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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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IEA(国際エネルギー機関)の統計によると
07年のCO2排出量は 中国がアメリカを抜いて世界一になったとの事。

世界全体の排出のうち中国は約21% 米国は約20%を占めた【毎日】

両国を併せると 世界全体の4割。

ちなみに順位は以下。

1位 中国--60.7億トン
2位 米国--57.7億トン
3位 露----15.9億トン
4位 印----13.2億トン
5位 日本--12.4億トン
6位 独--------8億トン

この数字を 国民1人当たりに落とすと(IEA)

1位 米国--19.1トン
2位 加----17.37トン
3位 露----11.21トン
4位 独-----9.71トン
5位 韓国--10.09トン
6位 日本---9.68トン

~となり 中国は4.58トンで8位 インドの1.18トンは10位となる。

ただこれあくまで排出量を人口で割っただけで 人口が多く
景気が低迷してる国は 格差による分母の数字が大きいってだけ。

数字だけなら昨今の日本や世界の推移も例外ではない 【9月の一言】

今後 第3諸国の人口増や古いタイプの石炭火力が新設ラッシュの
中国やインドなど GHG排出量が増大する事は必至。

逆説的に言えば その量を抑える手法は多いと言う現実で。

環境技術を確立して来た日本の進むべき道は 公害や水・食糧問題も絡め
そこにビジネスチャンスを見出す事では無いかと思ぅ。それが政治力かと。

言葉は悪いけど「恩を売り金を稼ぐ」ってシタタカサ。

決して「ホットエア」を買って自己満足する事では無ぃなと。  うん。


世界有数のサンゴ礁を誇る慶良間(けらま)諸島周辺海域で
来年4月以降 ダイバーの立ち入り制限が実施される見通し。

ダイバーの数を現状の半数に制限する「総量規制」を行い
水深30メートルより浅い海でのダイビングには 村の承認が必要となる。

今年6月に成立した「エコツーリズム推進法」に沿った方向【読売】

同諸島は人口1800人に対し 観光客は20万人/年を超えると言う。

091006.jpgこれ普通に考えたら 入ってくる外貨を半減すると言う事。

それでもダイバー「半減」を決意した両村の英断に敬意。

サンゴの生態系に対し ダイバーのみが関与していると言う
訳では無く ひとつの要因としての話です。

ホントに海が好きなヒトは自然を壊す様なマネは
しないだろうけど 裾野が広がってくると話は別。

確かに それらの観光資金を減らす事は 村の収支にも
関わるとは思うけど 短期に観光収入は減る事を覚悟の上
将来を見据えた形ですね。

また俯瞰して見た場合 短期的には打撃かもしれないけど
視点を替え 中長期に見ればサンゴがダイバーによって壊滅されたら
今度は村が生きる術を失う訳で。

もちろんそれは 村だけの損失では無い。
環境リトマス試験紙的なサンゴも エコシステムの中では全て繋がっている。

サンゴに限らず いろんな事に言えるなと。

言葉は悪いけど「環境」と言う言葉を借りた上で ちゃんとシタタカサも読める話。
良い意味でですよ。

「自然」も ひとつの観光資源になってる地域には
単に「保護」一辺倒的な活動だけで無く こんな視点が求められるのだと思われます。

あ そそ 良く聞かれる「乗鞍スカイライン」の一般車乗り入れ禁止。
個人的には賛成のまま変わらずです。

エコツーリズム推進法【環境省】
http://www.env.go.jp/nature/ecotourism/law.html


現在中央環境審議会では「廃棄物処理法見直し」議論の大詰めを迎えている。

排出事業者責任強化の為 排出事業者による処理委託先の実地確認を
義務付けることを提言する方向だが 環境省が進める優良性評価制度の
認定を受けている処理業者を選定した場合は これを免除する案が
報告書案に盛り込まれている事に対し 処理業界の一部で波紋を呼んでいる
【環境goo】

優良性評価制度にインセンティブを与える措置ではあるが
「全国で評価制度が統一されていない」
「このままでは不公平な優遇措置になってしまう」との事。

また出た 見切り発車。

まず制度くらいは全国統一してからの話。
ただ順序が違うだけで 議題である規制緩和の方向性だけは良いと思う。

法律の言わんとする「なんちゃって」な業者の違法廃棄を抑制する
意味は解るのだが ある程度は許可業者の良識に委ねる事は必要かなと。

もちろん 一部のアホ業者の脱法行為と言うリスクは発生するが
全て厳格な法律と監視で縛り付けるのでは 税金がいくらあっても足りない。
罰則からすれば そなぃアホも数居ないとは思うし。

ゼロリスクを求めすぎるのも「解」では無い様に感じる

アネハ事件で厳格になった建築基準法も然り。
入り口ばかり厳しくしても 出口が緩ければ実はリスクとしては減らず
責任も曖昧となり膨大な書類と時間が増えるだけ。

ちょこちょこ変わる基準法や指針にて 官製不況は未だ続いている訳で。

なんの為の許可業者かって事。
もちろん一部のアホのお陰で 厳格な法が作られるのは解るけど。

例えば 自動車-歩行者の事故が多いからと
「歩行者の道路横断は 横断歩道を渡らなければ罰金30万円」
的な法律が出来たら 事故は減るだろうか。

費用対効果で言えば そぅ言い切れないと思う。

個人的には あまりに規制ガチガチな社会には住みたくないなと。

もちろんその為には個人の資質が一番大きなウェイトを占めるんだけどね。

 
静岡県東伊豆町に建つ風力発電の試運転が始まった。
 
その後 近隣住民に「船酔い」の様な症状が出ていると言う。
 
これを受け 環境省は今年度から愛媛・愛知両県の風車の周辺で
 
 東伊豆町と言うと ユーラスエナジーの2万Kw超えの風車かな。
 
低周波の弊害では無いかとの事だけど十分有り得る話。
 
この低周波被害 実は受けるヒトで感じ方は違うのだろうけど
「化学物質化敏症」の様に誰しも発症する可能性がありそう。
 
今でこそCS(化学物質化敏症)は まだまだとは言えようやく市民権を得てきた
感があるけどほんの15年程前までは そんな病名すら無かった訳で
 
風力発電と住宅の距離については全国で問題が上がっているけど
まずは的確な調査と「最低限以上の離隔距離」は必要だろう。
 
個人的に風車のある風景は好きで 目に入ると側まで行って見たりするけど
聞こえる周波数だけでも 正直2~300m位離れた位ぢゃ夜間など厳しいと思う
 
環境省やNEDOも作る事を前提とした予算取りでは無く まずは全国にある
風車の近隣環境に与える調査に予算を回すべきかなと。

今回その重い腰を上げて調査に乗り出したのは評価出来るけど
遅すぎたくらいで 他の案件でも徹底をお願いしたいトコロ。
 
もちろん建設にあたっては 地域住民とのウソの無い合意
エコシステム(自然生態系)に与える影響を十分に加味して頂きたい。
 
別に風力発電が悪いと言うのでは無く 設置場所や計画に問題がある様に感じる。
 
風車・・好きなんだけど これも両極では無く適材適所って事ですね。
  
090929.jpg 画像は読売より
 
 「風力発電に反対ではないが
 なぜ住宅地の近くに設置するのか」
 
 と訴える地域住民の方。
 
 
 ・・やっぱ近いんだ(汗


 

NOAA(米海洋大気局)の発表によると
今年夏(6~8月)の世界の海面水温は16・98度で
 
エルニーニュが発生した1年だけで見るのはナンセンスだけど
今年低温だったのは日本だけ。
 
今年にわかに騒がれた「寒冷化」も 平均気温が下がったのは去年だけ。
 
煽るつもりは無いけど大枠で見れば やはり上昇路線は否めない。
 
変化は気温だけでなく 急激な気候変動は全てを支配すると言う
大前提を忘れてはイケないなって。
 
全ては繋がっているのだから。   はぃ。

 

鳩山さん「気候変動首脳会合」の演説にて 日本の中期目標として
「1990年比で2020年までに25%削減」を表明。

090923.jpgあぁ 言っちゃったね。

ただその条件として「すべての主要国の
参加による意欲的な目標の合意」を
挙げたのは良しとしませぅ。

あまりに理不尽な動向になるようならキッパリ
「おまぇらが協力しないからオレも知らん」的に
突っぱねるくらいの ズルガシコサを持って
頂きたい(笑

実際そんな子供の喧嘩レベルの話ぢゃ
ダメなんだけど(ーー;)

どーも「鳩山イニシアチブ」は「金は出す」としか読めない。

その「鳩山イニシアチブ」
1) 日本を含む先進国の官民資金による貢献
2) 途上国の排出削減の検証可能なルール策定
3) 資金の透明性・実効性確保のための国際システム構築
4) 技術移転に伴う知的所有権保護―を提唱。

②は良いとして ①と④辺りが怖い。
 
お願いだから日本をネギカモにしないでね。

ただね 昨日の続きで「数字あわせ」だけなら結構簡単。

住宅部門で言えば「創エネルギー」などと如何にも
耳障りの良い言葉を使い とりあえず「太陽光乗けっとけ」的な
みせかけの「ゼロエネルギー」は諸刃の剣。

LCAを絡めて あくまで省エネに傾く躯体が無ければ
本質的な対策には繋がらないだろう


穴の空いたバケツに水は溜まらないって事です。
そして貯めようとした水は「無限」でも「タダ」では無いと

持続可能な社会構築には 国民の意識シフトが一番効きそぅです。

IEA(国際エネルギー機関)の報告書によると
世界的な経済不況の影響で温室効果ガスの排出量が減少し
排出量の増加に歯止めがかかっているとの事。

2009年の化石燃料による二酸化炭素排出量は過去40年で最大の減少となり
減少幅は 第2次石油ショックによる1981年の不況時を上回るという。【AFP】

090922.jpg

普通そぅなるでしょ。 て訳で軽く雑感。

そこで気を付けなければイケないのは
温室効果ガスの低減は 努力では無く景気低迷によると言う事。

例えば 日本政府が挙げている「排出権取引」

国の努力無く景気が低迷し 工場が稼動していない国等は
何もしないで最初定めた排出量が余る事になる。

それが 「ホットエア」

景気低迷に喘ぐ国は その余った分の「排出量」を売る事で
何もしないで外貨を得る事が出来 買った国はその分
排出量管理が数字的にのみ し易くなる。

数字が移動するだけで 世界全体では排出量そのモノが変わらない仕組み。

もっと悪いシナリオとしては
「そんな排出権取引しなくても 規制の無い国で工場を稼動させれば
その排出量はカウントされない」と言う 訳わからん解釈も通用する事になり
例えば 日本国内から工場を他国に移す方が楽になってしまう。

そして世界総量的な排出量は減るどころか増えると
最悪な事に 国内から雇用から何から無くなっての話。

あかん こんな事は許してはイケない。

何度も書いて恐縮だけど 今後外交の趣旨は
まず「日本の企業が行ってきたこれまでの努力」をアピールし
その技術で外貨を稼ぐ事を目指して頂きたい。

その位のシタタカサは必要かなって。
 
アホなホットエア購入に対し 国民は目を光らせるべきかと思う。

鳩山さんNY入りとか。おねがぃ子供の使いにならないでね。


西友は17日 国産鶏肉の販売を「ノントレイ」にすると発表。
従来品に比べ約40%程度価格抑えて販売するとの事。

国内産むね肉・もも肉・手羽元の3種類を
産地工場にて1kg入りの真空パック包装で商品化。

加工工場を経由せずに直接各店舗に配送することで
これまで使用していた流通用包装フィルムや 販売用トレイが不要となり
価格を100gあたり35~48円に下げることができるほか
年間で約14トンの容器包装の削減を可能としたらしい【orikon】

そ言えば西友は 昨年「冷凍えび」の真空パック販売にて
包装材の削減を図っていた。【08年10月の一言】

エビでは成功したと見るべきだろうか。

個人的には トレイは家に着くなりゴミになるのだから「不必要」
とは思っているけど その辺やはり消費者の意識に委ねられそう。

衛生面とか 見た目的にで受け入れられにくぃのかなとか
今回の1Kgパックってのは量的にどうなのって感はあるけど(笑

根本的なゴミ量削減に対し「アリ」な方向性だと思います。


パナソニックが10月よりLED(発光ダイオード)を売り出すと発表。
 
同社が発売する「EVERLEDS(エバーレッズ)」シリーズは
光を調節できるタイプなど8種類。
 
店頭では1個4千円前後から売られそうで
業界でもトップクラスの省エネ性や軽さを実現させたとの事 【朝日】
 
シャープに続き大手参入。【 6月の一言 】
NECと三菱電機も子会社を通じて 9月下旬に参入するとの事。
 
まだまだ高いとは言え 今後は価格もこなれて来るだろう。
 
ただLEDも万能では無く ダウンライトやベース照明には向かない特性もあるけど
その辺りも適材適所で 器具の入れ替えには選択肢が増える事になる。
 
ここ数年で照明を取り巻く環境も変わりそぅですね。

090912.jpg
画像はパナソニックの「EVERLEDS」

 
ハイテク家電などにも幅広く使われるレアメタルについては
世界的な需要が急拡大するなか主要産出国である中国が輸出を制限するなど
専門家は供給不足を予想している。

新たな大規模生産源が開発されない限り 世界のレアメタル供給量は
向こう数年間にわたって 需要を年間約4万トン下回るとみられる。【 ロイター 】

いまさら感は大きいけど これ以前より懸念されている案件。

特に供給不足の影響を受けそうなのが ハイブリッド車に搭載される
電気モーター用のレアメタルだと言う。
090906.jpg
実際レアメタルも大切な化石資源であるが故「有限」
どーにもバブルなニオイが鼻につく。

ただ 車に関しては「中古車市場」と言う
正しい「リユース」が確立されているので その辺
輸出車も含め リリースした車を確実に回収する様な
システムを作り上げた方が良いのでは。

販売店も絡めてね。

それでも一度販売されたら 10年程度は市場価値が続くだろうから
回収スパンは長くなるけど・・。

「環境」を隠れ蓑に またオカシナ事にならなきゃ良いなと。
もぅ既に中国関連は動いてましが(汗

また各メーカーで 電池等々の規格を統一する事によって
使用時の「リユース」と言う観点から 実は生産側を守る事にも繋がるのでは。

ちなみに 私たまに乗る自転車は鉄フレームだから
レアメタルは極少で 一滴もガソリン食わなぃ(爆

やはり画一的に考えるのでは無く バランスなのでしょね。


今年は ミツバチの減少が各地で言われたが
実は日本のみならず 世界各地でミツバチ失踪が確認されている。

090903.jpgその原因は「気候変動」とか「ダニ」「遺伝子組み換え植物」等々
幾多の報告があるけど 真相は闇の中のまま。

そんな中 「携帯電話の電磁波が影響している」との報告【AFP】

インドPTI通信によると 南部のケララ州で行われた実験から
ミツバチの個体数が激減したのは 携帯電話会社が通信網を
拡大しようと同州全域に設置した基地局が原因であるとしている。

研究を行ったSainuddin Pattazhy博士によると 巣箱の近くに
携帯電話を置くと 働きバチは巣箱に戻ることが出来なくなり
巣箱には女王バチと卵だけが取り残されたとの事で
携帯電話を置いてから10日以内でハチのコロニーは
崩壊したらしぃ


更に記事中 博士は 基地局や携帯電話の数がさらに増えれば
ミツバチは10年ほどで姿を消すかもしれないと警告している。

ヒトには影響が無いモノでも 生態系にとっては影響がある
と言う事は十分考えられる。

ミツバチも「生物多様性」の一端を担ってくれている事は確か

特に携帯電話を「魔女化」する気はないけど 日本でも調査の価値はあるかも。 うん。
あくまで消去法的可能性のひとつとしてね。

日本原燃の再処理工場関連施設から出る
大量の「低レベル放射性廃棄物」が未処理のまま
 
廃棄物とは低レベルと定義されるとは言え
放射線に汚染された作業着や手袋・紙・木材など。
 
本来は使用済み燃料受け入れ貯蔵施設に付属した設備で焼却し
コンクリートなどと混ぜてドラム缶に封入して保管するハズの計画。
 
しかし「仮置き」された廃棄物は ドラム缶約2万1000本分に及び
そのうち約8000本分は ポリ袋に包んで鉄カゴに入れ
あちこちの建物内に積み上げられた状態だと言う
 
・・こらこら(-_-;)
 
それって地域住民への裏切り行為では無かとですか。
 
これで原発は正直で安全です!ってどー信じなさぃと。
 
ただでさえ原発への風当りが強い中 危機管理の無さと言ったら(汗 
まずは確実に足元を正さないと 国民の支持は得られないと思ぅ。

 
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自己紹介:
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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

MAIL = infoあっとhousingeyes.com
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