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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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日経ホームビルダー「ケンプラッツ」よりの記事転載
バランス不足がダメな家を生む

ようやく一般の方にも「気流止め」の大切さが伝わる記事が出てきた。
下図はクリックで大きくなります。気流が生む結露や腐敗の図解です。

110301.jpg

記事は「バランスの理解が曖昧な住宅会社が多い」としているが全くその通りだと思う。
「知らず知らず」とか「大丈夫だろう」的な施工が不具合を作っている事に気づきたい。

110301-1.jpgたとえば「気流止め」

左の写真はいずれも異なる住宅の
小屋裏の様子。

現場チェックで必ず確認する部分なんだけど
結構「高断熱」なんてのが謳い文句の会社にも
小屋裏にぽっかりと口が開いている事も多い。

ここが室内の暖気(冷気)を外部へと運ぶ
とても良い煙突になってしまうのだ。

壁体内の気流止めと外壁通気をごっちゃにしてる
主張を見かける事があるけど
まずは管理出来ない気流を作らない事は大切。

単純にイメージするとこんな感じ

110301-2.jpg壁内を空気が流れる仕組み。
気流止めがないと床下の温度の低い空気が土台や根太の隙間から壁内に侵入する。

このとき居室内が暖房され室温が上がると 壁の上部が暖められ壁内の空気温度も上がる。このようにして壁内の空気に温度差が生じて上昇気流が発生。

気流に引っ張られるように居室内の湿気が小屋裏に侵入しやすくなる。
(資料:日経ホームビルダー)

ようやく一般の方も これ位の知識が持てる様になりました。とっても良い事だと思います。
やはり断熱に関わらず「良い家」とは「的確な知識」の元に「正しい質」が必要かと考えます。

こちら以前書いた「正しい施工の質」についてイロイロ 
【レディオクラブ:長期優良って言葉に惑わされるな】

何度も書いてるけど 今回のテーマ「気流止め」にも言及してますよう^^
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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

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