先日「都市の低炭素化の促進に関する法律」が閣議決定されました。

都市の低炭素化の促進に関する法律案について　【 国土交通省 】

都市の低炭素化を図るため、それに基づく特別の措置並びに
低炭素建築物の普及の促進のための措置を講ずる法律です。

詳しくは　下概要図解をクリック下さい。



細かくは置いといて簡単に住宅関連だけピックアップしてみましょうか。

民間建物においては認定住宅を受けると所得税減税の引き上げや
登録免許税の引き下げなどが受けられるとされます。

とまぁ認定には　またしても太陽光だの高効率機器だの
結局機器類頼りの感は否めませんが・・今回少し違うのが断熱関連。

都市の低炭素化なので　地域的にはⅢ～Ⅳ地域が想定されますが
イメージによると　外壁断熱100mm・床断熱100mm・天井断熱180mmとあり
窓は複層ガラス・そして連続する防湿気密層と言う観念まであります。

これは評価できます。（※Ⅲ地域以南の条件って意味でですよ＾＾）

断熱材に関しては10Kg相当換算なのでしょうけど　Ⅱ地域である飛騨地域の
新築でこの条件すら満たしていない住宅が半数を超えているのも事実。

田舎だから・・これで十分って言われたから・・なんて全く言い訳になりません。
　
国も重い腰を挙げ少しでも低炭素な建物を増やそうと舵を切っています。

夏暑くて冬寒い！そんなこの地から正しい住宅性能を全国に広めていきましょう。

これは寒冷地に住む私達の義務だって思います。
快適な住環境に住み それが知らない内に低炭素に繋がっている。良い方程式ですね＾＾

HEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHE