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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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「断熱材が入っているのに床が冷え込んで寒いんです」
 
そんなお話を頂き ログハウスの「床断熱改修」に行ってきました。
 
クランケは築6年だと言うのに 既存断熱がポリエチレンフォーム保温板30mm。
いわゆるサニーライトと呼ばれた断熱材で熱伝導率λ=0.042W/(m・K)

ちなみに次世代基準にてⅡ地域に求められる床断熱の熱抵抗値は3.3W/(m・K)
 
築6年と言うと次世代基準が改正されて8年経っているにも関わらす
λ=0.042W/(m・K)が30mmでは熱抵抗値は0.71W/(m・K)しかありません。
 

寒いはずです(涙

 
そこで今回は λ=0.028W/(m・K)の断熱材を100mm施工にて
熱抵抗値 3.57W/(m・K)で次世代基準をクリアさせます。
 
 
住宅性能はイメージでは無く数字で考えましょう 【 以前の一言 】
http://eyescode.bijual.com/Date/20130219/
 
 
って訳で A種押出法ポリスチレンフォーム保温板と入れ替えです。
※ログ積造なので気流留めは一部接合部のみ施工です。
 
鉄梁が見えるのはログハウスに良くあるRCとの混構造基礎だから。
 
 
 
床下に設置してるのが建築現場で良く見る青い断熱材ですね。
 
ただ この青い断熱材にも種類があります。
 
最近は名前が変わって「エース-Ⅱ」となったので分かりやすいですが
↓この3-b(3種b)と言うグレードで無ければダメです。
 
 
 
見た目が同じ青色の断熱材でも こんなに性能が違うんですよ。

■1種b → 熱伝導率  0.040w以下
■2種b → 熱伝導率  0.034w以下
■3種b → 熱伝導率  0.028w以下 

この数字が小さいほど性能が高い訳で もちろん数字が大きいほうが
価格が安くなります。安くても性能を満たさないのは意味が無いですよね。
 
断熱性能は 断熱材の性能数値と厚みで決まります。
 
 
正しい断熱 - 快適でグリーンな生活には大切なファクトだと考えます。
 
 
ちなみに・・プハーって膨らむ断熱材は万能なの?【 以前の一言 】
http://eyescode.bijual.com/Date/20130110/
 

アディ押忍
 
 
HEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHE





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男性
自己紹介:
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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

MAIL = infoあっとhousingeyes.com
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