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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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平成も最後なのにこんな事がまかり通るなんて・・

 

 

 

梁の穴に建て主が激怒 【日経X TECH

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00414/082300007/?n_cid=nbpnxt_twbn

 

これ施主が怒る前に 現場関連者みんなで怒らなければイケないレベル。

 

つか監督なにやってんだ?

これまでも普通に行われていたと容易に推測できる。

 

単純に問題点は2点。

 

梁に穴開けるにも問題ない場合と問題ありの場合がありますが

この画像で言えば梁の両端に近い位置って事で まずアウト。

 

単純に軸組工法の横架材にかかる曲げモーメントを考えたら

負担が大きすぎる。つか構造分かってれば無理な事は明白。

 

あと

 

穴の位置~上過ぎ。

 

この構造用積層材は「異等級構成」と言って

梁の上下に強い木材ラミナを持って来てるタイプ。

 

横架材などは ほぼこの構成。※画像は日本集成材工業協同組合より

 

 

ちなみに柱などに使う積層材は「同一等級構成」と言って

全て同じ強さのラミナで構成されています。

 

 

 

その辺の違いはまた今度にでも^^

 

 

何故 上下だけ強い木材が使ってあるかと言えば

その掛かる荷重負担に寄る訳です。(クリック可)

  

上図見ながらイメージしてみて下さい。

 

横架材に掛かる 圧縮と引っ張りは上下に強く掛かりますよね。

 

そんな事考えながら 一番最初の画像見てください。

 

ほら 思いっきり引っ張りと圧縮が掛かるだろう部分が貫通していますね。

 

少しでも構造かじれば こんな怖い事は出来ない訳で(汗

 

ネットには玉石混合で玉虫色の情報が散乱していますので

まずは実務者の話を信じましょう・・

 

ってこの現場の実務者がコレでは話になりません(困

 

信じられる実務者に・・って事でしょうか。

 

ちなみにツーバイの場合は多少異なりますが

長くなるので また今度にでも^^

 

アディ押忍







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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

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