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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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こちら立派な小屋組ではありますが
冬寒いとの事で断熱改修させて頂きました。
 
 
 
こんな感じだったのを
 
 
 
通常の天井がある部屋も含めこんな感じに。
 
 
 
屋根裏も無断熱でした。これでは夏暑いハズです。
 
 
 
天井を断熱する場合は一箇所だけで無く屋根下全部を行った方が効果的です。
 
それでは効果を【熱抵抗値(R値)】で見てみましょう。
 
無断熱の場合は熱抵抗値もヘッタクレも無いのですがw
一応屋根と言う遮蔽物があるので そちら瓦と野地板を計算してみます。

瓦の熱伝導率が1.04W/m・K で厚み50mmとすると【R値=0.48】となりますが
野路板との間に制動空気が保たれないので 計算には含める事が出来ません。

たまーに通気層より外側の外壁まで計算に入れている事見ますが・・ダメですww

野地板(桧)のみを0.2W/m・K~厚み12mmとして【R値=0.06】となりますが
 
次世代断熱基準にて Ⅱ地域に求められる【R値=4.0】なので・・分かりますよね^^

 
そこに高性能GWを240mm施工すると【R値=6.6】となり次世代も楽勝クリアです。

熱抵抗値は数字が大きいほうが抵抗が大きい(断熱力がある)と言う数字です。
  

単純に言えば断熱改修にて これまでより
110倍暖かく(涼しく)なるって事です(笑

 
あくまで天井からの熱移動のみの比較ですがw
 
で、先ほどの吹き抜け部に天井下地を作って高性能GW240mm施工済の図
 
 
柱~壁部分との防湿シート取り合いはブチルコーキングと気密テープで処理。

 
壁内は気流止めを施しています。
 
↓こちらは小屋裏部 上から防湿出来ないので
下側には105mm防湿シートつきの袋入りGWを使用。
 
この上に120mmを丁寧に敷き込みます。
 
 



そして程なく完成
 
って訳で ビフォー
 
 
 
そしてアフター
 
 
 
天井は珪藻土で明るくなったでしょ^^
 
パドルファンも付けて 夏も冬も移住性UPです。


窓の更新と共に天井断熱は解りやすく体感できる工事と言えます。







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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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