先日の「一部屋補強シェルター計画」に補足です。
シェルターとして一部に強い空間を作る事は良い手法なのですが
そこだけ見ちゃうと本末転倒にも繋がりやすいので問題提起。
耐力壁の量が住宅全体で必要となる壁量を満たしていたとしても
その配置が「釣り合い良く」配置されず ある方向に偏っていると
地震力等の水平力が作用した際に構造的な「ねじれ」が生じます。
それにより建物が変形したり倒壊する危険性が高くなる訳です。
建物のねじれイメージ <矢印部分に耐力壁が集中しています>
一応 建築基準法第46帖には「筋交い等は釣り合いよく配置すべし」
と規定されていますが 阪神淡路大震災においては 軸組(耐力壁)が
極端に偏っていた為に倒壊してしまった事例が多数見つかり
軸組の「釣り合い良い」配置の重要性が再認識されました。
※平成12年建設省告示1352号に基づく軸組の配置基準参照
※平成12年建設省告示1352号に基づく軸組の配置基準参照
~と言う訳で、シェルターとして一部屋補強する場合は
「まず全体の釣り合いを見る」全体で見る事が難しい場合は
「あえてクラッシャブルゾーンを作ってそこに力を逃がす」等も
視野に入れて建物と住まう方の安全を確保したいモノです。
これね
特に構造計算が免除されている4号建物など新築にも言える事なんですよ。
大切な事なので補足しておきますね。
HEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHE
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