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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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開口部(窓・ドア)の性能は数字で仕分けられています。
 
例えばフラットや長期優良住宅等々における
「断熱等性能等級4 (最高等級)」技術基準によれば
 
飛騨高山地区(2地域)では ※クリック可
 
 
 
 
 
↑ピンクの部分~熱貫流率が2.33W以下の窓を使用しなければイケマセン
 
※熱貫流率とは、熱の伝えやすさを表した値のことで
数字が小さいほど性能がよい(熱伝導率が低い)事になります。
 
ここにある開口部比率区分とは ※クリック可
 
 
 
 
開口部(窓・ドア)の面積の合計を外皮等面積の合計で除した数字であり
0.07 以上 0.09 未満(7%~9%未満)って感じが一般的。
 

単純に言えば 小さな開口ほど性能が低い窓で良く
大きな窓になればなる程 性能の良い窓を使いなさいって事です。
 

そして
 

こちらお読みの方は アイズ自社基準として最低基準としている数字が
開口部熱貫流率=2.33Wと言うのはご存知の通り^^
 

でも 
 

弊社では最低基準でも 未だ国内では最高等級となります。
 

でも
 

数字だけではイメージ湧きませんよね。
 


って訳でw
 

お引渡し前のおうちで実験くん!

 
おっ 久しぶり(笑


窓の性能を見てみよう!計画w

 
まず
 

玄関に開放型石油ストーブを置いて 20度設定位で焚いてみます。
 
まぁ すぐに設定温度になりますがw


 
灯油1L燃やすと VOCだけで無く水分も約1L室内に放出します。
 

その水分は温度の低い方に流れるわけで。
 

普通に考えたら 壁より断熱性能の低い窓の近くに行って停滞しますね。

 
と 言う訳で
 

ストーブから最も遠い2階のリビングがこちら


 
こちらのお部屋 南側は日射取得のために LOW-Eペアガラス。
 
東側は熱反射も加えたLOW-Eトリプルガラスとしています。
 

両者とも日射は当たっていません=同じ条件で比べて見ましょう。
 

まずは南側のペアガラス窓(YKKさんの樹脂窓です)
 
性能は熱貫流率=1.48W 
 
 
 
 
※さて 飛騨地区の最高等級の数字を思い出してみましょう^^
 
よく見て下さい。
 
枠の周りに うっすら結露していますね。※クリック可
 
 
 

部屋の換気はしていません。
 
これアルミ製とかアルミ+樹脂の複合だったら これだけでは済みませんよ。
 

それに対して東側のトリプルガラス窓(こちらもYKKさんの樹脂窓です)
 
性能は 熱貫流率=0.91W  スバラシイ数字です。
 
 
 
 

なんと言う事でしょう(某番組風に)

 
 
 
 
 
結露のケの字も見当たりません。※クリック可
 
 
もう一部屋
 
寝室も見てみましょう。
 



こちらも同じ 南側の窓は樹脂製ペアガラス。
 
 
 
やはり枠近辺に うっすら結露しています。※クリック可
 
 
 
 
 
そして西側の樹脂製トリプルガラス。※クリック可
 
 
 

 

なんと言う事でしょう( もぅ良い )

 
  
ね。
 
ちなみに ↑  省エネ等級フォースター(最高等級)のシールが貼ってありますが
前出の通り2.33Wの性能があれば このシールは貼れます(笑
 
 
  
いかがですか
 
 
同じ最高等級でも 性能が違う事が判るでしょ。
 


単純に「うっすらとでも結露している=表面温度が低い」と言う事です。
目で見ると なんとなくスッと腑に落ちませんか^^
 
 

断熱はイメージで無く数字で選びましょう。
 


もっと言うと
 
 
 
これ見えているから良いですが
 
 
 
知らず知らず 壁体内に湿度が入って行くと・・・
 
 
 
日本の住宅平均寿命27年ってのもアナガチ・・うぅ。
 
 
  

 
ご不明な点はお気軽に^^     




アディ押忍









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プロフィール
こんにちは。
HN:
Eye's @ オカダ
性別:
男性
自己紹介:
アイコン、くっ てしてますがw

【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

MAIL = infoあっとhousingeyes.com
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