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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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京都「詩仙堂」
 
「ししおどし」が初めて作られたとされます。影が良い感じですよね。
 
 
 
でも
 
この建物 数百年に一度の地震が来たら必ず倒壊します。
 
これまで持ってきたから・・では無く これまで地震が無かったからだけです。
 
古い建物を保存しようと言う思考は良いと思うのですが
その辺の兼ね合いが難しいところ。
 
まさか 上の開口に耐震筋交い入れるのも・・うーん。
 
そんなこんなで この手の建物の保存には「すぐ逃げられる経路」
「壊れない場所」を想定しておく事が苦肉の打開策では無いかと。








GWも始まった様ですね。
 
私ですか?少しでも溜まった仕事を進めるために
会社に缶詰ですよw 差し入れ待ってます←をぃ
 
とりあえず 連休って事で毒舌に爆弾投下しときますw

 
自然素材が一番!耳障りが悪くない言葉です。
 
そんなこんなで羊毛断熱材の施工例。
 
 
 
 
横胴縁もありますが断熱材施工 不自然に雑です。
 
真ん中が凹んでいますが どーも外部の面材に
タッカー(ホチキスの様な針)で止めているようです。
 
断熱材の厚みは50ミリでしょうか。いくら関東でも性能全く足りません。
 
更に こんな施工では 断熱材ポテンシャルの4割も出ないでしょう。
 
それどころか 真ん中に刺したタッカーの針が熱橋となって
一冬でサビが発生し・・いくら吸放湿性能のある羊毛とは言え・・

 
実は上画像 雑誌なんかにも出てるらしい建築家先生の現場。
 
こちらの先生 アピールポイントが自然素材だそうで
 
適材適所に使う商品を考える事が 建築家として当たり前だそうです。
 
そうですか。
 
さて お仕事しましょ。










連日の熊本報道に胸を痛めますが 被災された方どうか頑張ってください。
 
そして 私達が気になるのは「壊れなかった家」の事。
 
報道だと壊れた家ばかりを強調していますが
現地に入った知人によると 被害の大きかった地域でも
全く問題なく建っている家も多いとのこと。
 
聞けば やはりツーバイフォーは強く
 
木軸でも 耐震等級「2」や「3」の家は全く問題ないらしい。

耐震等級3の家に至っては 倒壊した家の隣にも関わらず
内装にクラックすら入っていないとか。
 
マグニチュード7超えが2度襲った地域にあっても
適切な耐震住宅は「身を守る」事が立証された訳です。
 
併せて 最小限の熱源・太陽の光だけでも十分寒くない位の
断熱性能があれば シェルターの役目も果たすんだと
今更ながら納得してしまいました。
 
そんな中
 
強いはずのツーバイフォーが壊れているとの情報が。
 
 
 
 
 

おい (-_-メ)

 

土台と合板(OSB)が全く緊結されとらんだろ!

 
 
完璧に手抜き工事です。
 
 
やはりこんな所にも施工精度が求められます。
 
いゃ 施工精度と言うより常識と言うかモラルと言うか(-_-;)
 
こんな事例は お話にすらなりませんが・・
 
 
やはり二重三重のチェック機能は必要ですね。





熊本入りされている 日経アーキテクチャーのFacebookより
 
建物に掛かる「せん断」が良く分かる画像です。

 
 
見事に45度でクラック入っています。
 
そうです。基本的に横応力は45度に力が逃げます。
 
なので本来 出来れば筋交いは45度に近いほうが良いわけです。
 
 
 
もちろん計算によりますが 3尺(910mm)幅の筋交いの場合など
連続しない場合は特に面材での耐力の方が効くことが多いとも言えます。
 
ちなみに弊社では 外部は面材・内部は筋交いによる
耐力壁をスタンダードとしています。











↓こちら窓に貼ってある出荷証明。
 
YKKのフル樹脂窓ですが 日射取得率や可視光透過率等も記載してあります。
 
 
 
 
こちらの窓(LOW-Eペアガラス・ガス入り)で 熱貫流率(R)=1.48W
 
現行最高R基準は2.33Wですので楽勝クリアしています。

 
それは良いとしてw

 
部屋名がグレートルーム(GreatRoom)となっています。
 
いぁGreatだからって大王の部屋って訳では無いですよ(笑
 
ここで言うグレートルームとは「水回りのある寛ぎ空間」を意味します。
 
LDKなんて括りより もっと繋がり感があるって感じでしょうか。
 

そんなこんなで窓シールの話でしたw







先日 某鉄骨系大手ハウスメーカーの家を見学させて頂いた。
 
「ゼロエネ住宅を全頭標準にします」って事で
断熱も 壁はフェノール充填に GW外張り付加断熱と スッカリ増し増し。
 
鉄骨系大手もここまで考えていますと言うニュアンスだったけだけど
 
 
 
あぁ 例えば↑これ最上階の天井なんですけどね
断熱材は繊維系(GW)×200mmとの事。
 
てか置いてあるだけですけど隙間見えますけど防湿関係ないですけど
・・・とかなんとかツッコミを待っているとしか思えず(ドキドキ
 
ちなみに天井下地のLGS(軽天)の素材は名前の通りスチール。
 
そのスチールはスチールの支持材を介してスチールの構造材から下がっています。
 
はい スチールの熱伝導率は・・みなまで言いますまい。

 
今後 ZEH(ゼロエネ住宅)と言うキーワードを良く目にする様になるかと思いますが

メカメカな高性能機器やバカでかい発電装置を付けてのZEHよりも

まずは高断熱でエネルギーの損失を抑えた上での

ゼロエネ住宅考察の方が正直で正しいんだろうな・・とはある昼下がりの確信w
 

笑って許して,,orz










 
これ買いたいんだけどどうかな?
 
と送られてきた資料がこちら(※飛騨ではありません)
 
   
 
駅近で近隣の相場よりかなり安いとの事。
 
店舗併用リノベーションして商売 そして転売も視野にと。
 
新築で3階とか4階でも良いしとのお話。
 
ふむふむ。
 
ちょいと調べてみましたら用途地域が「第一種住専」ぢゃ無いですかっ(汗
 
用途地域によって建てられる建物の制限が異なります。
 
ちなみに土地は公簿面積で44.3㎡(13.4坪)
 
現況建物面積が1階1階:31.93㎡(9.65坪)・2階19.53㎡(5.9坪)
 
当該所轄事務所で調べた所
 
ここだと壊して新築は3階建てどころか 延床で10坪の家しか出来ません(滝汗
 
しかも店舗併用の場合は、全体の1/2以下かつ50㎡以下で無いと保健所もOK出ません。
 
となるとこの建物の場合、まず風呂とキッチンを設置して
尚且つ居住部分より小さく店舗を造る事が求められます。
 
ザックリ10坪が限界の大きさです。1階6坪って言うと12帖なので
玄関に3帖とトイレ取ったら、廊下無しでも8帖しか残りません。
 
そこに階段つけると・・・うわわわ
 
ではリモデルする価値は?と
 
単純に私の考えとしましては・・
 
・その土地がバカほど気にっている
・とにかく相場より安い
・のちのち買い手が簡単に付きそう(投機対象)
・店舗の場合 立地で集客が見込めそう
 
~等々が無ければちょっと厳しいかとお答えしました。
 
ただ店舗併用ですと前出の様な基準法・保健法等の縛りも来ますので
とりあえず人の通りや 店舗のニーズをリサーチしないと
店舗としても運営は面白く無いのでは・・と言うイメージです。
 
もとろん気に入ってみえる様でしたら見に行っても調査してもとは思いましたが
上記の理由で購入は辞めにされた様です。
 
 
店舗にしても住宅にしても 土地が無ければ建ちません(爆
 

土地を選ぶ際は一度 建物のプロに聞いてみる事が近道かと思いますよ^^








白熱球の彩って何者にも代えがたいんだけど

一次エネルギー積算しちゃうと やっぱり存続は難しいかな。

しょうがないよね。










【伊東豊雄氏設計の施設、屋根に水たまり…補修へ】
http://goo.gl/eq73Vl 【 ASAHI NEWS】
 
2015年7月に開館した岐阜市の「ぎふメディアコスモス」の木造屋根に
水たまりが発生する問題で 施工の不備が認められ修繕される事に。
 
修繕費は設計者・施工者双方が分担して全額を負担する。

 
って こんな屋根だよ・・
 
 
  
「画像はケンプラッツさんより」
 
こんな屋根に太陽光パネルを付けて
パネル下に水たまりが出来ると言うクレーム・・・。
 
いぁ 普通に屋根組もうよ(-_-;)
 
わざわざ難しい屋根作って予算は掛かるわクレームは来るわってもぅ(-_-;)
 

ちなみに施工会社は 着工前にモックアップを組んで載荷試験を実施し
太陽光パネルを載せるため 重量に対する検証は念入りに行ったとの事。
 
木材は変形しやすいため 慣らし期間が必要。

竣工から2年間は毎月 屋根の変化を計測する条件を技術提案書に
盛り込んでいたって事で 起こるべくして起こったと言う事なのでしょう。
 

さて
 
歴史に残っている建物を思い出して下さい。
 
奇抜なモノは無いでしょう。
 
建物の耐久性とはハード面だけで無く デザインと言うソフト面も担っています。
 
流行りを追わない 麗しい建物を所有しましょう。








ここだけの話だけど

広告に出てる◯◯坪で◯◯万円セット価格!って殆どウソらしいよw

なんだかんだ追加料金でイケイケらしい。

数件回って実際聞いてきた人が言うんだから間違いないw

アレは詐欺だから訴えるべきだ!とか言われましたが

ワタシもアナタも被害受けてないのでその必要も・・・ねえww

とりあえず

そーゆー商売はしなくないな。


そー言えば

コミコミ980万円!って広告見なくなったなぁと・・。

なんだかんだ折衝の末「そんな家はアリマセン!」って言われた事もあると

聞いたことアリます。えぇクライアント様の言葉なのでウソは無いでしょうw




まぁ ここだけの話ですよ^^











バーンウッド(Barn Wood)ってご存知ですか。
 
そぅ その名の通り Barn(納屋)に使われていた100年超えビンテージウッドの事。
 
 
 
うちでも普通に扱ってますよ^^
 
そういえば スーモ住宅展示場「武蔵小杉」のセンターハウス
 
 
 
こちら躯体から丸ごと北米産バーンウッドで作られています。
 
あ この建物知ってる会社が建てられたので^^
 
神奈川県(川崎市)に行くことあったら見てみて下さいw
 
 
 
てか しばらく見ないうちに・・
 
 
 

太陽光乗っけたのねw









この画像見て
 
「まぁ素敵なシルクフラワー」とか
「結婚式のテーブルフラワーかしら」とか思われた方
 
正しい反応かと思います^^
 
 
 
 
この画像で
 
「おっ懐かしいなぁ 19mm厚のオークフローリングか」とか
「ドアはSimpsonの1515シリーズかぁ」とか思われた方
 

10年以上前 輸入建材扱ってましたね(爆

 
 
もしくは
 
 
「あれ?うちの床?」とか
「何処だっけ?」と自分の家の間取りを思い出した方
 

10年以上前の ワタシのお客様ですね(核爆

 
そぅ
 
この幅でユニでは無く 乱尺無垢のフローリングといえば19mm厚。
 
今では高額すぎて 殆ど日本に入ってきていません。
 
ブルースとかチェッカーソーとか懐かしいメーカー名を思い出しますが
10年ほど前から「コンテナ一本まとめてなら出す」位の勢いですw
 
最近の床材では15mm厚のユニ(ジョイントして定尺)が普通で
19mm厚でしかも乱尺なんてほぼ皆無。
 
どちらが良いとは言えませんが
その辺は相場と言うか価格の捉え方なのでしょうね。
 
 
思い起こせば 昔の家は和洋問わず
結構ハイクオリティな素材が使われていた事に気づきます。
 
  
改めて財産ですねぃ。


でも あと10年もしたら

今のうちのお客様の家見て 同じこと思うのかも知れませんが^^



時代に逆らってでも 本物を提供しようと思う私でしたw










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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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