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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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大安吉日

ごちそうさまでした,,orz










空調機器のメンテに某様邸へ。
 
2階バルコニーからリビングを見下ろすと

何か視線を感じたり。 
 
まぁいーかと作業するも やっぱり視線が・・
 
 
 
 
 
あ 貴方でしたか(クリック可)

 
すいません・・帰りますからw








 
がっつり西向きのビジネスホテルシングルルーム。

画像は東大工学系研究科の前准教授より
 
 
 
エアコンがんがんの部屋は ビル用サッシにシングルガラス。
 
この部屋を可視化してみると・・
 
 
 

26度の室温設定に対しガラス面は40度超え。

冬限定なら良いかも知れませんが^^
 
はぃ。
 
日射操作の必要性 判りますよね。







万が一外壁からの漏水があっても躯体を守ると言った意味でも
外壁を仕上げる前の防水は大切です。
 
大切なのですが忘れがちなのが たとえは貫通部分。
 
こちら吸気口ですが 貫通パイプと透湿防水シートとは 丁寧に止水してあります。
 
 
 
電気配線もブチル&テープで丁寧に止水。
 
 
 
通気胴縁が横の場合は ちゃんと通気用の開口を。
 
 
 
弊社では 3m高の透湿防水シートがアベレージですので
シートそのモノの継ぎ目部分も少なくて安心。
 
ちなみに
 
最初の貫通部は 吸気用なので下地防水層で止まっていますが
 
通常の排気貫通部のパイプは外壁仕上げまで伸びています。
 
もちろん 下地では丁寧な防水がされていますよ。
 
 
画像外装仕上げはGL鋼板です。

 

外壁よりパイプ(フード付く前)が出ています!


経年の防水を考えると非常に大切な部分です。
 
 
↓換気フートを取り付ける前のチェックポイント
【 アイズブログ:残念なベストアンサー 】
 
 
 
そゅ事です^^








 
断熱施工精度のお話です。
 
例えば下屋周り 例えば ↓ 画像で言う所の「A」部分。
 
    

画像は複雑な屋根ですが 和洋問わず良くあるプランですね。
 
ちなみに「B」部分は屋根兼のバルコニーですが 以下は同じ要領です。
 
下屋部分にて一般的な施工だけど 一番危険なのは ↓ 丸印の様な施工。
 
 

こんなんでも規定量の断熱材が乗ってれば「OK」とされますが(汗
 
屋根部分で熱された熱(冷やされた熱)は 容易に階層間を伝います。
 
イコールどれだけ暖房しても 壁体内にて上昇気流を手伝いをするだけ。
 
夏熱くて 冬寒い家の原因一端を担います。
 
そこで 気密だけでもすれば・・・
 
 
 
残念ながら「気流止め」が無ければ 壁体内にて空気が動いてしまいます。
 
断熱・気密・気流止めはセットで行わないと意味を成さないのです。
 
 
 
それを踏まえて 築30年超えのリモデル現場。
 
まずは通常一階外壁部 防湿シートによる気流止め。
 
赤い線が天井ライン(クリック可)
 
 
 
防湿シートが梁まで伸びて乾燥木材で留められている事が判ります。
 
緑の矢印部分には 横架材との気密テープが見えます。
 
そして ↓下屋部分。
 
 
 
壁から伸びた防湿シートが水平に伸び 上階部分の梁で
気密テープ+乾燥木材で留まっています。
 
図解とも見比べて下さい。
 
そして ↓ 最上階の天井。
 
 
 
真ん中辺に見える柱が内壁になりますが
壁部分で防湿シートが垂れ下がってますね。
 
その部分を ↓ 違った角度で見ると。
 
 

矢印部分が乾燥木材による気流止め(もちろん内壁)
 
その後 更に気密テープ止めされますがw
 
天井上には 高性能GWが300ミリ。

 
いかがですか。

 
ここまで丁寧な工事を行う事で 築30年超えの家も
新築基準以上の断熱性能を身にまといます^^
 

新築でもここまでやって無い家多いですけどねww
 

施工精度。
 
なんとなく大切だって お分かり頂けますでしょうか。










築10年のエコキュート室内機より漏水事故です。
 
調査によると「室外機の交換」が必要と言う故障。
 
 
 
エコキュートは燃焼器を持ちませんが それでも電化製品。

メーカー曰く 部品交換より全体交換が妥当との事で
 
タンクはそのまま使用し 室外機のみ交換となりました。
 
メーカー直送で即日送ってもらう段取りして次の日交換。
 
しかし寿命10年か・・短いな(涙

もちろん15年経っても元気なのも居ます・・個体差ですね(汗
 
 
画像にチラリと見えるウッドデッキ。
 
上にはバルコニーがあり ↓赤い線がバルコニーラインです。
 
 
 
たったこれだけの事なのですが
 
そのウッドデッキを良く見てみると(クリック可)
 
 
 
外側より1枚目までが傷んでますね。
 
メンテ無しの 10年でコレくらい。
 
気になるようなら 1列だけ交換するだけで
あと10年は放っとけそうです。
 
そんなこんなで
 
ちょっとした屋根があるだけで
ウッドデッキの持ちは大きく異なりますよ^^
 
と言うお話でした。

 
あと
 
電化製品にも 多かれ少なかれ寿命があると言う事も (T_T)










  
脱型して養生期間中です。水を浸して「水中養生」。
 
 
 
コンクリートの養生には急激な乾燥と高温は敵です。
 
虹が見えたんですけどね・・写ってねえ(笑
 
 
 
さて話は変わって 岐阜県と長野県間の山より
カラマツのフローリングが届きました。
 
 
 
目も良くって いー感じ。








再現


元ネタ





すぐ判ったでしょw






解体工事 解体案件にて ご近隣が近い場合は特に
ゴミ等の飛散を最小限に抑える為にも シート養生を致しましょう。



2階部分の足場養生は壊しながら外していきます。


安全第一です。うんうん。









基礎ベース配筋  13φ@150
 
L型に凹んでますね。
 
 

上画像に基礎立ち上げ型枠を乗っけますと全景でこんな感じ。


 
その画像で言うと 鉄筋のヘッコミはこのラインな訳です(緑の線)
 
 
 
基礎の立ち上げって構造上は「梁」なんですね。
 
なので本楽 連続しなければイケナイのですが
 
このライン上にある立ち上げ基礎は ↓このピンク部分1mだけ。
 
 
 
そこは耐力壁線上の区画としていますが「床下暖房」の取り合いや
「24時間換気」のダクトスペースとして 基礎立ち上がりがジャマまので
ベース下に梁を連続させたと言う事なんですね。


ベタ基礎だから強いんです!なんて都市伝説は存在しませんよw


↓ちなみに型枠の内側に見える白い帯が「防蟻基礎断熱材」で120mm幅ですが
スカート(基礎下水平)+基礎外側にてコンクリートと一体打ちされます。




 全ては安心と快適にために^^
 







アプローチ
 
コンクリートだけだと寂しいので「 洗い出し+玄昌石 」
 
 
 
スライド門扉は木製(天端のみ板金)









命を守るための家である事。
 
改めて私達の仕事の大切さを深く想います。
 
熊本にて被害にあわれた方のご冥福を祈ると共に
一刻も早い復興を願っています。

あれだけのエネルギーが動いたのです。今後しばらくは
九州のみならず関西方面辺りも意識したほうが良さそうですね。
 
そんな震度7にビビりまして・・
 
 
 
本日は朝イチでフルスケルトンリノベーションのおうち
仮筋交いだらけに補強してきました。
 
画像で見るより斜め材だらけの現場になりましたよ。
 
これで少しは安心していられる^^










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プロフィール
こんにちは。
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性別:
男性
自己紹介:
アイコン、くっ てしてますがw

【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

MAIL = infoあっとhousingeyes.com
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