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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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唐突に再生可能エネに目覚めたらしい元首相。

脱原発に併せ再生可能エネルギーでしか自分の議員生命の根拠(票数)は
取れないと踏んでの行動なんだろうけど結構な勢いでズレている。

最近は太陽光乗っけた自邸をエコカンハウスとか言い出して
いかにも先駆者みたいポジションを前面に押し出してきた。

で 先日のブログ 【 エコカンハウス報告 】


えー 唐突にエコカンハウスを2000万戸建てて脱原発だ!とか言い出しまして。


アンタいつも発電量は最大値計算だけど曇った日とか夜はどーすんだよ。

とか

エネファームだって戸数増えたら ガス供給インフラ間に合わないだろ。

あと

高効率機器は良いとしても耐用年数からのペイバックタイムとか保全費は何処?


なんてツッコミを我慢しつつ読みながらも こりゃ一度検証した方が良いなと思ってましたら・・
丁寧に数字入れて検証されてみえた方が見えたので それ転載させて頂きます。

d3e8b739.png

-----以下 文字起こし----------------------------------------------

国にエコカンハウスを2000万戸建てて脱原発を達成するためには果たしていくら掛かるか計算してみる。


まず菅氏の決定的なミスとしてエコカンハウスのスペックを明らかにしていないことがある。なので断片情報から類推するしかない。エネファームを入れていることは確実なので200万円。発電量から考えて太陽光は5kw以上。kw単価40万円と見てこちらも200万円。


また、氏の「同じkwhを確保すれば原発不要」という論理を破綻させないためには、PVの出力変動を抑え、原子力同様の変動の少ない電気にしないといけないため大型定置型蓄電池が必要となる。なので250万円追加。とりあえず一戸あたり650万円。


さて、これを2000万倍すれば出せると思うところだがそうは問屋が卸さない。太陽光発電協会によるとPV導入可能な国内戸建て住宅は1800万戸なのだ。で、100万戸は太陽光導入済み。


100万戸はエネファームと蓄電池だけを追加すればいいと考えるとして、100万戸×450万円=4.5 兆円。わーい安上がり。


1700万戸はフルセット導入なので1700万戸×650万=110.5 兆円。ひぇぇ…


残り200万戸は住宅から建てないといけない。戸建住宅の全国平均価格は3500万円程度らしい。もうちょいリーズナブルに建てるとしてコミコミ2500万円と考えても200万戸×2500万円=50兆円。


てことで約170兆円掛かる見込み。で、恩恵に浴せるのは戸建住宅に住める人だけ。いうまでもなく、これらは初期費用。技術進歩によるコスト低下を見込んでも耐用年数の20年ごとに数十兆円程度のお金がかかることになる。


-----以上 転載終わり-------------------------


確かに確かに。


ホント付け焼刃な人である。


しかし・・仮にも元首相と言う立場で こんなお粗末な事言ってて良いのだろうか。


責任感の欠落と言いましょうか夢見がちメルヘンとでも申しましょうか。



突然一般的な良識をバックに 自然エネ(再生可能エネ)の正当化を訴え
口だけで生計立てようとする人達って みんな思考回路が似てくる様です。



HEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHE





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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

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