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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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クリープ現象:
 
一定の荷重が持続して作用する際、材料の変形が時間と共に増大する現象。
 
部材に荷重を与えると変形が生じますが、荷重を除くと元に戻ります。 
木造建築における積雪荷重などを想像すると分かりやすいですね。
 
この変形を「弾性変形」と呼びますが、荷重が継続的に与えられると
弾性変形に加えて時間の経過とともに変形が進行していきます。
 
これをクリープ現象といいます。
 


それを踏まえ本日の移動中に見つけた一枚。
 
 
 
昔の学校でしょうか。少し前まで公民館として使われていた様ですが。
 
ここまで来るとクリープと呼んで良いかどうか(謎
 
 
 
窓のあたり ぐわんぐわん曲がっているのが良く解りますね。
 
ただこーゆー建物とか 歴史的だから残せって声がある事も事実ですが
治して元に戻るか?とか安全に長期的に存在できるか?などは
ノスタルジックな思想とは逆に位置します。
 
 

治して良い建物 治すのはモッタイナイ建物ってあると思うのです。
 
古民家再生なんて聞こえは良いですが そこに住まう住宅の場合は特に
生活レベルの改善や安全がコスト的に見合うかって視点も大切かなって。
 
単に見た目だけ新しくなるとか デザインだけ今風になるなんて改装は
コストにもよりますが 結構モッタイナイ話なのでは?なんてね^^



個人的に建物のリフォームやリノベーションを考える時は


「お金を掛ける価値があるか?」
「新しく創り替えるよりコスト的に見合うか?」
「性能を更新する事で長期的に安全に快適に存在できるか?」
「性能を更新することで資産になりうるか?」

~~~なんて事を天秤に掛けて考えています。





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こんにちは。
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性別:
男性
自己紹介:
アイコン、くっ てしてますがw

【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

MAIL = infoあっとhousingeyes.com
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