディに それで居て普通に用を足さねば(爆


電気事業連合会が発表した電力10社の2009年度上期(4~9月)の
発受電電力量(速報値)は前年同期比8.2%減と 電力10社体制となった
1972年度以降 半期ベースで過去最大の下げ幅を記録した。【時事通信】

冷夏によるエアコン需要の減少も例えられるが
やはり産業用需要の不振が主因なのでしょう。

前年水準を下回るのは2半期連続とか。
世界的に見ても同様

ただこれ ひとつの転機
天候や経済に左右されるのは省エネとは言わない。

例えば この景気低迷で自動車を手放し 自転車にシフトした人も
多い様に思うけど それを苦痛と思わずその中に楽しみを見つけるとか
簡単な意識転換で 受ける心因は大きく異なるように思う。

ひとりひとりが集まって始めて社会であり国家。
大きな市場心理に繋がる様に感じる。

いずれ訪れる「化石資源の枯渇」を視野に 経済成長のみが
「正義」であり「幸せ」だと言う観念から脱出する良いチャンスかと。

もちろん 原油価格に左右されると言う脆弱なエネルギーインフラの
見直し(持続可能なエネルギー)を視野に。

うちはLCAやランニングコストを絡め 住宅が抱える地球へのインパクトや
個人支出の負担を 最小限に抑える事を大前提に進む事としよぅ^^

でも正味 実感出来るくらぃ迅速に景気良くなって欲ちぃな(笑


はぃ これ うちの倉庫にある庇付きのサインボード。

Scale Ornament なんて言われる飾りもん付けてます。

72370f0b.JPG


良くわかりませんね。 ↓ コレす。

091015-1.JPG

素材はウェスタンレッドシダー。

外壁がログスタイルなので 手作りで「木製」としましたが
実は 小庇葺き素材もウェスタンレッドシダーっす。

この類 USAでは普通に「樹脂製」整形材なんかも売ってますよ。

Victorian Style なんかに良く見られるアレですが
良く目にするのは こんな感じのラダースタイルのバラスターかな。

091015-3.jpg


あと軒下のテク的には垂れ壁「R」に作ったり ブラケットで印象付けたり
洒落たモールディングをあしらったりと 色々手はあります。

もちろん全体のバランスから落としこまないと本末転倒ですが^^

手入れの事考えて樹脂製にするのもヨシ。
キホン屋根下だから経年劣化も少ないですから
素材感を追って木製にするのもヨシ。

新築時に考えるのも良いですが リモデル時にチョイスして
おうちのイメージ換えるのなんて楽しぃすね^^

木製ならデザインから起こして「便利屋たろぅ」が作りまっせ(笑


見逃しガチな軒下を飾れっ w  ^^


IEA(国際エネルギー機関)の統計によると
07年のCO2排出量は 中国がアメリカを抜いて世界一になったとの事。

世界全体の排出のうち中国は約21% 米国は約20%を占めた【毎日】

両国を併せると 世界全体の4割。

ちなみに順位は以下。

1位 中国--60.7億トン
2位 米国--57.7億トン
3位 露----15.9億トン
4位 印----13.2億トン
5位 日本--12.4億トン
6位 独--------8億トン

この数字を 国民1人当たりに落とすと(IEA)

1位 米国--19.1トン
2位 加----17.37トン
3位 露----11.21トン
4位 独-----9.71トン
5位 韓国--10.09トン
6位 日本---9.68トン

~となり 中国は4.58トンで8位 インドの1.18トンは10位となる。

ただこれあくまで排出量を人口で割っただけで 人口が多く
景気が低迷してる国は 格差による分母の数字が大きいってだけ。

数字だけなら昨今の日本や世界の推移も例外ではない 【9月の一言】

今後 第3諸国の人口増や古いタイプの石炭火力が新設ラッシュの
中国やインドなど GHG排出量が増大する事は必至。

逆説的に言えば その量を抑える手法は多いと言う現実で。

環境技術を確立して来た日本の進むべき道は 公害や水・食糧問題も絡め
そこにビジネスチャンスを見出す事では無いかと思ぅ。それが政治力かと。

言葉は悪いけど「恩を売り金を稼ぐ」ってシタタカサ。

決して「ホットエア」を買って自己満足する事では無ぃなと。  うん。


以前書いたCSレセプト認定法案【 09年6月の一言 】

1日付けにて 化学物質過敏症(CS)は中毒の一症状と認定。
健康保険適用可能になったとの事【毎日】

これで多少は患者さんの支えになるかもしれない。

ひとつの分岐点。

ただ記事中にある北里大学名誉教授のコメント
「審査でどのような診療行為や報酬が認められるか はっきりしない。
当面は複数の病名で請求することになる」ってのが気がかり。

しばらく医療現場は混乱しそぅ。

それでも 70万人以上ともされるCS患者は日々苦しんでいるのだから
早期な落ち着きや この制度によって医師の認識が広がる事にも期待。

まずは 複合要因とも思える原因をひとつひとつ潰し
それから少しでも離れる事くらいしか対処が無い現状。

今発症していない方でも「すぐ隣にあるリスク」を言う現実を意識し
知識だけでも仕入れて置く事は 大切な自己防衛だと思う。

現代社会に住む私達にとって「避けられるリスクは避けるべき」かなと。

そして私達 建築に関わる人間はその一端を担っていると言う事も強く意識したい。


オヒサシブリデス えっと土・日は関東遠征でして
PC持って行かなかったので こちらお休み致しました^^

やっぱ都内の移動は電車が楽チンですね。

さて そんな都内で激安賃貸物件の案内。

中野区あたりなら 洗濯機置けない位の築浅1Kで7万円台?

そんな中 中野駅徒歩5分!
即入居可で 収納付き!

↓ これ 早い者勝ちです。

090112.JPG

・・・。
そぅ言えばこちらでは 全然現場報告していませんねと。
HPも全然更新してないし(汗

って訳で たまには完成現場のご紹介^^
先月完工のT様邸です。

第一種低層住居専用地域にて 斜線は来るわ高さ制限は来るわ
地域協定は来るわで なかなか一筋縄では行かない用途制限区域でした。

そんなトコこそ腕がなります ←そぅポキポキと(意味が違う

そこでプラン的には隣地や暮らしを読み込んでの「スキップフロア」と致しました。
収納やガレージ等加味し 敷地を最大限生かした5層フロアなプランです。

まぁ言葉より画像多めに まずは2階のリビング。
美しいドライウォール壁と勾配なりの天井が 落ち着きと優しさを演出してくれます。

T-1.jpg

日射や通風 隣地との兼ね合いより2階のリビングです。
ダイニングともスキップしてます。どれ位の段差かと言いますと・・

T-2.jpg T-3.jpg

これくらい^^

同じ空間でありながら 視覚的に別フロアの様な感覚を受けます。

T-4.jpg

和室だってありますよ。壁は漆喰塗りにて民芸調に仕上げています。
建具は築100年超えの古民家よりのリモデリング。素敵です。

T-5.jpg T-6.jpg

お嬢さんのお部屋は スキップ1段下がってのお姫様スタイルに^^

T-7.jpg T-8.jpg

こちらも ファウンカラーのドライウォール壁が映えますねw

また例えばこちらのトイレ 同じ大きさで同じ素材を使ってますが
カラーリングだけで 違う家に見えますよね。

T-9.jpg T-10.jpg

カラーコーディネートって大切です。

そんなこんなで T様邸ご紹介でした。

こちら 枠組み壁工法(2×4WALL)にて構成され
窓は木製サッシュ(USA) 壁はドライウォール・床は無垢オーク
空調は全館セントラルと 輸入住宅の定番みたぃ構成ですが
もちろんそれに見合った断熱性能や しっかりと敷地を読み込む事で
その土地にあった楽しい暮らしが出来ると思います。


一つとして同じ暮らしや土地は有り得ません。


立地や暮らしに併せた ヒトクラス上の安らぎ。いかがですか。









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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

MAIL = infoあっとhousingeyes.com
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