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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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最近は外壁施工前の「通気層」設置は普通の事になりましたね。

10年とか以前「通気層」の必要性を訴えていた頃とか「冬季は通気によって
躯体が冷やされるからダメだ」とか「火災時に火の通り道になるからダメだ」等々
結構バッシング受けてたのが懐かしおす(笑 

100223-2.JPGもちろん 建築基準法に定められている訳でも
ありませんし無ければ無いで 別に違法建築でも
手抜きでもありません。

ただ個人的には リブがある様な素材は別としても
外壁素材の種類に関わらず 万が一の外壁からの
漏水時に躯体に水が行かない様 また的確に
排水出来る為にも必要だと思っています。

そんなこんなで通気層。

通常 横貼りの外壁材の場合は縦に胴縁を配せば
外壁下地としてそのまま 土台水切りから軒天~棟へと
通気のラインが見て取れます。

ただ 意匠的に縦使いの仕上げ材を使用する時などは
縦の下地では施工できませんので 通気胴縁は横施工となります。

こちら 某サイディングメーカーの推奨施工方法。
※塗り壁下地用の施工資料ですので 横胴縁のピッチはここでは触れません。

100223.jpg

横胴縁の場合1820㎜以内に30㎜程度 通気部分の作成を推奨してあります。

100223-1.JPGただ 内部からの水蒸気(湿気)排出や
万が一の漏水時など的確な排水・乾燥
促進を考えると ちょっと厳しい。

「漏水対策」と考えると ちょっと心許ないかなと。

って訳で ちょっとヒト手間。

弊社では横胴縁を使用する場合 その胴縁に対し
約220㎜ピッチで 躯体側に「欠き込み」を入れます。

※外壁の重量によってピッチは異なります。

こうする事で通気は促進され 万が一
漏水があった場合でも排水乾燥
無理なく うながす事が可能になります。

特に どーと言った事はないのですが^^

もちろん開口部周りにも 停滞空気層を作らない為の「隙間」は大切なポイントです。

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男性
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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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