Twitterからの転載
なるほど。
耐震等級と言う基準があります。
【等級1】とは現行建築基準法相当の耐震性~~~~~
極めて稀に(※1)発生する地震による力(※2)に対して倒壊・崩壊等しない程度。
~とされます。
※1 数百年に一度程度
※2 建築基準法施行令第88条第3項に定めるもの
ちなみに「数百年に一度程度」の地震とは 東京の場合
気象庁の震度階で震度6強から7程度に相当するといわれています。
(地表の加速度で400cm/s2程度)※飛騨地方もほぼ同じ。
飛騨地域も157年前に震度7が発生している様です。
~~岐阜県を襲った震度7位上の地震~~~
745年6月5日 M7.9 岐阜県美濃中西部 天平地震
1586年1月18日 M7.8~8.1 岐阜県美濃中部 天正地震
1715年2月1日 M6.5~7.0 岐阜県美濃中西部
1858年4月9日 M7.0~7.1 岐阜県飛騨地方 飛越地震
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
数百年に一度。
たまに「これヤバイでしょ・・」って言う新築見学会のチラシ見ますが。はい。
数百年に一度。
たまに「これヤバイでしょ・・」って言う新築見学会のチラシ見ますが。はい。
ここでは口酸っぱく出てる言葉なので御存知かと想いますがw
防湿気密工事「コンセント周り」のおさらい。
まず気密工事とは何のために行うのか?
最初に「防湿」と言う大切な役割がありますが 大きな定義として
「建物を長持ちさせる為」
「断熱性能を長期間担保する為」
~に大切な工程だと言えます。
例えばこちら防湿シート(べパーバリア)施工後の一枚。
赤い矢印が気密テープ
青い矢印が先張り防湿シート部分となり丁寧に連続させていきます。
そこで忘れがちだけど非常に大切な気密工事部分 コンセント周りがこちら。
判り難いですが気密テープが回っていますね。
簡単に図解するとその断面がこちら ↓ 赤い線が防湿気密ライン。
コンセントは すっぽり室内側に入れてしまうんですね。
コンセントは すっぽり室内側に入れてしまうんですね。
大切な事なので2度言いましたよ(笑
こうゆうヒトテマが最初の計算には出てきませんが
居住性や耐久性に大きく寄与する技術と言えます。
気候変動対策として
断熱の目的と恩恵シリーズ その5です
普通に暮らしていると特に意識しませんが
建物断熱は地球の気候変動抑制にも寄与するとされます。
現在 世界の年平均気温は100年辺り0.68℃の割合で上昇。
それに対し日本では1.15℃の割合で上昇しています。
特に日本では異常高温日が増え 熱帯夜や猛暑日は増加しています。
また「温暖化」と言う言葉に隠れがちな 大規模な干ばつや台風・大雪などの
極端な気候変動が増えている事は体感的に感じてみえると思います。
極端な気候変動が増えている事は体感的に感じてみえると思います。
そんな中 住宅・建築分野のエネルギー消費は 我が国全体の3割以上を占め
更に家庭でのエネルギー消費は増えるばかりで減っていません。
そのため住宅分野での低炭素化 つまり省エネルギー化が課題となっているのです。
しかし単純に「省エネ=お財布に優しい」と
イメージできれば目指すべき方向は見えてきますよね^^
断熱のススメ:その1 温度ムラを減らす
断熱のすすめ:その2 熱中症対策
断熱のススメ:その3 エネルギーインフラが途絶えても・・
以前ついったコレ
どゆ事!?っていくつもお問い合わせ頂きますので。
ここで言う発泡ウレタンとは「断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム」の事で
↓こーゆー断熱材です。最近の流行りっぽいですから御存知ですよね。
こちら良し悪しは置いといても 専門業者さんが施工するので
技術力のない工務店さんなんかは採用すべしってスタンスです。
まぁこんな問題点もありますがw 【 ブログ:あったかぃんだからぁ? 】
一般に硬質ウレタンフォームは透湿抵抗が大きいとされますが特に
「JIS A 9526 A種3」に該当する素材には室内側に防湿層(防湿フィルム)が必要です。
「JIS A 9526 A種3」に該当する素材には室内側に防湿層(防湿フィルム)が必要です。
素材が水分を含むと木材の腐食は元より
断熱性能が格段に落ち ダニやカビの温床にも成り得ます。
何事もイメージだけではイケませんね。
こちら採用にあたっては 工務店さんより素材メーカーさんに
建設地と共にお問い合わせしてみる事が必要かと思います。
建設地と共にお問い合わせしてみる事が必要かと思います。
もちろん全部が全部悪いと言ってる訳ではありませんよぅ。
何事も両極論には解がありませんから^^
そぅそぅ 発泡プラスチック系でも
何事も両極論には解がありませんから^^
そぅそぅ 発泡プラスチック系でも
「A種フェノールフォーム3種2号」に該当する硬質ボードにも防湿層は必要ですよ。
最後の10年は・・
断熱の目的と恩恵シリーズ その4です。
現役でバリバリ働ける今なら 光熱費高騰も何とか乗り越えられるでしょう。
それが例えば 年金生活になった時の光熱費云々考えた事がありますか。
考えたくないですが年金は年々減少傾向にありますが
持ち家・賃貸に関わらず光熱費高騰は生活を圧迫する事になります。
放って置いても毎年 冬は訪れます。
正しい断熱は健康な暮らしなだけで無く生活維持費を少なくする事にも繋がります。
そこで ちょっと考えさせられるカナダのCM。
Make Health Last. What will your last 10 years look like?
健康かどうかでこんなに違う老後の人生
死ぬまでの老後の10年を、健康的に過ごす人生と
そうでない人生が2画面で進んでいきます。
エネルギーインフラが途絶えても・・・
断熱の目的と恩恵シリーズ その3です。
災害や事故等で冬季にエネルギーインフラが途絶えると
マイコン制御の暖房設備は使えません。
しかし適切な断熱化は エネルギーインフラが途絶えた時でも
室温降下をある程度緩やかに抑える事ができます(クリック)
昨年末 飛騨地方を襲った大雪による倒木広域停電時 まる1日ちょっと
停電した寒い日でも うちの熱帯魚くん達はちゃんと生きていました。
上図の実験結果は体感的に当てはまっていると思います。
ブログ:正しい断熱は災害対策でもある
実際 お隣に実家がある方からも1日半停電が続いた時
「実家には開放型ストーブあったけど 何も熱源無かったうちの方が暖かかった」
「実家には開放型ストーブあったけど 何も熱源無かったうちの方が暖かかった」
と なかなかな体験談を頂いています^^
通常時ではその分 熱源が少なく済むと言う事になりますね。
暖房負荷が小さい=お金が掛からない ←次の試験出るよココw
断熱のススメ:その1 温度ムラを減らす
熱中症対策
断熱の目的と恩恵シリーズその2です。
近年増加している熱中症
室内での熱中症が増加している事はNEWSなんかで御存知ですよね。
ただ 単純に冷房つければ良いってものでも無いのです。
下表の横軸が熱損失係数(Q値)で縦軸が冷房負荷(MJ)
Q値が大きくなるほど(断熱性能が悪くなる程)冷房負荷が増える事が解ります。
断熱性能が悪いと暑いだけで無く 冷房費も無駄に嵩む訳です。
しかし 図中のタテ黄色線がⅡ地域の推奨Q値(Q=1.9)ですが
断熱の強化のみ進めると 冷房負荷が増えていきますね。
入った熱を逃さないからなんです。
なので
大切なのは通風と日射遮断。
画像はTOLIより
ここでは何度も繰り返してるので御存知かと思いますが
断熱とセットで考えなくてはイケナイのが通風と日射遮断です。
つい先日の某様邸 結構積もってます。
弊社の家はキホン雪止めを設ける場合は 2m積雪にて構造構築していますので
これくらい全く問題ないですが耐雪2mの荷重ってどの位?って思いますよね。
計算は積雪単位荷重として「積雪量1cm毎に30N/㎡」を基準にしますので
2m積雪でKg換算だと 1平方メートルに対し611Kgの荷重を満足させる事が必要。
ザックリ畳半分のスペースに デラックスなマツコ氏4人以上って事です。
畳半分に彼女(彼?)4人強ですよ 結構スゴイでしょww
ただし
柱だけで支えている所は 鉛直荷重には十分以上持ちますが
その荷重が掛かった所に大きな地震が来たら「不味い」とも言えます。
やはり地震には「軽い屋根」と「軽い壁」が一番効きます。
重心は低く・壁は堅牢に~が基本ですね。
画像は外壁メーカーKMEWより
実際は最初の画像位の雪で どうと言う事は無いのですが
やはり転ばぬ先の杖です。雪下ろしして頂きました。
もちろん下屋のみ。母屋は一度も下ろしてませんよ。
てか 大屋根にツララすら無いでしょ^^ (謎
毎年降る雪に対し安全な冬~大切な観点ですね。
関連一言:折れる柱~実は効いている化粧的横架材~
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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。
豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。
MAIL = infoあっとhousingeyes.com
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