現在中央環境審議会では「廃棄物処理法見直し」議論の大詰めを迎えている。
排出事業者責任強化の為 排出事業者による処理委託先の実地確認を
義務付けることを提言する方向だが 環境省が進める優良性評価制度の
認定を受けている処理業者を選定した場合は これを免除する案が
報告書案に盛り込まれている事に対し 処理業界の一部で波紋を呼んでいる。
【環境goo】
優良性評価制度にインセンティブを与える措置ではあるが
「全国で評価制度が統一されていない」
「このままでは不公平な優遇措置になってしまう」との事。
また出た 見切り発車。
まず制度くらいは全国統一してからの話。
ただ順序が違うだけで 議題である規制緩和の方向性だけは良いと思う。
法律の言わんとする「なんちゃって」な業者の違法廃棄を抑制する
意味は解るのだが ある程度は許可業者の良識に委ねる事は必要かなと。
もちろん 一部のアホ業者の脱法行為と言うリスクは発生するが
全て厳格な法律と監視で縛り付けるのでは 税金がいくらあっても足りない。
罰則からすれば そなぃアホも数居ないとは思うし。
ゼロリスクを求めすぎるのも「解」では無い様に感じる。
アネハ事件で厳格になった建築基準法も然り。
入り口ばかり厳しくしても 出口が緩ければ実はリスクとしては減らず
責任も曖昧となり膨大な書類と時間が増えるだけ。
ちょこちょこ変わる基準法や指針にて 官製不況は未だ続いている訳で。
なんの為の許可業者かって事。
もちろん一部のアホのお陰で 厳格な法が作られるのは解るけど。
例えば 自動車-歩行者の事故が多いからと
「歩行者の道路横断は 横断歩道を渡らなければ罰金30万円」
的な法律が出来たら 事故は減るだろうか。
費用対効果で言えば そぅ言い切れないと思う。
個人的には あまりに規制ガチガチな社会には住みたくないなと。
もちろんその為には個人の資質が一番大きなウェイトを占めるんだけどね。
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