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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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100512.jpg長期優良認定やエコポイントに
輸入サッシュが使えるのですか?

最近良く頂く質問です。

キホン 性能値を満たしていれば
全く問題なく使えます。

日本で開口部に求められる基準には「熱貫流率」しか
ありませんが 北海道も含めた断熱最高等級で
熱貫流率=2.33W/(㎡・K)以下を満たせば
Ⅰ・Ⅱ地域供にエコポイント等の対象になります。

ちなみに右画像
うちで良く使うUSAの木製サッシュの場合 例えば画像のダブルハング・LOW-EⅡアルゴンだと
ガラス・フレーム値で熱貫流率=1.59W/(㎡・K)となり 普通に日本の最高ランクを凌いでいます。

この辺りは付け焼刃的に ここ最近頑張りだした日本の基準より
欧米の厳しい基準は一日の長があるとも言えます。

20年ほど前そんな性能のサッシュを標準で使っていた頃など 同業さんに
アホ扱いされましたが ようやく時代が追いついて来たって感じでしょうか(笑

この辺は「導入コスト」とその「資金的回収」を算定し 前出ラインを標準としていますが
もちろんもっと優れた性能のサッシュは存在します。

そう言えばUSには SHGC(日射熱取得率)なんていう地域基準もあり
同じLOW-Eってガラスでも 日本とは太陽熱の捉え方が異なっています。

100512-1.jpg

上記は Marvin社のカタログより
日射角度が高い夏季の陽光は遮り 角度の低い冬季の陽光は吸収すると言う図解です。

と言う訳で性能値を満たした窓なら 輸入に限らず「エコポイント」等認定可能ですよ。
窓に限らず 美しさと高い性能が同居してる事も多いものです。 選択肢は多い方が良いですね。

まぁ 笑えない様なイタタ話もあるらしぃ?ので理論武装は必要ですが(爆
もちろん正しい「施工精度」があっての話です。

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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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