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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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太陽光10Kw以上屋根に乗せて 蓄電地いれて高効率機器使って
照明は全部LED もちろんHEMSで見える化して光熱費ゼロ。
 
いいね スマートハウス。
 
 
 

おかしいと思います。

 
まずは逃げていく熱を減らし 最小限の熱源で快適に健康に暮らす。
 
そして足りない分を賄う為に太陽光パネルを載せる。
 
収支を見ると光熱費ゼロで嬉しいね。
 
~と言うのが正しい方向性かと思います。
 
 
その為の性能的には新築の半分程度しかクリアしていないとされる
次世代断熱基準位でも 心もとないのは確かです。
 
 
穴の空いたバケツに水は貯まりません。
 
しかし漏れる分より多く水を注げば水は貯まります。
 
それって違うと思うんです。
 
 
※画像はイメージです。本文とは関係ありません。










現在は改正建築士法により、建築士制度が大幅に見直しされ
建築士事務所に所属する建築士は3年毎の定期講習が義務付けられています。
 
高山には会場無いので岐阜・名古屋とか富山まで行くんですけどね。

 

ええ 建築士が関わった工事で何かあってもこーゆー講習義務付けてますから
行政は全く悪く無いんですよ。って言う体の良いカツアゲです
 
まさに上納金持っての参勤交代・・
姉歯君有難う。いー感じで儲かるシステムが構築出来ました。
 

ん” ん”ん”  あれ 喉の調子がおかしいな(笑


とは言いつつも 内容の方向性は良いのですよ。
 
例えば スケルトン・インフィルに関する考え方とか
 
 
 
ペン入れてありますが 全くもってそのとおりです。
 
 
あと 毎回載っているのですが国の方向性は↓コレですよ。
 
 
 
現場発泡の断熱材の事です。
 

未来の子どもたちの為に原発を無くそう!

 

未来の子どもたちの為に自然を残そう!

 
 
はぃ趣旨は良く分かります。
 
特に自然保護。
今のままの生活続けたら地球が2つあっても足りません。
 
 
それなら身近な建築資材についても考えませんか^^
 

今の判断が何十年後・何百年後の廃棄物に繋がるのです。
 
 
え?家の寿命は30年?なおさら貴方もまだ生きてるのではw









母屋上~屋根垂木間で断熱を行う事を「屋根断熱」と言います。
 
その場合の大切なヒト手間がこちら。
 
 
 
矢印が防湿シート。防湿層は連続しなければ意味はありません。
 
http://eyescode.bijual.com/Date/20100627/ 【ブログ:先張り防湿】

 
その辺の施工精度が暮らしやすさと耐久性への担保となります。





 
面材・筋交い等々 垂直構面の耐力壁には種類があります。
 
そんな中 珍しい耐力壁をご紹介。
 
 
 
FRP製の面格子耐力壁です。斬新ですな^^
 
通風と採光を得る事が出来ます。楽しそう。
 
これで【壁倍率2.5倍】 価格はザックリ15万円。
  
意匠性の高い店舗なんかには良いかもですね。

高いと見るか安いと見るか~ですが単純に
構造用合板両面張りなら【壁倍率5倍】で価格は1万円以下・・。
 
それでは元も子もないのでw
 
木製の筋交いを現しにするなんて手もあります。
 
 
30mm×90mm以上のタスキ掛け筋かいで【壁倍率3倍】
価格は金物込で2万円以下って所でしょうか。
 
もっとスマートにと言う事ならステンレスブレスもあります。
 
 
開口部に合わせてもスッキリしますね。
 
こちら3尺(910m)幅で【壁倍率は2.7倍】
価格はざっくり3万円以下って感じです。
 
その他変わり種として 制震ダンパー付きブレースなんてのもご紹介。
 
 
まぁコチラはあまり現すモノではありませんが^^
 
【壁倍率1.7倍】で価格的には金物含めてざっくり12万円位ですかね。
 
 
もちろん耐力壁の設定には適切な計算と施工が必要ですが
コスト対デザインでも選択肢が出る事が解りますね。
 
その辺は 最終的な意匠デザインにも関わってきますので
早い段階での想定があって良いかと思います。
 
リモデルなんかだと「取れる壁」と「取れない壁」・「代わりの壁」での
セメギアイになる事も多かったりしますし^^
 
あくまでデザイン優先で 耐力軽視なんてのは論外ですけどねw






 










最初に言っておきます。
 
現行の断熱最高基準は次世代基準(H11基準)です。
 
ですが
 
次世代断熱(Q値=1.9)位の性能で安易な吹き抜けや大開口などは
冬寒くて夏暑いだけですから止めておいた方が得策です。
 
放熱が大きすぎます。
ナンチャッテ次世代も然ることながら それすらクリアしない性能は論外とも。
 
さてそのQ値(W/㎡・K)【熱損失係数】とは 室内と外との温度差が1度ある時
家全体から逃げる熱量(W)を床面積(㎡)で割った数値の事。※1
 
この数字が小さいほど暖房した熱や 冷房した冷気を外に逃がしにくくなり
住宅の断熱性能が高い省エネで快適な家になると考えて正解です。
 
ヒートショックを何とかしたいとか 家の中の温度差が大きすぎて
冬に動くのが億劫・・足腰が痛い・冷えると言った方は特に 

Q値の小さい家を選びましょう。

 
ランニング冷暖房費の削減はもちろん 初期投資としても
想定能力を抑えた機種を選べるのでイニシャルコストも抑える事が出来ます。
 
さて そんなQ値。
 
ザックリQ値と暖冷房にかかるエネルギーは比例します(厳密に言うと違いますが)
 
そんなQ値の違い 今は暑い夏なので冷房費に落としてみましょう。
 
先日お引き渡ししたおうちがQ=1.12だったので そちらをサンプリングとして。
 
単純に次世代省エネ基準(Q=1.9)を「100」とすると
Q=1.12の家は「59」になりますね。
 
そこに電気料金を掛けて冷房費の比較とします。
 
まず中電さんのEライフプラン(3時間帯別電灯)だと昼間は1kWhにつき 35.61円。
あ・・上がってますね(汗
 
エアコンは冷房能力3.6kW(消費電力 約720W)を想定しましょう(※12帖用)
 
上記機種で消費電力が720Wなので 換算して0.72Kwになります。
 
1時間の消費電力料金= 0.72(KW)×1(時間)×35.61(円)=25.64円※2
 
これを昼間3時間(@35.61円)と夜間4時間(@25.43円)
使ったとして1日/150.15円。
 
Q=1.9の家で冷房費が一日150.15円だとすると
Q=1.12の家なら一日/88.59円。・・となると
 

1日61.56円の差額になり
1ヶ月で1908円のお得となります!

 
冷房費だけでですよ。
 
キャベツが1円安いからって自転車走らせるより楽ですよね^^

もちろんQ値が1.0を切ったりするとその数字はもっと開きます。
その辺は初期投資と その回収年月で比較すれば良いでしょう。
 
次世代ギリギリの「高断熱!」に納得してはイケません。
 

夏の冷房にも正しいパッシブデザインと断熱が効きます。

 

構造や断熱はイメージで無く数字で選びましょう。

 
 
 
※1 Q値はプランや方角など一邸一邸異なりますので
          条件の異なるモデルプランでの比較は無意味です。
 
※2 エアコンの消費電力は始動時・平常運転時では異なりますが
    ここではその差異を含みません





 









ほぼ底値を低空飛行している住宅ローン金利。
 
プランにも寄りますが今年 住宅を建てられる人は「住宅ローン減税」を
入れると実質マイナス金利でローンを組める事になってます。
 
これ凄い事だと思うんですけどね。
 
 
どこまで下がる?住宅ローン金利 【 DIME 】
 
↑こちらに変動金利型から固定金利型に機動的に切り替えることが
可能な住宅ローンが良いのでは?なんてありましたが同感。
 
流動的に考えられると良いですね。
 
 



 
その辺も含めて勉強会行ってます。


 
 
 
御希望でしたらファイナンシャルプラン講座もございます。

 
お気軽に^^







 
 
いい加減放っぱなしだったので・・色付けてみました。
 
まずはNYにある様な 白レンガ壁として真っ白に塗ってみます。
 
それはそれで良いのですが 何故が画像が無く(汗
 
途中からですが レンガっぽく色を付けてみます。

画像が暗いのは天気が良すぎて・・w
 
 
 
目地も入れます。
 
 
 
この時 レンガの側面と目地の平面堺の辺はシッカリ
色入れておかないと仕上げが可笑しくなります。
 
そして仕上げ完了。一応エイジング掛けてみました。
 
 
 
どうでしょう。レンガ壁と漆喰が風化して(あくまで剥がれたのでは無く)
 
そこに白のペンキ塗ったんだけど それも風化してちょっと煉瓦の色が見えてきている。
 
そんな感じに見えませんか^^  ・・見えるでしょ  ・・見えるって言ってw
 
 
 
うーん・・次回に期待しようww
 
ちなみに使ったのは普通に市販されてる水性塗料です。








昨日の気流」が発生する壁を思い出して頂きw
 
ケンプラッツさんに問題提起があったので そちらご紹介 
 
断熱境界の混乱で結露を招く浴室と脱衣室【ケンプラッツ】
 
 ※壁・天井がしっかり断熱してあってもユニットバス周りで
 正しく断熱・気密しないと家は冷えてしまうと言うレポートです。

 
 
 
ちなみに 弊社では床下の断熱はキホン「基礎断熱」としていますが
「床断熱」の場合もバス周りは洗面・トイレも含め「基礎」で断熱しています
 
 
 
下画像が水回りリモデルにてバス~洗面の基礎・床断熱工事の様子

手前の青い断熱材が床断熱用の 0.028W(MK)×120mmで【R値=4.2】
 
奥の白い断熱材が基礎用防蟻断熱材で 0.034W(MK)×120mmで【R値=3.5】
 
 
 
 
基礎断熱の場合 水平方向への断熱施工は必要無いとされますが
実感的にあった方が暖かく感じるので その様にしています
 
また水回りだけ基礎断熱しした場合は特に床下の換気計画を考えないと
カビの温床になりがちなので注意が必要です。

そして継ぎ目や基礎~壁の隙間は発泡ウレタンを施工し
防湿層をしっかりと連続させる事で 初めて断熱が家を囲む事になります。

 
見落としがちですが大切な事ですよ^^
 
 
関連一言がこちら
 
■バス廻りは床断熱か基礎断熱か
 
■お風呂のあったかリフォーム
http://eyescode.bijual.com/Date/20140401/




楽しく賢く得しようが合言葉 お気楽勉強会やってます^^


 

こちら












 
部屋が暖まらない理由の一つに まず気流の管理が上げられます。
 
「冬寒い家は夏暑い」と言う根拠の一つでもあります。

 
   
 

それを踏まえ ちょっと気になる光景を見たので。
 
とある現場にて 外壁を治すとの事でトタンが外してありました。
 
新規断熱材として青い硬質断熱材も置いてありましたが・・
 
 
 
その青い断熱材 スタイロフォームと言う製品名ですが 
同じ青い板でも製品種類によって倍近く性能が違うんですよ。
 
ちなみに この現場に置いてあったのが「1種b」でした。
熱伝導率が0.040W/(m・K)なので20mm施工で「熱抵抗値R=0.5」となります。
 
次世代断熱基準に求められる数字が「R=2.2」なので全く足りません。
 
と言いますか「筋交い」等も邪魔して ほぼ「無断熱」と相違ない感じです。
 
それよりも!床下からの気流で断熱材の意味は全く無くなるかと思います。
 
こちらのお宅 別に欠陥だと言ってる訳ではありませんよ。
 
普通の根太工法の家は まずこんな感じになっていると思って下さい。
 
  
 
灰色に見えるボード9mm厚の向こうがお部屋です。
 
これ位の無断熱の家だと 外部から受ける熱の20%位は壁から入ってきます。
 
なんとなくイメージできますよね^^

 
せっかく治すなら その壁の部分だけでも正せれば面した部屋の環境は
多少なりとも変るのですが。ほんのちょっとの事なんですけどね。
 
そんなこんなも外壁を更新してしまうと見えなくなります。
 
 
 
壁の内側 ちょっと興味わきません?(笑
 
 
 


 
気楽な「家づくり勉強会」やってますよw
 
 
 
 
シロアリの羽が!との連絡を頂き見に行ったお宅。
 
弊社施工では無いのですが、お友達が弊社クライアント
だったりしまして お声を掛けて頂きました。
 
で、確かに玄関枠から侵入したらしき跡がありますが発見できず。
 
単に腐食では無いかと数カ所、壁を開けて確認(簡単にクロス補修できます)
 
シロアリの痕跡は無かったのですが(ホッ)
 
これ・・
 
 
 
築11年との事なので 既に次世代省エネ基準は楽勝スタートしています。
 
にも関わらず、10Kg袋入りグラスウールが50mm。
 
しかも上画の施工精度・・・。
 
断熱は施工精度によって性能は大きく変わります。
 
 
 
ザックリ熱貫流率で比べたら、グラスウール厚み換算23mm・・おーのー(涙
 
 
いろんな意味でお金のムダです(号泣

グラスウールが悪いと言ってるわけでは無いのです。

断熱のキモは根拠ある数字と施工精度だって事なんです。

  
これまでの感覚的に、このレベルの家が大半を占めていると感じます。
 
 
残念ながら次世代省エネ基準程度では、夏涼しく冬暖かい生活と
省エネを両立させることは難しいのですが、そこすら達していない現実。
 
 

こちらお読みで、これから家をとお考えの方

健康に笑顔で暮らしたいと思うなら、まず「断熱」の強化を考えて下さい
 

大丈夫!次世代断熱基準です!ではモッタイナイのです。

20年には最低基準になるんですよ。

 
その上、施工精度が伴ってなかったら・・すごくブルーになった昼下がりでした。







 
これだけガソリンが高くなると、車を選ぶ基準は【燃費】もポイントですよね。
 
ハイブリットは高いけど走行距離と維持費を比べて・・うーん。とかね^^


 
車だとそうなんですが皆さん「家の燃費」って考えた事ありますか。


 
家の性能でで大きく異なるのがやはり光熱費。

冷房暖房などのランニングコストがその家の「燃費」となります。

 
 
 

冷房なんて使わないよって方でも 冬は暖房しますよね。
 
年間暖房費が14万円(月平均2万円×7ヶ月)のおうちと
年間暖房費が7万円の(月平均1万円×7ヶ月)のおうち。
 

30年で210万円も違いますよ。

 
ちなみに「次世代断熱」基準40坪のおうちで年間13.2万円とされます。
 
 
それ以下の性能だと・・・解りますよね(怖
 
 

おうちの価格は「燃費」も含めて考えましょう。






EU諸国では2020年までに1990年比でエネルギー効率20%向上の目標を掲げています。
 
それを受けドイツの省エネ法(EnEv)は、2014年(今年)法改正を行い
窓の断熱性能基準を、熱貫流率U値1.3wから0.95wに引き上げる予定です。

 
ちなみに、日本の最高基準は北海道でもU値=2.33wです。※飛騨高山も同じ
 

実は中国より劣っている基準なんですね。

 
 
 画像はYKKパンフレットより
 
ちなみに弊社では窓U値=2.33wは最低基準として考えています。
 
 
環境ばかりで無く「住まう方の健康とお財布に直結するカテゴリ」と言えますね。
 
 

【 参考ブログ:穴の空いたバケツに水は貯まらないんだな 】
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プロフィール
こんにちは。
HN:
Eye's @ オカダ
性別:
男性
自己紹介:
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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

MAIL = infoあっとhousingeyes.com
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