昨日書いた 北野異人館のスターバックスにあったバルコニー云々の記述
また明日って引っ張ったので律儀に本日はバルコニーについてw
その前に 昨日ちょこっと出した「オーリエルウインドウ(Oriel Window)」だけど
異人館繋がりで言えば この山手八番館の2階出窓なんかがソレ。
ちょっとイレギュラーだけど ハーフティンバーの階上が出窓になってますね。
・・話がソレましたww
まず「バルコニー」と「ベランダ」の違い。
元々の語源が違うので定義そのモノが難しいけど
単純にバルコニーは壁より迫り出した「床&手摺」であり
ベランダはその床に天井(屋根)が付いていると考えて正解かと。
そこにガラス等で外気と区切ってあれば「サンルーム」と定義しませう。
よって 立て看板に書いてあった「バルコニー」っての実は「ベランダ」が正しく(笑
それにしても玄関上に「ベランダ」は無いよねって話。↓これね。
もっと言うとベランダどころかガラス入ってるのでサンルームだよねって事でw
でも よく見て。
開閉できるガラス戸の下 不自然に装飾手摺があるよね。
さぁ これ何だ^^ ん?昔はバルコニーってかベランダだったって事??
実は異人館通り歩いてると こんな感じの収まり多い事に気づくのよねぃ。
↓ 例えば「萌黄の館」もそう。
壁から迫り出した2階床にガラス入ったサンルームが乗ってるけど
やっぱりベランダだっただろう手摺が見えるでしょ。
↓ ラインの館も。
画像わかりにくいね・・別確度から^^ 萌黄の館と同じような収まりになってるね。
異人館通りにあった民家もw (勝手に撮ってゴメンナサイ)
実はコレ 元々はベランダとして外気に開放してあった床だったのです。
なんだかんだ異人館集落は領事館が多く商人達も居住していた町。
住民の多くは植民地経由で神戸に渡って来た人も多く
暖かい植民地で快適だった屋根付きの開放されたベランダを好んで作った訳です。
ところが神戸(と言うより日本)の風土は冬寒く 開放されたベランダは
ほとんど使えない事に気づいたって事なんすね。
でもって 開放された柱間にガラス戸を入れ
手摺を埋めてサンルームにしたと言う経緯があるんですね。
このパナマ領事館も当初の図面みるとバルコニーみたい事書いてあったので
ガラスと壁を入れてサンルームにリフォームしたんだよきっと。
向かって右の柱の上にある大きなガラス開口部分ね。
そんなこんなで 海を超えた建築思想もこの地に併せて変化してった証拠と言えそう。
面白いでしょ。
そんな事思いつつ異人館見てると 実はハーフティンバーが美しい風見鶏の館とかも
左の茶色くて仕上げが違う部分も実はベランダだったのでわ?とか。
有名な「うろこの館」の真ん中の部屋も 昔はベランダぢゃ無かったの?とかね^^
こんな考え方 洗濯物干す場所作るのにも参考になるかなww
そぅそぅ そんな異人館集落にあって一件だけベランダが現存していました。
こちら英国館(King of King」
さすがキングオブキング 寒さなんかにゃ負けねーぜって事か(爆
なんて
ちゃんと階下にはコンサバトリーってかサンルームが造ってありますので^^
こんなサンルームからお庭に出て アフタヌーンティー楽しんでたんでしょうね。
ちなみに
この北野って場所は神戸の山側にあって 南側には神戸港が望めます。
使用人が運転する車にのって坂を登ってきたんでしょうなぁ。
そしてベランダから神戸の街や海を眺めながらのお茶タイム。
うーん 明治ロマンですなぁ(笑
異人館にかこつけて バルコニーとベランダとサンルームについてでした。
アディ押忍。
HEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHE
また明日って引っ張ったので律儀に本日はバルコニーについてw
その前に 昨日ちょこっと出した「オーリエルウインドウ(Oriel Window)」だけど
異人館繋がりで言えば この山手八番館の2階出窓なんかがソレ。
ちょっとイレギュラーだけど ハーフティンバーの階上が出窓になってますね。
・・話がソレましたww
まず「バルコニー」と「ベランダ」の違い。
元々の語源が違うので定義そのモノが難しいけど
単純にバルコニーは壁より迫り出した「床&手摺」であり
ベランダはその床に天井(屋根)が付いていると考えて正解かと。
そこにガラス等で外気と区切ってあれば「サンルーム」と定義しませう。
よって 立て看板に書いてあった「バルコニー」っての実は「ベランダ」が正しく(笑
それにしても玄関上に「ベランダ」は無いよねって話。↓これね。
もっと言うとベランダどころかガラス入ってるのでサンルームだよねって事でw
でも よく見て。
開閉できるガラス戸の下 不自然に装飾手摺があるよね。
さぁ これ何だ^^ ん?昔はバルコニーってかベランダだったって事??
実は異人館通り歩いてると こんな感じの収まり多い事に気づくのよねぃ。
↓ 例えば「萌黄の館」もそう。
壁から迫り出した2階床にガラス入ったサンルームが乗ってるけど
やっぱりベランダだっただろう手摺が見えるでしょ。
↓ ラインの館も。
画像わかりにくいね・・別確度から^^ 萌黄の館と同じような収まりになってるね。
異人館通りにあった民家もw (勝手に撮ってゴメンナサイ)
実はコレ 元々はベランダとして外気に開放してあった床だったのです。
なんだかんだ異人館集落は領事館が多く商人達も居住していた町。
住民の多くは植民地経由で神戸に渡って来た人も多く
暖かい植民地で快適だった屋根付きの開放されたベランダを好んで作った訳です。
ところが神戸(と言うより日本)の風土は冬寒く 開放されたベランダは
ほとんど使えない事に気づいたって事なんすね。
でもって 開放された柱間にガラス戸を入れ
手摺を埋めてサンルームにしたと言う経緯があるんですね。
このパナマ領事館も当初の図面みるとバルコニーみたい事書いてあったので
ガラスと壁を入れてサンルームにリフォームしたんだよきっと。
向かって右の柱の上にある大きなガラス開口部分ね。
そんなこんなで 海を超えた建築思想もこの地に併せて変化してった証拠と言えそう。
面白いでしょ。
そんな事思いつつ異人館見てると 実はハーフティンバーが美しい風見鶏の館とかも
左の茶色くて仕上げが違う部分も実はベランダだったのでわ?とか。
有名な「うろこの館」の真ん中の部屋も 昔はベランダぢゃ無かったの?とかね^^
こんな考え方 洗濯物干す場所作るのにも参考になるかなww
そぅそぅ そんな異人館集落にあって一件だけベランダが現存していました。
こちら英国館(King of King」
さすがキングオブキング 寒さなんかにゃ負けねーぜって事か(爆
なんて
ちゃんと階下にはコンサバトリーってかサンルームが造ってありますので^^
こんなサンルームからお庭に出て アフタヌーンティー楽しんでたんでしょうね。
ちなみに
この北野って場所は神戸の山側にあって 南側には神戸港が望めます。
使用人が運転する車にのって坂を登ってきたんでしょうなぁ。
そしてベランダから神戸の街や海を眺めながらのお茶タイム。
うーん 明治ロマンですなぁ(笑
異人館にかこつけて バルコニーとベランダとサンルームについてでした。
アディ押忍。
HEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHE
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豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。
MAIL = infoあっとhousingeyes.com
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