ちょっとマニアックだけど断熱工法の話です。
こちらアメリカの工事現場(プラットフォームコンストラクション)
ん?窓が付いている外壁の内側に また一枚壁がありますね。
外壁を二重にして断熱厚みを稼ぐ方法の一つです。
こちらは上下枠を2✕10材(235mm厚)として
その両側に2✕4材(89mm厚)をスタッド(縦枠)として千鳥に設置。
そうすると必然的に千鳥のスタッド間に57mmの隙間が出来ますね。
その隙間にも断熱材を充填する事でスタッドの熱橋防止となる訳です。
235mmもあれば寒冷地飛騨でも【無暖房住宅】だって狙えそうです^^
ただしコストも捨てがたいながら 内側にふかした分だけ部屋が狭くなりますよね。
内側に断熱をふかす場合 だだっ広い土地があれば問題無いですが
それでも柱芯心で建物の大きさを出す日本の基準で言うと
固定資産税も馬鹿になりません。
そんな意味で 個人的にポスト次世代としての更なる断熱強化には
充填+外張りの付加断熱をオススメしています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ブログ:外張り付加断熱はスタッド・まぐさ等の熱橋防止
http://eyescode.bijual.com/Date/20100218/ 【 木材現し部分の断熱は? 】
http://eyescode.bijual.com/Date/20100219/ 【 熱橋を最小限に減らすには 】
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
断熱には色々な手法・工法があります。もちろんコストも。
一辺倒では無く色々な角度から施工方法をチョイスしたいですね。
ちなみにアメリカでも この類のパネルはクレーンで吊っている様です^^
現場で作るのも手間だし いくら何でも重すぎて手起こしぢゃ無理すよね(笑
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豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。
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