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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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断熱施工精度のお話です。
 
例えば下屋周り 例えば ↓ 画像で言う所の「A」部分。
 
    

画像は複雑な屋根ですが 和洋問わず良くあるプランですね。
 
ちなみに「B」部分は屋根兼のバルコニーですが 以下は同じ要領です。
 
下屋部分にて一般的な施工だけど 一番危険なのは ↓ 丸印の様な施工。
 
 

こんなんでも規定量の断熱材が乗ってれば「OK」とされますが(汗
 
屋根部分で熱された熱(冷やされた熱)は 容易に階層間を伝います。
 
イコールどれだけ暖房しても 壁体内にて上昇気流を手伝いをするだけ。
 
夏熱くて 冬寒い家の原因一端を担います。
 
そこで 気密だけでもすれば・・・
 
 
 
残念ながら「気流止め」が無ければ 壁体内にて空気が動いてしまいます。
 
断熱・気密・気流止めはセットで行わないと意味を成さないのです。
 
 
 
それを踏まえて 築30年超えのリモデル現場。
 
まずは通常一階外壁部 防湿シートによる気流止め。
 
赤い線が天井ライン(クリック可)
 
 
 
防湿シートが梁まで伸びて乾燥木材で留められている事が判ります。
 
緑の矢印部分には 横架材との気密テープが見えます。
 
そして ↓下屋部分。
 
 
 
壁から伸びた防湿シートが水平に伸び 上階部分の梁で
気密テープ+乾燥木材で留まっています。
 
図解とも見比べて下さい。
 
そして ↓ 最上階の天井。
 
 
 
真ん中辺に見える柱が内壁になりますが
壁部分で防湿シートが垂れ下がってますね。
 
その部分を ↓ 違った角度で見ると。
 
 

矢印部分が乾燥木材による気流止め(もちろん内壁)
 
その後 更に気密テープ止めされますがw
 
天井上には 高性能GWが300ミリ。

 
いかがですか。

 
ここまで丁寧な工事を行う事で 築30年超えの家も
新築基準以上の断熱性能を身にまといます^^
 

新築でもここまでやって無い家多いですけどねww
 

施工精度。
 
なんとなく大切だって お分かり頂けますでしょうか。










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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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