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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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「屋根断熱」とは 屋根の斜め部分に断熱を施工する事。

 

何種類か施工方法がありますが 今回は「垂木間断熱」のご紹介。

 

しっかりと通気層が取れれば「屋根断熱」の中では

最もコストパフォーマンスが高い方法と位置付けています。

 

垂木と言うのが↓この青い矢印部分で ここに断熱材を充填します。

 

 

 

黄色の丸が通気部分。

 

背の高い垂木を使えば の分断熱性能が高くなりますが

何も その為だけに大きな垂木を使う必要はありません。

 

↓こちら 青い部分が垂木(H=186mm)

垂木上部に46mmの通気層(黄色)を確保する為に

垂木間には140mmの断熱を充填。

 

 

 

そして垂木の下(室内側)に210mmの断熱材を施工。

 

熱橋(垂木)を含めた断熱層140mmと

熱橋無しの断熱層が210mmで 熱伝導率λ=0.038の断熱材が

併せて350mm赤い部分の「屋根断熱」となります。

 

ここまでやっておくと 雨音なんて聞こえなくなりますが

小屋裏でも普通の居室と遜色なく 真夏に涼しく就寝できる空間に。

 

大切なのは「連続した通気層」と「的確な排湿」に併せ

「丁寧な断熱施工」と「確実な防湿施工」となります。

 

もちろん それを裏打ちする計算結果があっての話。

 

断熱はイメージで無く 数字と施工精度で選びましょう。

 

アディ押忍。

 

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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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