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美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です。
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2011062615310000.jpg特に報告するつもりも無かったのですが^^
本日よく聞かれたのでw
 
昨日は行ってきましたよ。これね ⇒
 
さて今回は「反原発」と言うイデオロギー?の元
上手くまとまったお話でした。
 
氏の講演は何度か聞かせて頂いた事
あるのですが格段にお話上手くなってますね。
 
・・あ 天邪鬼な異論が少なかったからかも知れませんが。 
ってより こんなビッグネームの方がド田舎に来て頂けるなんて涙モノですね。
 
ただひとつだけ。
 
話がそれて住宅の話になった時「まぁ日本人は閉めきった建物では無く
木造に住めばいいんですよ」なんてポロっと出ましたが 氏の思考回路的には
スカスカな建物=通気が良い建物=木造の様です。無理矢理ですな。
 
戦後 新在来と言われる建物に以降してから発生している幾多の弊害全く無視です。
 
言われたい事は判りますが 資源と言う面だけでツッコミいれさせて頂きますと
氏の理論である「埋蔵原油は8千年分」ほぼ無尽蔵にあるから省エネなど必要ないと言う
理論からすれば ある意味正しいのかも知れませんが実際そんなデータ見たことありません。

個人的には資源は有限と言うスタンスで化石資源は枯渇を視野に入れる事は
不可欠だと考えています。
 
現にIEA(国際エネルギー機関)も昨年発行した「World Energy 2010」の中で
「従来型」の石油は2006年にその生産量がピークに達したと結論付けていますしね。
 
イコール無駄に冷暖房が必要な住宅は環境的にも お財布的にも宜しくないと思います。
まあ そんな事ここで言ってもしょうがないので一応の雑感として。
 
ただ専門外の事は結構チグハグなお話でww しかし官僚批判は天下一品でした^^
IPCCだって批判しておいて都合の良い所だけデータを引用・正当化するなんてもぅww
 
なんて こんな事書くと怒られるかもしれませんが凄く面白かったのは確かですよ。
正直 あやうく信者になりそうでしたもん(笑
 
個人的に この様な講演がある時は極力聴きに行くようしていますが(高山では無いですねw)
今回の様な講演会の開催は非常に有意義かと主催者の方々の御尽力には頭が下がります。
 
って訳で主催頂きました「ひだ自然エネルギー協議会」には入会させて頂く所存にございます^^

 
 ハード整理してましたら 06年に作ったリーフレットが出てきまして^^
 
バウビオロギーって言葉は判りづらいって事で 最近は
あまり使ってないですが 今も言ってる事大差ありませんなww
 
そう言えば「持続可能な住まい」って ようやく国策的なキーワードになってきました。
 
 06.06.jpg
 
ハウジングアイズでは 住まい創りを通じて正しい「Baubiologie」を確立したいと考えています。 
バウビオロギーとは「人間と環境に適合した建築」
 
次世代に残せる社会資本としての耐久性と持続可能な住まいを御提案いたします。
 
 06.06-1.jpg
 
おお ロゴにもバウビオロギーのイメージイラスト入れてたんだっけ(笑  なつかし^^

 
本日も昨日に引き続き 懇談会で挙げげられた資料(本日は孫さん提供)から雑感。
 
こちら日本における 年間日照時間の図
ほらっ日本にはこんなに太陽が降ってるんだよ。自然って凄いでしょ(キラーン)的なお話でしたが。
 
同じ日本でも結構日照時間が違います。裏日本・表日本なんて言われる通り
見事に日本海側の日射時間短いですね(涙
 
nissho.jpg 
 
悲しくなりついでに比べてみますとw 飛騨高山と静岡でざっと「700時間」とか
違います・・え?泣いてなんかないですよ・・ぐし・・。
 
ところで「700時間」って大層な開きでは無い様に感じますが 実際夏季や雨季などは
太平洋側と日本海側で そんなに大きく天気は変わりませんよね。
 
となるとこの差は殆どが冬季の差って事になります・・一番必要な時期に(T_T)
 
700時間と言うと 1日8時間の日照時間として約88日分!
 
ば・・バカヤロー(-_-;) 1ヶ月が30日だろ・・80日越えの差ってなんだよ・・ケンカウッテンノカコラ・・ブツブツ・・
 
貴重な冬季の太陽 まるまる2ヶ月とか日照が無い計算になります。
だから・・泣いてないですってば・・泣かないよ男の子だもん・・泣いてなんか・・・。
 
て訳で日本全国 画一的な家造りなんて無い!ってのはこんな面からも見えるでしょ^^
 
実際 日照時間の少ない地域とは言え太陽取得熱を想定するのは当然としても
不安定な熱源に頼るより 確実な断熱計画が必要な事も容易に想像できると思います。
 
低エネルギーを志す「パッシブな家づくり」こんな所にもヒントがあります。
 
そぅそぅ以前 飛騨ぢゃ無理だべなーって「岡山」の日照で太陽光発電設置による
ペイ期間計算してみた事あるとですよ。

個人的異見としては いくら日照時間が長くっても昨年までの倍額買取り制度が復活したとしても
太陽光発電の想定ペイバックタイムは長すぎるだろって(汗 【以前の一言】

はは。またして太陽光をオチにしちゃったけどww いぇね あくまで雑感ですよ雑感。


HEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHE




 

メンバー見てて ヒステリックな会になるかと思いww ネタとして見てみましたが
落ち着いたセッションでバイアスの掛からないネット中継と言う選択も良かったと思います。
 
そこでの言動聞いてて正直 菅さん見直したんだけど・・最後に「自然エネルギー庁」があれば
とか調子に乗り出して それがなきゃ良い会合だったのに…と少し残念ではありましたww
 
でもあんな感じでネットを使ったオープンな意見交換等 今後も行って行くべきだろうと考えます。
 
さて そこで使われた資料がネット配信されていたので問題提起として一部ご紹介。 
今後のエネ戦略として「何を選択してもコストは掛かる」と言うレジュメです。
 
 cost.jpg
 
自然エネルギーへの過度な妄想は今回は触れませんが ここで特筆すべきは
これまであまり言われていなかった原子力のバックエンド費用が記述されていた事。
 
原子炉は一旦止めて全く発電しなくなっても使用済燃料の保管や廃炉・放射能監理等に
それこそ100年単位で莫大なお金が掛かりますが 私たちの前身がそれを
選択したのですから 今後の維持管理は次世代への責任として必要となります。
 
個人的に今回の原発事故以前より 原子力に対しては懐疑論者で抑制方向に持っていくべき
と言う姿勢だったのは こちら昔からお読みの方はご存知だと思いますが
突然降って湧いた様な「原発即時全停止」論と言うのは如何にも暴力的すぎないかと。
 
バックエンドとしてずっと維持費が掛かるのであれば 一度全炉を確認して
安全が確認出来たモノだけでも稼働していけば良いと思うのです。
 
こんな事書くと国賊扱いされそうですが(笑)その上で新設をなくせば
数十年後には稼働する原発は日本から消える事になります。
 
代替エネへの移行期間としても そんな極端な話でも無い様に感じるのです。
 
もちろん諸外国の原発動向も視野に 日本は唯一の被爆国でありロシアに次いで大きな
原発事故の当事者にもなった訳ですから 私たちの姿勢は大きな意味を持つのだろうと考えます。
 
早々の意思決定が難しいのは 突然国民の思考に入り込んで来た原発論議ですので
無理は無いですし転換にも時間がなさすぎる事も確かですが これまで避けてきた
代替エネルギーへの転換 もしくは原発の維持の可能性も含め議論に
十分すぎる時間を取る事は難しいでしょう。
 
それでも次世代への責任として私たちもメディアの流されないよう
一度自分の考えを整理すべき問題であり時期では無いかと思っています。

 
前回の太陽光発電はコスト的に得か?のエントリ 多くの御質問を受けましたので
これまで既出のコメント再稿しておきます。あくまで個人の主観ですので御利用は計画的にww

ソーラー1)
突然の救世主扱い太陽光発電だけど、今の発電効率では化石燃料の無駄遣い。「補助金」無しでは採算不能・イコール税金。だから発電効率を挙げるか蓄電能力UPが無ければ絵空事なんだって。あと経年劣化として黄砂など浮遊物がガラスを傷付けたり、汚れが更に効率低下を後押しする事実。


ソーラー2)
汚れのイメージとして例えば車のフロントガラス。屋根面より角度緩い車の窓ってあまり無いよね。それでも黄砂の後、雨で流れて綺麗になってる?もっと言えば住宅の窓ガラス~垂直だけどガラス葺きすると驚く位、室内明るくなるよね。だからといって30度越えの屋根の上でのパネル掃除は別のリスク。


ソーラー3)
重要な事言うよ。太陽光パネルって例えば10%が影になれば10%効率が落ちるのでは無く「出力ゼロ」もある事は意外と知られていない。例えば黄砂で汚れると?ガラスに傷付くと?さいあく勾配が緩いと雨で汚れが流れないでモジュールの隙間や傷に溜まる。さあ発電効率はどうなるでしょう。


ソーラー4)
だからソーラーがダメって話では無く、都合の良い面だけ見ても無理しか無いって話。エネルギー論などは特に、常にリスクヘッジを想定しておかなければ持続すら無理な事は今の東電を見れば明らか。それが危機管理であり両極論は存在しないと思う。

-------------------------------------

あとね。いま太陽光発電の買取価格は倍額買取が約束されていますよね。

しかし残念ながら去年までの話で 今年4月からは48円⇒42円に減額されていますが
実際の所 余剰電力買取期間は設置後10年間(120ヶ月)であります。

これが10年でペイ出来なければって言う主旨の根拠です。

更にこれまでのエントリにて 関連投稿を2つ。

■ NPOの調べにて住宅に設置された太陽光発電装置の約3割が設置後12年以内に故障
   
しているという報告があり「発電効率などから得られるはずの本来の発電量と比べると
    実際の発電量が10年以内で約4割下がった
」と言う例もあったと言う。
     http://eyescode.bijual.com/Date/20100804/    【以前の一言】

■ ドイツが算出した自然エネルギーの発電総コスト 太陽光と原子力を比べよう
     http://eyescode.bijual.com/Date/20110511/ 【以前の一言】

~そんなこんなの再生可能エネルギーとしての太陽光考察でした。
これ個人投資としてコスト面からの主観ですが もちろん更なる効率開発等期待しています。

あぁそそ ↓ 以前挙げたツブヤキ。エントリは震災前ですがこんな感じに思っております。

発電システム。個人的には火力(石炭)>地熱>水力(小規模)>風力>揚力かなと。ただ残念ながら今の技術では自然エネルギー活用は足カセに近い。火力のCO2?温暖化に限って言えば「原発からの排熱」は無視出来る範囲では無い。同じモノサシで比べましょう。

原子力(ウラン)だって化石燃料。いずれは枯渇する。枯渇が見えてからどうするかを考えるのでは無く、まだ使えるうちに代替案を進歩させる事がリスクヘッジと言える。


 
高山市での太陽光発電実績見つけたので考察。

こちら広告で入って来たので記事ベースとして使わせて頂いても差し支え無いでしょ^^
協賛メーカーとかうちの協力業者だしw と言いつつもちょっと小さめに(笑
 
 taiyoukou.jpg
Mさん家 思っていた以上の発電にビックリしています!! ←ビックリマーク×2付きw

さて 出力4.59Kwで売電合計/年間が176.352円と φ(`д´)メモメモ

まあ結構出てるんだけど単純に以前考察した時(24円/Kw)高山市での年間日射計算すると
3Kw出力で年間約78.000円の売電だったはず。

そこから算出するとこちら4.59Kwで倍額買取りだから(48円/Kw)年間238.680円の売電に
なる予定が年間売電額/176.352円単純に計算値の6割稼働しかありませんな。

なんて意地悪な事は言いませんが広告に使える位の実績なので かなり
好実績の案件かと思います。そう 机上と実績はこれ位簡単に変わるって事ですw

・・ちなみに今年4月からは Kw当たりの買取額は48円では無く42円になってます。

そんな事言っててもしょうが無いので 太陽光に関してよく頂く質問への検証として
今回は環境云々は置いといて 個人が導入した場合の経済的恩恵はあるのか?
に特化して考えてみます。
私達の仕事はクライアントのお金を有効交換する事にあると
考えていますのであくまでフラットな視点で考えたいと思います。

単純に費用対効果にて広告に載っていた下図から算出していきます。
奥様PC見ながら「返済の心配無用かなぁ…♪」なんておっしゃってますがww

110605.jpg

また オール電化にすると♪の仮定は太陽光とは関係ない為考察には入れません。

それでわ。

まずは「設置費」あくまで公平にネット等でも色々調べて最近の工事費込み平均をKw当たり
53万円と定義し 4.59Kwでまるめて240万円(消費税込)として積算ベースにします。

そして優しい私としては(笑)パネルの経年による発電劣化や故障による停止等ゼロとして
一番良い条件のままの考察とします。←ね 優しいでしょw

以上を踏まえ現金で設置した場合は 年間17.6万円の売上になりますが240万円を
回収する為には13.6年稼働してようやくペイラインです。
その後は儲けとなりますね。
 
もちろん効率の劣化が無く故障も無いと言う条件の元です。コンデンサは寿命で必ず壊れますが(爆

以上は現金で設置した場合の事で 経済的恩恵を理由に太陽光を考える方の殆どは
ローンによる設置を想定しているのでは無いでしょうか。

そこで ローンシュミレーションとして 10年・20年・30年返済で考えてみます。

10年返済の場合は広告の通り住宅ローンで「年/1.55%」
※住宅ローンで無ければこの数字は出ません。
20年以上の場合は変動なしのフラットを基準に「年/2.80%」として算出します。

ただし!

ここでは20年・30年のローンも仮定しましたがパネルの寿命がそこまで無ければ
全く意味を成しませんので長期ローンをお考えの方はお気をつけを。
※新築の場合は長期ローンで一緖にしますので考察には入れておきます。

寿命として個人的には劣化低減も含め使用可能な期間は15年程度では無いかと
思っていますが その辺はあくまで主観ですので断言はいたしません。

さあ それでは10年返済から考えてみましょう。

年利1.55%で240万円を借入すると毎月の支払額は21.840円。
年間で262.080円の支払いとなり 年間/17.6万円の発電では赤字ですね。

そこでどれ位でペイラインに乗るかと言うと 約14.8年(178ヶ月)故障劣化も無く
毎年17.8万円分稼働してくれれば 初めてそこでチャラとなります。

それ全部文字にすると見るの面倒かと思い(笑)以下表にしてみました。

==== 年間売電額/176.352円を基軸に算出(売電単価:48円/Kw実績にて)
110605-1.jpg

縦軸が返済年月 黄枠がパネルの寿命に対する投資交換金額です。

例えば10年返済の場合 パネル寿命が15年なら24480円のお得。
30年返済ならパネル寿命が20年だとしたら 9万円の赤字って意味です。

パネル寿命30年の枠も作ってますが そこまでの寿命は考えられませんので参考までにww

簡単に言えば 10年返済で太陽光を設置した場合は15年経ってようやくお隣りさんと同じ
電気代になって そこからは儲けと言う事になり 10年程度で発電しなくなった場合は
イタズラにお金と資源を使っただけと言う事になります。

返済年月による違いは上記に当てはめて御覧ください。

ただ こうなって来ると住宅ローンに組み込んで35年返済とかで想定すると経済的な恩恵は
殆ど得られなくなってしまいますね(汗 新築の場合は借入別口で考えた方が良いかもです。

もちろん この試算は倍額買取りが今後続く事(既に4月からは87%に減額されてますが)
発電効率が変わらない事(劣化が100%無く故障も一度も無い事)が前提となります。

また あくまで個人資産(設置金額)のみの交換算出ですので 環境云々・停電時の電力保全等は
全く加味しておりませんので その辺りは個人の判断にてお考え頂ければ幸いです。
 
そんなこんなで最近突然神化されて来た太陽光発電の現状考察でした。
別に太陽光を毛嫌いしてる訳ぢゃ無いですからねぃww

 
木材で熱帯夜対策?何の事かと思えば RC(鉄筋コンクリート)のビルに
スギやヒノキで作った木製パネルを取り付け 表面温度を下げると言う
 
木材の壁で熱帯夜対策 【 画像共:時事通信 】
20110527bo02n.jpg
大阪大学や民間企業らで構成する
「国産材を活用したヒートアイランド対策協議会」
の取り組み。ビルは西区の「大阪木材会館」。
 
6階建ての会館の道路に面した外壁390平方メートルに
スギとヒノキから作った木製パネルを張り付けたとの事。
 
RCの蓄熱性の弊害をカバーする意味でアリと思う。
反射光や音など二次的恩恵もありそうだ。
 
ただ使用材料は腐食等考えた処理してあるだろうけど 施工は耐候性考えてあるのだろうか。
 
まあ 考えすぎだろけどね^^ 
可笑しな施工で「やっぱ木材ダメだねぃ」なんて本末転倒な啓蒙に繋がらなければ良いなとww
 
木の国「飛騨」ですら 擁壁化粧に耐候性全く考えないで木材使ってるなんて
笑うに笑えない おマヌケまるだしの間伐材利用がある位なのでちょっとね(笑

 
福島第一原子力発電所の事故後 突然注目されだした再生可能(自然)エネルギー。

太陽光や風力が主流だが、巨大なダムを造らず 自然の川の流れなどを利用して発電する
「小水力発電」への関心も高まっている。

小水力発電、高まる関心 ダム要らず、低コストで安定稼働 【 産経ニュース 】

記事によると富山県では市民出資のファンドを作り 立山を水源とする小早月川の
小水力発電所への出資募集を昨年9月から始め 発電で得られる収益の一部を
出資者に分配金として還元する仕組みだと言う。
 
とっても面白い仕組み。アリだと思う。
 
再生可能エネルギーと言うと何故か「太陽光」ばかり挙げられるけど風力も併せ決定的に不安定。
その点小規模水力や地熱・潮力などは一次投資エネルギー無く安定した送電が行えるのが魅力。
 
脱原発を叫ぶなら産業廃棄物コジェネに併せ この辺の見直しと投資が急務かと。
まだまだ代替としての能力は原発の足元にも及ばない。
 
ようやく市民権を得てきた自然エネルギー~活かすも殺すも私たちの意識次第。
クドイけど暮らし方の見直しや幸せの定義再構築が大前提だけどね。

 
12日の岐阜の最大値は0.065マイクロシーベルトで愛知(0.044μSv)や福井(0.050μSv)と比べると高め。って測定誤差みたい数字今言う事か?RC地下室や温泉地平均より全然低いし基準内だ  http://bit.ly/mwl3Vu 岐阜の放射線量なぜ高い?「花こう岩」多い為【 中日新聞 】

~なんて昨日呟いたら 30分も経たないうちに10通を超えるDMを貰った。ツイッタすごぃね。

TLに載らないDMってトコがミソだけどw 内容は殆ど 「貴方には子供は居ないのですか?」
「心配して何が悪いのですか?」「ではマスク無しで関東を歩いてください」という有難いご教授。

まあ時期が時期とは言え なぜわざわざ関東歩かなきゃなんないのかも判らないけどw
子供は居るし 心配すること悪いなんて言ってない。少しヒステリックすぎはしないかと。

実際記事によると 近県との差が大きくて「0.021μSv」。

RC地下室や温泉平均値より全然低いって書いたけど ちなみにラドン温泉だと
普通に0.3~0.8μSv/h位はあり 湧き出してる近辺だと1μSv/h位軽く超える。

でも誰も文句言わないし怖がらない。
温泉街で湯気上がってるトコ有り難く歩きまわってるし そこで働いている人だって居る。

温泉が健康に良いから?健康に良ければ健康に悪くっても目をつぶるの?
なんて訳わからん議論がしたくなるww

都内在住者で今日は◯◯で0.5μSv/hでした。もうここまで汚染されています!
なんてツイ見ることあるけど 温泉街に住んでる人に失礼だろ。
 
ガイガーカウンターも3台あれば3台とも違う数値なんて話もあるし破滅思考も程々に。

なんでもかんでも目くじら立てるより フラットな視線で正確な情報を仕入れた方が
ストレス無く健康に暮らせますぜ。

いちお優しくDM返したったら反論一通も無し。なんだかなあ。

またしても書くけど 避けられるリスクは避けた方が良いのは勿論として
物事不必要にヒステリックで両極な思考は弊害の方が大きいし損だと思いますぞw
 
いあ何も根拠なく安心してろって意味ぢゃ無いですからねww


 
節電の夏は超クールに――環境省が「スーパークールビズ」を発表。

省内でジーパン・アロハOK 環境省、超クールビズ推進 【 ASAHI.com 】
ここで言うクールビズとは冷房時の室温を28度に設定し節電を促す取り組み。

ってどんだけボキャブラリ少ないんだよ とか去年までは洒落だったのか?
なんてツッコミは置いきまして。

今日ちょっと呟いてはみたけど 冷房温度の設定なんて画一的に温度で区切るより
絶対湿度との兼ね合いで考えた方が効率的に涼を得られ 
なおかつ省エネに繋がる事も
多いだろうに頭ごなしに28度なんて。ナンセンスすぎで呆れる。

簡単に絶対湿度とは 空気1m3に水分が何グラム含まれているかで単位は(g/m3)。
単純に単位体積当りに何gの水蒸気が含まれているかという数字です

相対湿度と絶対湿度の関係の計算について判りやすい解説が⇒ こちら 【 OKウェブ】

それらを踏まえ 例えば気温26℃(乾球示度)で相対湿度が80%の場合
絶対湿度(水蒸気量)は19.5g/m3となり 不快指数は76を越え不快


それに対し上記同様に 気温28℃でも相対湿度が45%の場合は
絶対湿度は12.12g/m3となり 不快指数は75を切ってかなり快適
となる。

これ単に例だけどアリそうな話でしょ。 温度と湿度の関係で体感は変わると言う事
少しは意識したほうが良いんぢゃ無いかな。

じめっとした日に27度だからってエアコン止めた上 窓開けて湿度の高い空気を
室内に入れたらどうだろう?相対として仕事効率は劇的に落ちると思う。

だったら温度に関わらず適正な絶対湿度(12~16g/m3)程度を維持すべく
湿度管理を行った方が 28度越えになるまで待ってダラダラと冷房使うより
ずっと電気使用量も少ないハズである。

官公庁など大きな空間で更にRC造なら尚の事 日射をセーブして上手に
湿度管理する事で快適に省エネが操作出来ると言うものだ。

ただ「ある程度」の気密と蓄熱が望めるRC(鉄筋コンクリート)造だからって話で
気密性が低くQ値が悪い住宅だと 残念ながらエアコン除湿能力より
眼に見えない隙間からの多湿空気の流入の方が大きくなる事は否めないので
電気代はそれなりに掛かってしまう事になります・・。すません。

確実に言える事は RC・木造に関わらず 建物の気密性・Q値を上げる事で
根性論に頼らないで 夏も省エネで快適に暮らせるって事になるんですけどね


その前に「欲しがりません勝つまでは」論では無く 賢く大切に文明を使うって姿勢が正論かなと。

さて先日挙げた「ドイツ:洋上ウインドファームの稼働」エントリにて

遠巻きにだけど ドイツ等EUは「不安定な自然エネルギー」をメインにしても
近隣諸国から安定した電力を買えるから導入リスクが少ない
ドイツがぁースェーデンがぁーって日本人はすぐ諸外国を持ち上げるけど
島国の日本がそのまま真似しても無理だよ←って意味だったんだけどそれちと訂正

その後ドイツがどれくらい原発エネルギーを買ってるのか調べてて・・見つけたのがコレ。

RWE・AGより Germany: Import and Export of Electricity (2007)
ドイツにおける 「2007年の電気:輸入と輸出量」 ↓画像はクリックで大きくなります。

4dd7fe5e.jpg

もちろん時間差もあるので これが原発停止後も続くとは思わないけど
気になるフランスからの電力(原子力)輸出入を比べてみると 輸入しているより
3倍以上輸出の方が多い事が判ります。正直驚きました ,,orz

こちらのサイト内のページにもありますが ドイツの再生可能エネルギー投資の根本は
不安定な中東オイル依存脱却にあるようです。

そう言えば 米国のEV車誘導の根底も中東依存からの脱却がメインロジック。
どの国も 中長期な計画の元エネルギー戦略を立てている事が判ります。

それにしても この電力供給の相互関係って羨ましい位すごいですね。

------ さて話は変わって 電力を支える自然エネルギーの実用性。
 
環境社会市場経済フォーラム(FOS)の調査報告から
ドイツで発電にかかる総コスト「1KW/時あたり」は以下の数字です。

◇ 水力発電 = 約7.8円
◇ 風力発電 = 約9.1円
◇ 石炭発電 = 約14.6円
◇ 原子力発電 = 約15.4円
◇ 太陽光発電 = 約55.8円  ~との事です。  

えっ 自然エネ結構使えるっw   ※あぁ太陽光は除外しての話ざますわよ。

このFOSの算出根拠については Midori Rosbach さんによると【Twitter】
単に発電一次コストだけで無く 補助金や環境保護・従業員及び住民の健康に関わる
コスト・燃料輸入等政治コストも含んでいるとの事ですので 限りなく実態数字に近いと言えます。

勉強になりました,,orz

また 最近突然の救世主扱い太陽光のコストは買取優遇コストも含んでいるとは思いますが
普及のための補助金等々考えると同じ自然由来でも やはり大食いの電力と言えそうです。

日本が近道なのは水力・地熱そして 埋蔵年数から技術の輸出も含めた
クリーンコール(石炭)開発でしょうか。ヒステリックでない原発構想の協議も必要でしょう。

ひとつの可能性として原子力より石炭力 【 去年の一言 】

もちろん画一な話ではなく 地熱や風力など色々なエネルギーのベストミックスを前提に
今 日本の置かれている現状は変革タイミングとして これ以上無いチャンスとも言えそうです。

ピークオイルやオイルマネー暴力を視野に 原発の是非や代替エネの時間的戦略等
ここ数年の日本の決断が近未来の行方を握っていると思います。

単に原発即停止!とか乱暴な主張では無く ひとつの選択肢・可能性としての話です。

とりあえず こんな情報もちょっと知っておくとメディアの工作に気付く事も多いかも。

 
方向性とか短期の可能性をエガエガと書こうかと思ったんだけど・・時間厳しいので明日にでもww

窓の外は「雨」一字違いで「亀」ぢゃ無くって良かったよ。
実際んなもん降ったアカツキにゃ危なくってしょーがないわねw



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こんにちは。
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男性
自己紹介:
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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。

豊かな自然に恵まれたこの飛騨を、もっと住みやすく楽しくw そして笑顔と技術を全国へ。

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