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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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最近になってトツゼン自然回帰的な流れがトレンド化して来ているのが日本の住宅業界。
 
悪い事では無いと思いますが 自然素材で出来た家の方が長い歴史がある国なのに
今更感とでも言うか なにか違和感を感じています。
 
つい先日まで 新建材は業界を謳歌し節の無い柱・色調が変わらない壁など
作り手はもちろん 住まい手もそれを望んできました。
 
なんだかんだ新建材と言われる「ニセモノ建材」の悲劇は
自然素材の代わりとして作られた事にあるのだと思います。
 
新建材が「新」である前に やはりニセモノのレッテルを貼られる事は否めません。
 
レンガ模様の外壁・木目がプリントしてあるクロス・薄い無垢板が貼りつけてある床材・・。
どれも美しいのは最初だけで経年での質感どころか劣化ばかりが目立って来る。
 
せっかくの「新」素材がニセモノとして進化してしまったと言う事です。
そんな訳で新建材へのバッシングには違和感を感じてしまうのです。
 
素材感・印象の強弱・リスク&ベネフィットを加味して
コスト対比にて新建材全てを魔女化する必要は無いと考えます。
 
つまりは需要と供給。
 
つい先日まで新建材オンリーで家建ててた様な工務店が急に
「自然素材最高!新建材追放!」とか言い出すのは 単に流行りとしかww
 
一過性の流行りは何も産みません。
まぁ うちでは新建材の類 殆ど使いませんがw
 
怖いのが素材の特性を考えす「無垢材最高!」で間違った使い方をして
それがクレームの元になったりとか 技術の無さを「無垢だから仕方ない」的な
隠れ蓑で流してしまう等の訳わからん連鎖です。
 
実は今でこそ嫌われ者になってきた新建材が市民権を得たのは
そんな業界や住まい手が求めた結果でもある事を忘れてはいけません。
 
特に新建材を擁護するつもりも必要もありませんが 自然回帰な風潮である今の動きが
単に流行りで無い事を望みつつ 窓の外の雪を眺めてたりする昼下がりでした。

 
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プロフィール
こんにちは。
HN:
Eye's @ オカダ
性別:
男性
自己紹介:
アイコン、くっ てしてますがw

【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

MAIL = infoあっとhousingeyes.com
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