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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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今も余震が続く飛騨からおはようございます。
 
全国からのお気遣いのMAIL 誠にありがとうございます,,orz
今朝の地震はM5.4で震源地は極浅い飛騨地区 震度4だった様です。
 
縦揺れだったので近いと思い速報見たら(地デジ便利ね)飛騨地方が震源って事で
6時前の薄暗い朝っぱら驚きましたよ。震源地が飛騨って最近だと かなり珍しいです。
 
ただ同じ震度4が飛騨・高山・中津川って事で「阿寺断層」が動いたのかな?
と少し心配しております。で 本日は特に飛騨地方の方に向けてのエントリ。
 
県内のいくつかの断層が動いた場合の被害予想もございます。ご一読下さい。 
 
とりあえず今朝の地震 飛騨地方の被害は道路亀裂や棚倒壊・アーケード屋根破損
一部の建物からの外壁や内壁仕上げ材の崩落くらいで人的被害は無かった模様です。
長い横揺れが無かったので 建物等への被害は無かった様ですね。
 
あ JRは飛騨小坂~猪谷間で現在も不通ですが。
※このエントリ挙げた10分後にJR高山線全線開通とのNEWSが届きました。イカたです^^
 
さて この震度4・マグニチュードにして5.4って数字はどれ位の意味を持つのか?
 
ちなみに品確法における「耐震等級1」とは建築基準相当で
数百年に一度発生する地震(震度6~7程度)に地震力に対し倒壊・崩壊しない程度で
数十年に一度発生する地震(震度5強程度)に対して損傷しない程度とされます。
 
相変わらず判り難い言い回しですが 単純に建築基準法で定められた強さとは
マグニチュード6~7程度の地震で「倒壊・崩壊」しない程度とされています。
その後 建物が使えるかどうかでは無く「建物内での生死の境界」位に考えてください。
 
ちなみに今朝の地震~M5.4とM6の地震力では約30倍以上の違いがあります。
M5からM7に至っては1000倍の地震力の差となるのです。
 
それ考えると怖いでしょ。
ただし建築基準法を満たしているとは「最低限の耐震性」をクリアしたに他なりません。
 
また4号建物(通常の木造2階建て)は法的なチェックや義務がありませんので
それすら満足しているかは不明なのが怖い所です。
 
参考までに現在の建築基準は昭和55年に制定されました。
54年以前の建物は この基準の約半分位の耐力が基準になっています。
 
木を見て建てる?そんな昔の宮大工さんの言葉は非常に耳障りが良いですが
耐震力はイメージでは無く しっかりとした根拠が必要だと考えます。

110227.jpg

ジメンユレルノヤダヨーコワイヨー( TДT)

 
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高山・飛騨地方は大変ですね。
 少し前の(だいぶ前か)松代群発地震状態ですね。気をつけてくださいと言っても気つけようがないか。
 木造の耐震根拠は、材料の不均一もありなかな難しく壁量チェック・部分引抜チェック等などで主要の計算部分が行われない(3階建ては別として)。
 2階建てでも1階をS造もしくはRC造とした混構造が理想ではないかと私は考えています。特にRC造とすれば、蓄熱・放射にも利用できそうです。いわゆるハイブリットでありハーフデンバーですね。
 昔からの言葉で、住宅の究極は木造の平屋建てが好いというのもこの辺にあるのかもしれません。
坂下 雅司 2011/02/28(Mon)11:43:27 編集
はじめまして,,orz ですよね^^
余震は続いておりますが お陰様で人的被害等は無く有り難く思っています。
火山活動や阿寺断層絡みで無ければ良いのですが はい。

さて4号建物だとしても最低でも壁量チェックや下壁率とかN値計算位は行わないと
不味いとは思うのですがチェック機能も無く どうにも危険な建物が知らず知らず
増えていく事は個人の資産としても街創りとしても宜しくない事とは考えています。

そして仰るRCとの混構造ですが 例えばRCで半地下を作ってユーティリティとして使い
その上に木造を乗せると言う米国的スタイルは理にかなっていると思っているのですが
法改正のあった日本では現在混構造は目の敵にされて確認が降りない状態です(涙

言われる通り蓄熱等考えると手段としては良いとは思うのですが・・うぅ。
なかなか柔軟に考えさせてくれません。
また平屋は素敵ですが どうしても表面積が増えますので断熱や仕上げ材的に
不利に傾きます。でもそれら加味してもコンパクトな平屋は良いですね^^
ハレル屋@Eye's URL 2011/02/28(Mon)14:22:40 編集
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