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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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家は常に揺れています。

いぇ揺れていると言うと語弊がありますが 風はもちろん大型車の通る道路端など
常に震度1位の力は加わっていると言って過言では無いと思います。

え?家が揺れる?そんな馬鹿な?と思うでしょ。

例えば構造計算を掛ける場合 ルート2で計算した時など
「層間変形角」も計算根拠に加わってきます。

層間変形角とは各階の床と真上または真下の床との水平方向における
変形の角度を指し 基準法における高さ13m超または軒の高さ9m超の
木造建物などに関して「層間変形角が1/200以内であること」~なんて基準。


もっと厳しい制限もありますが 1/200と言うと階間が3000mmとして15mm。

例えば 2階と3階間の壁が15mmまでなら倒れても良いと言う数字です。
※実際は変形させない様計算する為の数字ですけどね。

もっと言えば 3階建てで軒高さ9mの場合だと 地面から見て
【 45mm 】は傾いても良いと言う事になります。

構造計算掛けて基準値を満足させた建物でそんな感じです。

木造だから構造計算なんて必要ないよ!なんて言う4号建物。
いぇ鉄骨だって同じですよ。 さあ どれだけ動くでしょうね?

いつも言う【 強さの根拠 】とはこんな話にも繋がるわけです。

そこで 脅かすわけでは無いですが築数年の外壁サイディング。

120917.jpg

レンガタイル模様で高そうな窯業サイディングですね。
とは言え鈍角に折れた外壁サイディングの継手が離れてしまっています。


良く見るとバックアップ材も入ってて そんなにオカシナ工事では無かったと
思われますが 現実は10年経たないで防水の意味を無くしています。

コンクリート系の窯業サイディングは伸び縮みします。もちろん家も動きます。

逆に言えば躯体が数センチとか動く事 施工時に想定してあるかって事だったり。

はい。

どこをどう対処すれば良かったか?大体想像できますよね(笑

物事には全て原因と必然がある訳で。

この仕上げ材料は伸縮するから大丈夫。
~その想定以上に動いたら?経年しても伸縮する?考察すべき点は多いと言えます。

HEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHE



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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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